クリエイター目線で語る、注目のApple新製品はどれ?【Apple Special Event】

m-flo ☆Taku連載「Apple Addict」。第1回はApple Special Eventで発表された新製品にフォーカス。
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2019.09.12 13:00

Written by ☆Taku Takahashi(Twitter:@takudj


いままでデジモノステーションさんでお世話になっていた連載「Apple holic」が卒業という形で終わってしまった。それでもAppleの商品について話したくて。そんなことで、block.fm読者にもAppleやガジェット好きが多いので、僕らの目線で新しい連載(不定期)を始めることにしました。その名も「Apple Addict(とりあえず仮)」。今回はApple Special Eventについて。iPhoneのカメラの数が集合体恐怖症の人にどうたらこうたら、という話がTwitterのTLに流れてきてるけど(笑)。他にもいろんなことが発表されてます。


しょっぱなのオープイングがかっこいい。いままでの製品やGUIのデザインをかっこよくシークエンスで出してくる。そしていつものことなんだけど、音楽がかっこいい。この曲はLes Gordonの「Flirting with June」という曲。Les Gordonはフランスのアーティストで、Kitsunéからもリリースしている。この辺のセンスは相変わらず素晴らしい。




iPhone 11/Pro/Pro Max


みんなが話してる“カメラが3つ”。ぶっちゃけ3つカメラを搭載しているスマホはもうすでに出ているのに、なぜそこまで騒がれるのかがわからない(笑)。配置の仕方が気にいらなかったのか?この辺は人それぞれの好みがあるから、議論しても仕方がないんだけど、僕的には問題なし。というか、一番長く見てるのは画面のほうだし。


3つ目のレンズが足されたということでとにかくカメラの話。僕らDJやアーティスト目線で話すけど、嬉しいのはナイトモード。暗闇に強くなってくれるのはとてもありがたい。あとハイキー照明で後ろが白バックになるのは簡単にアー写っぽいのが撮れちゃって便利。あと、広角で撮れるからかっこいい写真になりやすい。さらに便利なのが写真モードでも長押ししてたら動画もとれちゃうところ。インスタっぽい感覚で切り替える感じ。カメラから動画への切り替えってけっこう大事な瞬間をミスっちゃってたからありがたい。


あとは何よりもバッテリー。LINEとかSlackなんかの連絡アプリを仕事で使ってるからか、とにかくバッテリー消費が早い。今回はPro Maxだと5時間(理論的数値)増えてる。本格的なデジカメには敵わないとしても、アーティストたちの発信するインスタやYouTubeの質が上がっていくと思う。あとCPUやGPUの向上って発表的に地味だけど、こういうのって気づかないところで人生が豊かになる要素だから無視できないところ。




Apple TV+


Netflixやhulu、さらにAmazon Prime Videoなど、日本でも海外や日本のドラマ、映画、そしてドキュメンタリーを楽しめるようになった中、昔よりは便利さが伝わってきたと思う。ただ現状、日本でのApple TVのサービスって大きな違いがあって。それはテレビ番組を購入できないこと。最近のテレビとかには最初からネトフリやhuluとかが入ってるんで、ゲットする意味が無いって思うユーザーもいたかもしれない。でもここで面白いApple Original作品が出てきたら、何かが変わってくるかもって思いながら『See』の予告編を観てみた。


世界のすべての人々から「視力」が奪われた世界。そんな中、視力を持つ子供が生まれる。そこで巻き起こる社会問題や主人公たちの価値観のぶつかり合い、葛藤を描いた作品になりそう。主演も『ゲーム・オブ・スローンズ』や『アクアマン』のジェイソン・モモアだし、確かに今のアメリカで期待される、というか僕は観てみたい作品ではある。しかもサブスク600円!安い!!ただ、そもそもテレビ番組がiTunesにない日本、サブスクで他の番組も観られるようになるのか?そのへんが今後気になるところ。とりあえず、加入して今後レポします。




iPadとWATCH SERIES 5


とにかく安くなったよね。Retinaで画面がキレイになって、前の世代とはいえApple Pencilが使えて34,800円。Proを持っている人には必要ないかもだけど、これから安く買いたいって人にはもってこいな価格設定。そして全てのiPadユーザに嬉しいOSのパワーアップ。ワープロソフト以外ではキーボードが大きすぎて不便だなあって思う時があったんで、新しいフロート仕様の小さいキーボードはありがたい。


WATCHの新しいGUIがかっこよくなった。一番よく見る画面である「時計」のデザインがすごく好きな感じ。他のかっこいいなって思うスマートウォッチって結局、そこなんだよね。リストバンドのデザインで良いなって思ったのはHermes。いままでのシリーズでいちばんおしゃれだと思った。女性イメージが強いけど、男子もいけるんじゃないかな。さらにコンパスがついて地図がわかりやすくなったって言ってたけど、ぶっちゃけこのサイズでいままで地図を見てない僕には便利なのかどうかは、試してみないとわからないかな。一番嬉しいのは電池の持ち時間。iPhoneの電池が切れた時とか、すごく助かる。


Apple Arcade


サブスク系ゲームはすでにXboxなどが初めているけど、Appleも本気。そんななか、KONAMIとCAPCOMという日本の会社が2社いきなり出てきたこと。Nintendo Switchなどのポータブルゲーム筐体と戦おうという姿勢は前から出しているけど、プレゼンテーションの最初に出してきたのはちょっとした意思表示にも感じた。そしてANNAPURNAが「ミュージックビデオとゲームの融合」って表現をしたけど、本家音ゲーを作ったKONAMIがどういうふうに感じたかってのも気になった。個人的にはビーマニやDDRを早くiPhoneやiPadで出してもらいたい。


今回は僕らクリエーターが期待してたMacintosh Proが発表されなかったのは残念だったけど、新しいiPhoneがすごく気になった。僕らみたいにカメラ向上のリクエストが無い人にはあまり衝撃を受ける発表じゃなかったかもしれないけど、このアップデート意向、もっと質の高いセミプロの映像作品が生まれるきっかけになるかもしれない。発表は相変わらずエキセントリックではなかったんで、いつも僕が勝手につけてる点数のKeynote指数は81点。


Apple Special Event:https://www.apple.com/jp/apple-events/september-2019/


Photo by YouTube/Apple





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