向井太一、憧れのR&Bシンガー DOUBLEとHI-Dへのエモすぎる想いを語る

自身の音楽ルーツや楽曲を紹介しながら、過去から未来を紐解いて行く特別放送で向井太一が語った想いとは?
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2019.04.27 10:00

自身の音楽ルーツや楽曲を紹介しながら過去から未来を紐解いて行くことをコンセプトにした、シンガーソングライターの向井太一と音楽ライターの末崎裕之による特別番組「Back to roots」。


block.fm Massive Week中の4月23日(火)の放送では、番組コンセプトに沿って向井太一がこれまでに影響を受けた曲とそれにまつわるエピソードを曲ごとに語ったが、特に印象的だったのは彼のR&B観の元になったDOUBLEとHI-Dに対する熱い想いだった。


Back to roots 

アーカイブ視聴はこちら

https://block.fm/radios/706





DOUBLE「Who’s That Girl」


向井太一(以下M):いやぁ〜、姐さんって感じですね。


末崎裕之(以下S):これ、でも実はTAKAKOさんにお会いしたことがあるんですね?


M:そうなんですよ。この前ルンヒャンさんというシンガーソングライターさんのワンマンライヴに行きまして、その時にTAKAKOさんもいらっしゃったので、泣きました。この時代って本当にジャンルがすごくハッキリしていて“R&BはR&B”、“ヒップホップはヒップホップ”のような感じで。DOUBLEさんってその時代のR&Bを象徴する人なんですよ。ファッションもそうだし、楽曲も歌い方もリリックも含めて僕の中でのR&Bってこういうことだなって方なんですね。とにかくその時の思い出が全部フラッシュバックするくらい感動しちゃって。いまだに大好きな曲ですね。


この「Who’s That Girl」が入っている『VISION』というアルバムがすごく好きなんですが、大好きな曲がいっぱいあったのでどの曲にするか迷ったんですよ。あとでジャケットとかは調べてほしいんですけど、DOUBLEさんはとにかくセルフプロデュース力がすごいんです。ファッションもそうだしジャケットひとつとってもすごくこだわり抜いておられるからそういうところもアーティストとしてすごく尊敬できるなっていうのがありますね。大好きなアーティストです。


S:ミュージックビデオも可愛かったですね。


M:いや本当にいいですよね。DOUBLEさんってゴリゴリ踊るMVもあったり、しっとり歌い込むような大人なMVもあったりとか結構MVにも幅がありますよね。でも今聴いても全然古い気がしないというか。


S:かっこいい。お洒落。


M:お洒落ですよね。あとこのアルバムの時はヴォーカルの感じも良い意味ですごく軽いんですよ。それもすごく好き。当時のR&Bを表している感じがします。


S:そうですね。


M:でも、これ大丈夫? エモ過ぎて僕のすごくパーソナルな部分が出すぎて…。


S:泣かないでくださいね(笑)。



HI-D 「Be with you」


M:次はR&Bのソロシンガーといえば、この人というくらい大好きなアーティストです。自分自身の楽曲に色々な要素を積極的に入れつつやっているんですけど、やっぱり自分のルーツのことを考えた場合、僕のR&Bのルーツ的な部分がここにあるなぁと改めて自分でも感じました。


S:しかもこの曲にも思い入れがあるんでしょ?


M:そうなんですよ。この曲は実は僕が初めて人前で歌った曲でして。通っていた高校の文化祭でカラオケ選手権という枠があったんですけど、そこで初めて人前で歌いました。その時はなんというか全身の毛穴が開く感じでした。最初は緊張して吐きそうになっていたんですけどステージに立った瞬間、本当にそれが全部吹き飛ぶくらい興奮して、その時に初めて歌手になろうって思いました。


S:おお! じゃあ、まさに今ここにいるのもこの曲があって…。


M:そう、この曲のおかげなんですよ。本当に。だから思い出深い曲になっています。この曲をプロデュースしたのは、Shingo.SさんというR&Bのスペシャルなスーパーなプロデューサーなんですけど、この曲を歌った10何年後に実は僕がShingo.Sさんと一緒に「ポートマン」という曲を書いていまして。


S:Shingo.Sさんとやってどうでした?


M:初めてお会いした時に、「(僕が)初めて歌った曲はShingo.Sさんの曲です」と伝えました。それでその後にShingo.SさんがTwitterで「10何年前に自分が作った曲を当時ある男の子が聴いていて、その彼がデビューして今、一緒に曲を作っているのは感慨深い」みたいなツイートをされていたんですね。それをHI-Dさんがいいねを押してくれていていたからエモが溢れてきて。でも、不思議な感覚というか僕は音楽が好きで、R&Bが好きで今アーティストになっているけど、その時のファンの気持ちみたいなものがずっと残っているんですね。だから今、ずっと自分が聴き続けていた人たちとご一緒する機会があることはすごく幸せなことだなと思いましたね。



【番組情報】




Back to roots 

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https://block.fm/radios/706

written by Jun Fukunaga



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