日本を代表するヒップホップ系トラックメイカー・YMG

2010年から本格的に活動をスタートさせた人物
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2020.02.27 02:00

2010年から本格的に活動をスタートさせた人物


YMG(ワイエムジー)は日本を代表するヒップホップ系トラックメイカーだ。KREVA主催のオーディションを経て2010年から本格的に活動しはじめ、たくさんの大物のプロデューサーまたは楽曲提供者として活躍してきた。そんな彼が少年時代から辿ってきた道を紹介する。




YMG の誕生から初期の活動


YMGという男性音楽プロデューサーは、1986年に埼玉県内で誕生した。幼少期から幅広い分野の音楽を聴いて育ち、中学生の頃には仲間とバンドを結成してベーシストとして活動するようになった。またバンドと並行してトラックメイカーとしても活動しはじめ、仲間の楽曲制作などを請け負ってきた。そんな中、20歳の頃(2000年代半ば)の仲間のラッパーとの付き合いがきっかけでヒップホップ系ミュージックにハマるようになっていく。それからはヒップホップ分野でプロのプロデューサー・トラックメイカーとしてやっていく決意を固め、より本格的に音楽活動に取り組み始める。


そんな中、2009年にはKICK THE CAN CREWの主要メンバーとして活躍してきたKREVAが開催したオーディションにて最優秀賞に選出され、業界内で一躍脚光を浴びた。オーディションでの好成績を受けて2010年からはヒップホップ分野の様々なアーティストから楽曲制作の依頼が来るようになっていく。




2010年からの活動


続いて、プロのプロデューサー・トラックメイカーとしてやっていけるようになった2010年からの活動を紹介していく。2010年における目立った活動としてはL-VOKALという人気ヒップホップアーティストのアルバムに収録されている多数の曲をプロデュースした。また、晋平太などのアーティストに対して楽曲を提供した。2011年にはエイベックス系の人気レーベル・rhythm zoneに所属するKEN THE 390が発売したメジャーセカンドアルバム『ONE』収録の表題曲「ONE」を共作する。KEN THE 390とは青山テルマのコラボシングルでメジャーデビューした超人気ヒップホップアーティストで、彼と一緒に作曲した作品が高い評価を受けた事でオファーが殺到し出す。


2013年にはラップ&ヒップホップ分野のリビングレジェンド・ZEEBRAより楽曲プロデュースのオファーが届く。具体的には、11月に発売するアルバム『25 To Life』収録曲の中の1曲をプロデュースしてほしいというものだ。YMGはそのオファーを快諾してZEEBRAとの仕事に取組み、完成したZEEBRA作詞・作曲の「EXIT」という楽曲によって一気に評価を高める。




2014年以降の活動


ZEEBRAの楽曲プロデュースを経てヒップホップ界にて確固たる地位を手にしたYMGは、2014年以降さらに地位を高めていく。例えば、2014年にはISH-ONEが発売したアルバム『D.R.O.P』においては数曲だけトラックメイカーとしてかかわるのではなく、総合プロデュースを担当した。また、2016年6月には友人であるSKY-HI(AAAの日高光啓)が発売したシングルにカップリング曲として収録された「Front Line」という曲をSKI-HIと共作している。この「Front Line」という曲は日本テレビ・読売テレビ系で4月から6月にかけて放送された剛力彩芽主演の連続テレビドラマ『ドクターカー』の主題歌であった。カップリング曲「Front Line」の評価が高かった事もあり、SKI-HIの「クロノグラフ」というシングル作品はオリコン週刊チャートにて第15位にランクインする。


なお、YMGはデビュー前からヒップホップの世界にて国内だけではなく海外でも活躍していきたいと目標をもってきた事を公言している。また、プロデューサー・トラックメイカーとして成功するうちに、他人の作品に関わるのではなく自身名義のCDをリリースしてみたいという夢も強まっていった。そんな中2017年には同じく埼玉県出身の盟友・トラックメイカーと組み、オリジナル作品をリリースする事になる。そして長い制作期間を経て、2017年2月に"タイプライター&YMG"名義のアルバム『LA LA PALOOZA』を発売した。すると収録曲が秀作揃いであった事に加え、13曲入りながら価格が1000円台だった事もあり、ヒップホップ好きの人達の間でスマッシュヒットを記録する。


この『LA LA PALOOZA』という作品にどんな曲が収録されているのかというと、まずはZEEBRAなどとのコラボ作「Puzzle Rings」が話題となった。他にもAK-69やKOHHが参加した「Let me Know」、ISH-ONE参加の「OMW」など列挙できないほど多数の豪華な作品が収録されている。ちなみにYouTubeにて公開されている各収録曲の公式MVのページでは国内だけでなく海外ユーザーからの絶賛コメントも殺到している。そんな彼がアメリカに移住して現地で活動したいと夢を叶え、世界的なプロデューサー・トラックメイカーとして活躍する日がやってくるまで、そう時間はかからないだろう。




トラックメイカー・YMGの代表曲情報


最後にトラックメイカー・YMGの代表曲を紹介する。外部アーティストへの提供作品の中で最も人気が高いのは、SKI-HIと共に作曲した「Front Line」だ。老若男女が視聴するテレビドラマ主題歌という事もあって万人受けするキャッチーな雰囲気に仕上がっており、幅広い人達から支持されている。続いて、自身の作品の中で言うと『LA LA PALOOZA』に収録されているメジャーアーティスト2人AK-69、KOHHとのコラボ曲「Let me Know」の人気が圧倒的に高い。YouTubeにおいては公式MVが350万回以上再生されており、寄せられているコメントも大絶賛の声ばかりだ。




written by 編集部


photo: https://music.youtube.com/browse/MPREb_77OUbSuS9xw

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