世界初! 自ら作曲した音源を使ってDJプレイするAI DJ「JAI:N」が登場

あらゆるムードや環境に適応、常に変化する音楽の流れを自律的に作り出す世界初のAI駆動型DJになる。
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2020.12.14 07:00

Carl CoxやDavid Guettaとコラボし、来年からバーチャルライブショーの配信を開始することを発表していたソーシャルVR音楽プラットフォームの「Sensorium」が、AI音楽生成プラットフォーム「Mubert」と提携。AIが作曲した音楽のみをプレイする世界初のバーチャルアバターDJ「JAI:N」を開発したことを発表した。

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あらゆるムードや環境に適応、常に変化する音楽の流れを自律的に作り出す世界初のAI駆動型DJ  


Sensoriumによると、このAI DJはあらゆるムードや環境に適応し、常に変化する音楽の流れを自律的に作り出す世界初のAI駆動型DJになる。


AI DJがプレイする音楽は、豊富なサンプルのデータベースに基づいてバーチャルDJがリアルタイムで作成することができ、AIが生成する音楽はオーディエンスの反応に左右されるという。 


DJmagはテクノロジーによるAI DJの意義について、AI DJならDJプレイ分のお金を支払う必要がなく、音楽を購入するための費用もかからず、キュレーションされたDJセットを本物のDJとDJのプレイの転換時のつなぎにプレイしたり、前座DJを多々数回クリックするだけで行えるようになると指摘している。


現段階のMubertで生成される音源のクオリティはポッドキャストや動画広告などで使われている著作権フリー音源と同程度のクオリティのようだが、今後、AIが学習を重ね、音楽を生成するアルゴリズムが改善されていけば、AI DJが生成する音源のクオリティも向上するはずだ。




コロナ禍で急速に浸透したバーチャルライブの次のステージか!?  


2020年はコロナ禍により、音楽業界ではバーチャルライブが急速に世間に浸透していった。Sensoriumは、先述のようにVRを駆使したDJ配信も行うが、今回のMubertとの提携を見る限り、今後はバーチャル空間にリアル世界のDJによるDJセットを持ち込んで配信するだけでなく、そのプレイされる音楽自体を含めた体験ごと、バーチャル化することに取り組んでいるようにも思える。  


来年は、この分野が今年のバーチャルライブのように急速な発展を遂げることになるのだろうか? 今後の展開が気になるところだ。 


written by Jun Fukunaga 


source: 

https://djmag.com/news/world-s-first-ai-djs-playing-ai-music-are-here 


photo: Sensorium YouTube




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