公開30周年を迎えるアニメ映画『AKIRA』をトリビュートする3つのレア音源

山城祥二のNTS Radio音源のほか、『AKIRA』にインスパイアされたDJ Mix、テクノなど。
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2018.07.03 10:00

80年代に公開され、世界のアニメシーンはもちろんのこと、音楽シーンにも多大な影響を与えたSFアニメ映画『AKIRA』が今年7月で公開から30周年を迎える。 


映画公開から30周年を迎える『AKIRA』をトリビュートした音源  


大友克洋による『AKIRA』は、原作漫画が1982年に連載が開始され、1988年7月にアニメ映画版が公開。それ以来、未だ日本はもちろんのこと、海外でも熱狂的なフォロワーを生み出し続けている日本SFアニメの傑作だ。  


芸能山城組主宰者が『AKIRA』に影響を与えた曲を紹介 


そんなアニメの公開から30周年を迎える今年、これまでに同作の劇伴を担当した芸能山城組の主宰者である山城祥二が、イギリスの人気ネットラジオ局NTS Radioにて6月12日に放送された特番「AKIRA INFLUENCES」に出演。『AKIRA』に影響を与えた音楽を1時間弱に渡って紹介した。




同番組は現在、アーカイヴ音源がNTSやそのMixCloudで視聴可能。またプレイされたのはロシアやブルガリアの作曲家のほか、バリの音楽グループYama Sariの音源、80年代にリリースされて『アフリカ幻唱』に収録されている「Prayer Of "The Gerre”」などの芸能山城組音源数曲に加え、東大寺の僧侶による音源などだ。



もうひとつの『AKIRA』サントラ的DJ Mix  


次にもうひとつの『AKIRA』トリビュート音源は、イギリスのカルチャー系メディアCrack Magazineの企画によるDJ Mix「An Alternative Soundtrack for Akira – Mixed by 主な戦闘 LORD TUSK」だ。こちらは、DJ Mixを行なったロンドンのエレクトロシーンで奇才と称されるLord Tuskが担当している。




彼がイメージする『AKIRA』のサントラを再現する企画物のDJ Mixになっており、空想上のもうひとつの『AKIRA』サントラ的な内容になっている。


また使用されている曲は、10cc、Steven Julien、Fis、The Associatesのトラックや、近年の日本のクラシックアンビエント再評価の流れの中で80年代のリリース作がリイシューされたYasuaki Shimizuのトラックなど。Mixで使用されているトラックの中では、中盤の28分頃からプレイされるIchiko Hashimo「Kitsune」が超ドープ。エクスペリメンタルでダビーな日本のカルトアンビエントが好きな人は必聴だ。



Bwanaによるブーティー『AKIRA』テクノ 


なお、今回の企画以外にも『AKIRA』関連では、ベルリン在住の人気DJ/プロデューサーのBwanaが、人気レーベル「Lucky Me」から『AKIRA』 にインスパイアされた最高にクールなブートレグ的なサンプリング・テクノ作品『Capsule's Pride EP』をリリースしている。


現在は、アナログ盤は完売しているものの、Lucky MeのYouTubeチャンネルで視聴可能なので是非こちらも『AKIRA』ファンはチェックしてほしい。またデジタル盤は、Lucky Meのサイトにてメールアドレス登録することで無料でダウンロードすることも可能だ。



written by Jun Fukunaga


source:

https://www.nts.live/shows/guests/episodes/akira-influences-w-dr-yamashiro-11th-june-2018

https://crackmagazine.net/article/mixprofile/an-alternative-soundtrack-for-akira-mixed-by-%E4%B8%BB%E3%81%AA%E6%88%A6%E9%97%98-lord-tusk/

https://luckyme.net/bwana/


photo: 

NTS Radio





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