コロナ禍の業界支援を目的にした「クラブやライブハウス用の営業再開ガイド」の無料配布が開始

ナイトライフ/イベント制作の専門家が複数の分野に渡る専門家からの情報を基に作成したガイドは日本語版も配布されている。
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2020.08.26 10:00

15年以上のライブ・イベントの経験を持ち、3大陸で500人から10万人までの規模のイベントを何百もプロデュースしてきたNYのナイトライフ/イベント制作の専門家であるモーガン・ディーン (508 Eventsのマネージングパートナー/Lasher Louis Productionsの創設者で、Tao GroupとMade Eventに在籍していた人物)が、「A Light In the Night – 新型コロナウィルス時代のナイトライフの再開と運営ガイド」を作成。現在は英語、スペイン語、日本語版の無償配布が行われている。



ヘルスケア、音楽フェスなど複数の分野に渡る専門家からの情報を基に作成


「A Light In the Night – 新型コロナウィルス時代のナイトライフの再開と運営ガイド」は、大規模なクラブ会場や、コングロマリット(複合企業)が直面している問題と、インディペンデントな小規模会場の問題は同じではなく、ほとんどが未解決のままであることを理解した上で、モーガン・ディーンの15年以上の経験と、共著者であるVemosの協力を得て、テクニカルソリューション、ヘルスケア、音楽フェス、ナイトライフ、イベントなど、複数の分野に渡る専門家からの情報を基に作成されているのが特徴だ。 


ガイドの目的は、ビジネスに合わせたガイドラインを無料で提供することで、小規模でインディペンデントな会場が、再オープンの構想を練り始めることができるようにすることにあり、読者のために会場で使える提案や質疑応答、計画を実行出来るようにするための情報が含まれている。



アップデートされていく”生きた文書” 


またガイドは、”生きた文書”になっており、ベストプラクティスと業界からのフィードバックに応じてアップデート、編集される。ガイドのユーザーには、最新の情報がメールで通知される仕組みになっている。 


ガイドについて、モーガン・ディーンは、以下のようにコメント。 


“私たちは、地元のインディペンデントなナイトライフは、芸術と文化の健全性と存続に不可欠であると信じています。世界中の小さな会場では、新しい才能、刺激的なトレンド、注目すべきアイデアが生まれています。また、歴史を尊重し、文化的伝統を維持しているところもあります。中にはその両方を行っているところもあります。このガイドはチェックリストではありません。むしろ、これが小規模でローカルなナイトライフの価値と重要性、そしてそれを維持する方法についての世界的な会話の始まりになることを願っています…Save the Dancefloor”



ガイドの内容は? 


なお、ガイドは以下のような内容になっている。 


・会場・店舗の準備 ・接客上の配慮と対策 

・従業員・スタッフの準備 ・顧客へ向けた通知

・お知らせ ・アーティストリレーションとホスピタリティ 

・ベンダーリレーション(仕入れ先業者との関係) 

・公的機関関係 ・新しい収益機会 

・テンプレートの例文ダウンロード  


新型コロナ感染症が未だ収束を見せぬ中、行政が定めるガイドラインに沿って安全対策を行いながら営業を続けるクラブやライブハウスなど音楽ベニューは多いが、今回のガイドは、そういったベニューにとってもセカンドオピニオンとして目を通しておく価値があるのではないだろうか? 


「A Light In the Night – 新型コロナウィルス時代のナイトライフの再開と運営ガイド」は、covidnightlifeguide.comより無料でダウンロードできる。 


written by Jun Fukunaga



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