意外? アニメの楽曲も手掛けているアーティストやDJ

アニメへの楽曲提供や音楽監修で参加しているJ-Popやクラブミュージックで活躍しているアーティストやプロデューサーとその作品を紹介。
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2018.06.19 14:33

日本のアニメ文化が国境を越え、世界中の人々を魅了し続けている。そして、そのような二次元的ストーリーテリングをより一層活かしてくれる一要素は、良質な音楽。そんな中でも、名の知れた音楽プロデューサーやミュージシャン、そしてDJなども日本のアニメの音楽監修や楽曲提供に参加していることは知っていただろうか。アニメの音楽を担当した日本を代表する名プロデューサーやミュージシャンたちをいくつか紹介しよう。


大人向けアニメのオープニングは電気グルーヴでアゲる


今では日本を代表するテクノユニットの電気グルーヴは、「墓場鬼太郎」、「空中ブランコ」、そしてネットフリックス配信の「Devilman Crybaby」と言った大人向けのアニメシリーズを主題歌として参加している。石野卓球氏自身も、「交響詩篇エウレカセブン」シリーズにも楽曲提供をしており、テクノとアニメの可能性を挑戦し続ける。




積極的に現代のアニメ制作の音楽監修を行っているagraph(牛尾憲輔) 


現在、電気グルーヴのサポートメンバーを務め、agraph(アグラフ)名義でソロユニットとして活動している牛尾憲輔氏もアニメへの楽曲提供や音楽監修を積極的に参加している。「ピンポン」や「Devilman Crybaby」のテレビアニメシリーズでのスピード感溢れるテクノサウンドのみならず、話題となった2016年公開のアニメ映画「聲の形」や2018年公開の「リズと青い鳥」の繊細な表現の音楽監修をも担当している。牛尾氏自身も、自他共に認めるアニメオタクでもあり、邦楽ロックバンドのクラムボンのメンバーでもあるミト氏と一緒に2ANIMEnyDJ(トゥー・アニメ・DJ)という名義でアニメソングを中心としたパーティーでのDJ活動もしている。






侍物語とヒップホップという予想外の化学反応を起こしたNujabes


今は亡き、日本人ヒップホップトラックメイカーのNujabes(ヌジャベス)もアニメに楽曲提供をしていたのは知っていただろうか。90年代に世界中のアニメファンをうならせた大人向けアニメ「カウボーイビバップ」のプロデューサー、渡辺信一郎氏が手掛ける2000年代放送のアニメ「サムライ・チャンプルー」に数トラックを提供している。江戸時代の流浪の侍たちをスタイリッシュに描き出した映像とヒップホップのチルアウトなトラックでという予想外の相性の良さに、世界中のアニメファンも絶賛。元々は、渡辺信一郎氏がNujabesのファンでもあり、彼からのラブコールで実現されたという逸話。このような実験的な組み合わせから、日本のアニメ文化の可能性が広がったと言っても過言ではないだろう。





過激でカラフルな落ちこぼれ天使たちをより“Kawaii”にした☆Taku TakahashiとTeddyloid


J-POPでも成功をおさめ、2018年にも再起動したm-floのDJ兼プロデューサーの☆Taku Takahashi(タク・タカハシ)もアニメでも楽曲提供をしている。「Panty and Stocking with Garterbelt」は、「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けているアニメスタジオのGAINAX制作のアニメシリーズ。アメリカのカートゥーン風の絵柄と、日本のアニメのデザインという一風変わった作画に、放送コードギリギリのセクシーシーンやセリフを加えた新感覚アニメシリーズとなっている。カラフルで過激な天使のヒロインたちに、☆Taku Takahashiを中心に、若手トラックメイカーのTeddyloid(テディロイド)とTCY FORCEも担当し、より一層ポップさも加え、新たな”Kawaii”アニメとして人気を博した。


Panty & Stocking with Garterbelt OST - Fallen Angel




D Rock City feat. Debra Zeer




二次元の男性アイドルグループにも楽曲提供をした小室哲哉


90年代のJ-POPを席巻し、現代でも活躍するトラックメイカーやミュージシャンたちにも多大な影響を与えた名プロデューサー、小室哲哉もアニメの楽曲提供を積極的にしている。現在、女性アニメファンたちに人気のアイドルアニメシリーズ「アイドリッシュセブン」に登場する男性3人組のアイドルグループ、Triggerへの楽曲「DAYBREAK INTERLUDE」を提供をしたことが話題となった。一見、意外かもしれないが、かつて小室氏が活動していたT.M.Networkでも、ハードボイルドアニメシリーズの「シティ・ハンター」の主題歌「Get Wild」が大ヒット。そして「吸血鬼ハンターD」でもサウンドトラックを担当しているため、思い返してみれば日本を代表するプロデューサーもアニメ制作に積極的に参加していたのだ。


アイドリッシュセブン『DAYBREAK INTERLUDE/TRIGGER』MV FULL




TM NETWORK / Get Wild(TM NETWORK FINAL MISSION -START investigation-)




意外にも、クラブ音楽やJ-POPで活躍しているこのようなアーティストやプロデューサーたちも日本のアニメに参加しているため、アニメとクラブ文化はそんなに遠くない関係性なのかもしれない。一度、アニメでアガッてみてはいかがだろうか。


Photo:

https://www.facebook.com/denkigrooveofficial/


Written by 編集部


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