現在、新型コロナウイルス感染の第二波に悩まされているイギリスだが、同国出身のAphex Twinが自身のコロナ禍に対する見解をSoundCloudで示している。
Aphex Twinは、彼のものとされる「user18081971」アカウントのbio欄で、自身のアカウントに寄せられる多数のプライベートメッセージのひとつに返信するという形でコロナ禍に対する自身の見解を表明。 以前はデマと見なしていたコロナ禍を今では疑っていないが、それによって市民権や人権の侵害が起きていることを憂慮していると書き込み、パーマカルチャー(人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法)に関するYouTube動画のリンクをシェアしている。
また、アカウント内のコメント欄では別のユーザーへの返信も行われており、イギリス政府が定めたコロナ対策で7人以上の集まりを禁止する通称「6人ルール」や最近、大きな反発を招いたイギリスの財務大臣によるミャージシャンや音楽業界人に対する転職を進めるような発言に対しても批判的な見解を示している。
Aphex Twinは、以前もSoundCloudのbio欄を使い、”何の罪も犯していないのに自宅に軟禁されることは、警察国家の所業であって、ここにはもはや民主主義はない”とイギリス政府の外出自粛要請を批判している。
一風変わった形で自身の意見を再び表明しているAphex Twinだが、最近では謎のロゴが再び世界各地に出現したことも大きな話題に。現在、そのロゴはAphex Twinが関わった音楽機材のリリースを示唆するものと見られている。
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written by Jun Fukunaga
source:
https://www.dummymag.com/news/aphex-twin-covid-19-coronavirus-human-rights-worried/
photo: TechnoHippyBiker