Diplo、Bonobo、Goldieなどトップアーティスト達からも支持される奇才プロデューサーのMachinedrumが、クリエイティブ・スタジオ「Rhizomatiks」の創設者であり、これまでに坂本龍一、Björk、Squarepusher、Nosaj Thingらとコラボレーションを重ねてきた、境界を切り開くメディアアーティストの真鍋大度、Rhizomatiksとタッグを組み、4月24日（土）に最新ライブ「A View of U」」をストリーミング配信する。
Machinedrumの最新アルバムや未発表曲、クラシックが披露される予定
没入型のオーディオビジュアル・パフォーマンスとなる今回の配信ライブは、昨年10月にリリースされたMachinedrumの最新アルバム『A View of U』収録曲に未発曲やクラシック曲を加えた内容となる予定。また、Rhizomatiksが開発した4D撮影システムを用いて、現実と仮想の世界を行き来する新しいオーディオビジュアル作品が展開される。
真鍋大度によると、既存のVolumetric Captureのシステムはリアルタイムで処理を出来るものがなく、またRhizomatiksのビジュアルシステムに接合するためには冗長な部分が多くなるため、Rhizomatiksの表現に適した、リアルタイムとノンリアルタイム処理の両方に対応したVolumetricの撮影システムをRhizomatiksで新たに独自に開発。グリーンバックや複雑なセッティングが必要ないなどのメリットがあり、ライブが出来るようになった際にも応用ができるという。
現実と仮想の世界を行き来する新しいオーディオビジュアル体験を提供
今回の配信ライブにあたり、真鍋大度とMachinedrumは以下のようにコメントしている。
「僕はTravisの音楽を自分が学生の頃からずっとフォローして来て、楽曲を聞くだけでなく、DJの時にも数え切れないくらい彼の楽曲をプレイしていました。MachinedrumだけでなくSyndrone、Tstewartそして最近のJETS、そして彼の素晴らしいリミックス作品も本当に好きです。常にトレンドとなるグルーブやフォームをいち早くキャッチして、自分のオリジナリティとアイデンティティを保ちながら、最新の音楽へ進化させる姿は自分の制作活動にも大きなインスピレーションを与えてくれます。このライブではライゾマティクスが今回のために開発した4Dの撮影システムを用いて、リアルとバーチャルをシームレスに行ったり来たりしながら新しいオーディオビジュアル体験を提供します。長年の夢だったMachinedrumと僕、そしてRhizomatiksのコラボレーションを楽しみにしていてください」
真鍋大度
「私は何年も前からDaitoの作品を高く評価しています。既成概念にとらわれない発想で、誰も考えてこなかったコンセプトを生み出し、それを実現する能力にはいつも感心しています。DaitoやRhizomatiksチームと一緒に仕事をすることは私の夢であり、今回のプロジェクトで一緒にコラボレーションできることをとても嬉しく思います」
Machinedrum
配信ライブは、複数の異なるタイムゾーンで配信され、日本では4月24日（土）20時より配信開始。アーカイブ配信はなしとのことなので、気になった人はお見逃しなく!
【イベント情報】
“A VIEW OF U LIVE” - 4月24日 (土)
ASIA 8PM JST
UK 8PM GMT
US 6PM PST
https://machinedrum.net/avoulive/
written by Jun Fukunaga