話題のパソコンなしで音楽が作れる「AKAI Force」はこう使え! 音楽クリエイター必見のチュートリアル動画まとめ

サンプルのロードからCDJとのハイヴリッドパフォーマンスまで公開中のチュートリアル動画をピックアップしてご紹介。
SHARE
2019.02.06 11:00

今年1月にサンプラーの名機「MPC」で知られるAKAI professionalから発売されて話題になった「AKAI Force」。この機材の特徴は何といってもこれさえあれば、パソコンなしで音楽制作やライヴができるという点であり、そこが発表当初からプロ、アマ問わず音楽クリエイターの間で注目を集めたことも記憶に新しい。 


チュートリアル動画で学ぶAKAI Forceの機能や使い方 


そんな注目の最新音楽制作機材だけに、このAKAI Forceが気になっているという人は多いはず。そこで今回は、現在、YouTubeで公開されているAKAI professional公式チュートリアル動画をいくつかピックアップしながらAKAI Forceの機能や使い方をご紹介していきたい。




クリップの演奏


まず最初にAKAI Forceのチュートリアル動画で見ておきたいのが、制作した各ループクリップを演奏する方法を解説するこの動画だ。ちなみに筆者はまだAKAI Forceの実物を触ったことがないが、このモードの使い方は、Ableton Liveのコントローラー「Push 2」のセッションビューでのクリップパッドを触ってクリップを起動させることに似ているが、Push 2とは違い、AKAI Force本体にはディスプレイが付いているため、どのクリップが実際に鳴っているかが一目でわかるところがユーザーとしてはやっぱり便利だなと思う。またそのクリップの表示もAbleton Live風なので、Liveユーザーにはより親和性があるのではないだろうか? とLiveユーザーの自分がいっておく。



サンプルのロード


次にチェックしておきたいのが、サンプルのロード方法を解説する動画。メーカーによれば、AKAI Forceにはサンプリング・サウンドが10GB以上も収録されており、元々搭載されている248種類のキットを使ったり、楽器を弾くことができない人でも用意されている2500以上のループを組み合わせていけば、1曲作り上げることだって可能だ。この動画では、ディスプレイからオーディオクリップ、MIDIクリップ、サンプル音源やキットを探して、ロードする方法を解説。CDJ 2000NXS2のように、文字入力して自分の目当ての素材にダイレクトアクセスしてロードできる点は、細かい部分だがやはり使い勝手が良さそうだ。




ループレコーディング


レコーディング時もそうだが、特にライヴ時に行えばステージ上での見栄えも良くなるのがこういった音楽機材を使ったループレコーディングを駆使した演奏だ。例えば、AKAI製品ではサンプラーのMPCシリーズでもループ演奏を駆使したパフォーマンスができるが、もちろんそれはAKAI Forceでも可能。この動画ではそんなループ演奏の方法をレクチャー。本体に接続したギターの演奏をオーディオクリップに取り組み、それにエフェクトをかける様子や、取り込んで素材化した音を切り出してループ化する方法が解説されている。



CDJとのハイヴリッドパフォーマンス  


最後に最も気になったのが、CDJとAKAI Forceのハイヴリッドパフォーマンスのチュートリアル動画だ。残念ながら動画ではこのセットアップについての詳細な解説はないものの、AKAI Forceには外部機器と対応機種同士ならワイヤレス同期できるAbleton Linkが搭載されているため、それに対応するSerato DJのようなDJソフトがあれば、こういったハイヴリッドなパフォーマンスも可能とのこと。




またAKAI ForceにはDJミキサーに付いているようなクロスフェーダーも搭載されており、それを使うことでライヴ時に自分が鳴らしたい音だけを鳴らすような演奏も可能だが、Ableton Liveのように設定次第ではDJプレイ風のパフォーマンスも可能だ。そのためこの場合もなんとなくだが、Ableton Liveがハードウェアになったようなイメージなのかなとも思う。ちなみに今後、AKAI ForceはAbleton Liveとのインテグレーションも予定されているとのことなので、そちらにも引き続き期待したい。




プロの音楽クリエイターが操るAKAI Forceパフォーマンスを見逃すな! 


なお、AKAI professionalは、早速プロの音楽クリエイターがAKAI Forceを使ってパフォーマンスするデモ動画も公開している。イギリスのシンガー/プロデューサーのShift K3Yが、AKAI Forceを使い、今月発売されてたばかりの新曲「Rhythm of the Drum」を披露する様子は必見だ。



さらに日本でもAKAI Forceを使ってプロの音楽クリエイターがライヴセットを披露するイベントも今月行われることがアナウンスされている。京都を拠点に活動するベテランプロデューサーのKen’ichi Itoiが、同機材を使ったお披露目ライヴを2月16日(金)に京都・METROで開催されるジャーマンテクノの重鎮Frank Muller来日公演にて披露するとのこと。関西の人は是非、プロのAKAI Forceさばきを実際にその目で確かめてみてはいかがだろうか?



written by Jun Fukunaga

source:

https://www.akaipro.com/force-forcexus

https://www.youtube.com/watch?v=mQHeerZNGZw&list=PLyawkFIWnO1OFhnaAcm7_vkECbczBGVl0


photo: AKAI



SHARE