ラッパー・Commonも参加! August Greene(オーガスト・グリーン)というグループとは?

ヒップホップとジャズの豪華メンバーが参加
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2018.09.25 01:30

ヒップホップとジャズを掛け合わせたグループ・August Greene(オーガスト・グリーン)


これまで数多くのアーティストと競演し、グラミー賞を受賞した経験のあるラッパーのCommon(コモン)が中心となって結成したのがAugust Greene(オーガスト・グリーン)だ。今回はこれまでにシングル「Optimistic」を発表しアルバムもリリースした、August Greeneのメンバーや作品について紹介する。




August Greeneの楽曲を聴く方法


August Greeneを結成するきっかけになったのは「Tiny Desk Concert」でのライブである。ホワイトハウスで行われたライブはCommon名義での出演だったが、後にグループに参加するメンバーが演奏していた。August Greeneがリリースした楽曲を聴きたい場合、まずYoutubeの公式チャンネルで「Optimistic」がアップロードされている。ゲストとしてBrandy(ブランディー)が参加していることで話題になった楽曲だ。さらにサウンドクラウドには「Black Kennedy」という楽曲がアップロードされており試聴することが可能だ。


また、後に発表された『August Greene』というグループ名と同じタイトルのアルバムは、最初Amazon Musicだけでリリースされ、しばらくして他の音楽サイトでも配信されるようになった。シングルの「Optimistic」もアルバムには収録された。アナログやCDなどフィジカルでのリリースも予定されている。August Greene名義になった後も「Tiny Desk Concert」に出演し「Optimistic」などの楽曲を披露した。



August Greeneのファーストシングル「Optimistic」について


ラッパーのCommonなど豪華メンバーが参加していることで話題になったAugust Greeneが最初に発表したシングルは「Optimistic」である。この楽曲はゴスペルグループであるSounds Of Blackness(サウンズ・オブ・ブラックネス)が1991年にリリースしたヒット曲をリメイクしたものだ。


原曲はドナルドトランプが2017年に大統領に就任したことに大して、ラッパーのChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)などが中心になって始まったムーヴメントで使われたことで話題になった。CommonのラップとBrandyの歌によってリメイクされた「Optimistic」は、アメリカの希望を感じさせるような内容になっている。





Commonはどんなラッパーか


Commonはシカゴで生まれたラッパーである。映画俳優として「ターミネーター4」などの作品に出演していることでも知られる。活動開始直後はCommon Sense(コモン・センス)という名義だったが、ロサンゼルスのバンドに訴えられたことがきっかけで改名した。


Commonのラップは金やドラッグといった内容をリリックにすることは少なく、紳士的でスマートな内容が多い。キング牧師のことを尊敬しており、『グローリー明日への行進』というキング牧師の半生を取り扱った映画ではサウンドトラックに楽曲を提供した。公民権運動についての映画の内容とリンクするように栄光を掴むことをラップしているのが特徴で、John Legend(ジョン・レジェンド)がボーカルとして参加した。ビートレスでストリングスとピアノだけで構成された楽曲も大きな特徴だ。




August Greeneで楽器を担当するメンバーについて


August GreeneのメンバーであるRobert Glasper(ロバート・グラスパー)はアメリカ生まれのジャズピアニストである。ジャズだけでなくヒップホップの分野とも関係が深く、アルバムでさまざまなジャンルの音楽の要素を取り入れている。


もう1人のメンバーであるKarriem Wiggins(カリーム・リギンス)はジャズドラマーとして活動しており、Commonのアルバムで曲を手がけたことをきっかけにヒップホップのプロデューサーとしても活躍するようになった。デトロイトを拠点にして、ジャズとヒップホップどちらのシーンにも深い関わりを持つアーティストだ。近年ではポールマッカートニーのバンドでもドラムを担当した。



photo: facebook


written by 編集部


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