アニメ主題歌の「LIFE」が好評であるラップ界の超新星、Rude-α

高校生の頃から活躍してきた人物
SHARE
2020.02.18 02:00

高校生の頃から活躍してきた人物


TVアニメ『Dr. STONE』エンディングテーマである「LIFE」という作品をリリースしてから、ラップ界の超新星、Rude-α(ルード・アルファ)に対する注目度が急上昇中だ。高校生の頃から類まれなる才能をいかして大活躍してきた若手ラッパーは、1997年に誕生してから一体どんな人生を歩んできたのであろうか?



Rude-αの誕生から高校時代まで


Rude-αというラップ界のホープは、1997年2月8日に沖縄本島南部の沖縄市で誕生した。生年月日や出身地は明かしている一方、本名は一切公開していない。外見に関しては二枚目俳優顔負けのイケメンで、さらにモデル顔負けのスラッとしたスタイルの持ち主だ。市の西部に米軍・嘉手納基地があり多様な文化・人種が入り混じる環境の中で、様々な音楽を聴いて育つ。ラップミュージックに傾向していく中で高校1年生の頃にストリートダンサーとしての活動をスタートさせ、地元開催のイベントやダンスバトルやイベント参加しはじめる。高校2年生の頃にはストリートダンスのほかラップの勉強もスタートさせたが、圧倒的な才能をもつ彼の才能が開花するまでにそう時間はかからなかった。


高校3年生になると数々の若手スターラッパーを輩出してきたBSスカパー『全国高校生ラップ選手権』の第6回大会に出場し、見事準優勝という成績を収める。この全国高校生ラップ選手権とは、Zeebraなどの大物が審査員を務めているため、業界関係者からは新人を発掘するために高い関心を寄せられてきた。またスカパー契約者なら誰でも視聴できる無料番組のため、全国に存在するたくさんのラップミュージックファンが番組を視聴している。そういった状況の中、この影響力のある番組で準優勝した事で業界人や一般のファンから一目置かれる存在となった。




2016年に拠点を東京に移す


2015年春に地元の高校を卒業したRude-αは『全国高校生ラップ選手権』で準優勝した事で自信をつけ、プロのラッパーを目指しはじめる。2015年5月26日に同郷のR'kuma(のちのOZworld)とのコラボ作品「CoCo ga OKINAWA」の公式MVをYouTubeにアップすると、この映像の再生回数は瞬く間に200万回を超えた。ミュージックビデオ公開の1週間後となる2015年6月3日には「CoCo ga OKINAWA」を収録したファーストEP『098 ORCHESTRA』をリリースする。沖縄地域において2000枚限定発売されたこのCDは完売を記録し、彼がブレイクしてからは中古品がプレミア価格で取り引きされている状況だ。


「CoCo ga OKINAWA」をはじめとしたファーストEP収録曲が高い評価を受けてさらに自信を深めたRude-αは、2016年に入って上京を決意する。そして、2016年4月からは東京に拠点を移してより本格的な音楽活動をスタートさせた。同年秋にはGOTOという実力派ドラマーとコラボしてラップとドラムの音だけという斬新な作品「19」を発表し、業界内で話題となる。20歳を迎えた2017年にはバンドスタイルでのライブ活動や自主企画イベント『TEEDA』を立ち上げた。なおイベントタイトルのTEEDA(てぃーだ)とは沖縄の方言で"太陽"を意味する。




2019年にメジャーデビューしキャッチーなラップソング「LIFE」でブレイク!


2018年に入ると上京後初作品となるEP『20』が、iTunesのアルバムチャート(ヒップホップ部門)にて第1位を獲得するなどスマッシュヒットを記録した。3月にはアメリカで開催される世界的な音楽イベント『サウス・バイ・サウス・ウエスト』に参加したほか、ドミコ・竹内アンナなどとの合同全米ツアーも経験する。2018年の様々な活動が評価されてRude-αは「SME Records」と契約との契約に成功し、下積み生活を経て2019年にメジャーデビューのチャンスを掴んだ。メジャー初作品『22』は先行シングル3作品を含む5曲入りEPで「SME Records」の強力なバックアップを受けたこの作品により、一気にファン層を広げる。


EPに続いて7月末に発売した「LIFE」というシングル作品は、Rude-αの運命を変える事になった。このLIFEという曲は、週刊少年ジャンプの人気作品を映像化した7月スタートのTVアニメ『Dr. STONE』エンディングテーマという強力なタイアップを獲得する。クレジット的には作詞・作曲両方にRude-αが絡んでいる。7月に首都圏の人気テレビ局・TOKYO MXなどでアニメがスタートし、「LIFE」という曲は瞬くに視聴者の心を鷲掴みした。そんな中で7月末に「LIFE」をリリースすると、CD版の枚数こそ振るわなかったものYouTubeの公式MV再生回数はあっという間に100万回を突破する。映像ページには国内だけではなく海外のファンからの絶賛コメントが殺到しており、彼の海外人気の高さを伺わせた。ちなみにこのブレイクのきっかけとなったLIFEは、万人受けするポップス寄りの作風が高い人気の要因と言われている。




「It's only love」の発表でさらに人気が高まる


キャッチーな「LIFE」という曲で見事にブレイクを果たしたRude-αには、大きなプレッシャーがのしかかった。しかし、そんな重圧をものともせず2019年9月にリリースした配信限定シングル「It's only love」にてさらに評価を高める。人気の高さを示すように、YouTube公式チャンネル内のMV再生回数は「LIFE」や「wonder」をわずかな期間で抜き去り、1位に躍り出た。こちらの作品もコメント欄にて国内・海外のファンより絶賛されており、2020年代に入ってからは、よりグローバルな活躍をする事が期待されている。




written by 編集部


photo: rude-alpha.com

SHARE