Spinnin’ Recordsとも契約した日本人トラックメイカー Pharienとは

世界で活躍する若手のアーティスト
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2020.02.18 02:00

世界で活躍する若手のアーティスト


日本でも数多くのアーティストたちが音楽業界を賑わせているが、多くのアーティストは日本国内での人気に留まるか、アジア圏での人気に留まることが多かった。しかし、時代が進むにつれて、若手のアーティストが誕生し、日本のみならず世界で活躍するアーティストも増えている。その中の1人Pharien(ファリエン)を紹介する。





Pharienとは


Pharienとは、日本をはじめとした世界でも活躍している日本人のDJ、作曲家、プロデューサーのことである。主に作成している楽曲はダンスミュージックではあるが、幅広い音楽に対して興味を示し、多くの人々に受け入れられる楽曲を作り出している。1999年生まれの若手のアーティストであり、20歳にして日本のみならず、世界でも活躍するなど目覚ましい活躍をしていることでも知られている存在だ。若手として活躍していること以外にも、日本人としては初めてオランダのインディーレコードレーベル「Spinnin’ Records」と契約を果たすなどといった、初の快挙をいくつも行っており、その才能の大きさを多くの人々が認めている。若手のアーティストであるからこそ、より一層今後の活躍が期待されている存在だ。


Pharienという名前の由来は、イギリスの物語である「アーサー王と円卓の騎士」となっている。国によって発音は異なってはいるが、何となくPから始まる名前にしたいという希望と活動開始当初に偶然見た「アーサー王と円卓の騎士」から名前を用いたことが関係している。なお、Pharienとは、物語に登場している英雄の1人のことである。名前と作成される楽曲には特に深い関係はない。




Pharienと楽曲作成


Pharienが、音楽に興味を持ち始めたきっかけは、彼の両親が関係している。Pharienの母親は、ピアノ奏者であり、クラッシックに関する造詣は深かった。その影響もあり、クラシックに幼いころから親しむ環境にいた。ハープに感銘を受けた妹と祖母の影響を受けて、8歳の頃にはピアノを、13歳の頃にはギターを始めていた。なお、妹は東京芸術大学に進学しハープ奏者になっている。その後、中学生になってバンドを組み、放課後の音楽室で練習して、学祭や公民館で披露していた。このバンドにおいて、Pharienは、ギターを担当している。このバンド活動の際に、ロックミュージックと出会い、ワンオクロックなどの楽曲に親しむこととなる。


高校1年生の頃にバンド活動を終えると、ビートマニアなどをはじめとした音楽ゲームに本格的にのめりこむようになり、早いテンポの楽曲を集中的に聞き込むこととなる。ハードコアテクノやハッピーハードコアといったジャンルの楽曲に興味を持ち、16歳の頃にはダンスミュージックに出会い、すぐに魅了されることとなった。ダブステップなどといったベースミュージックをはじめとしてプログレッシブ・ハウスなど幅広いジャンルに興味を示すこととなり、このころに音楽に対する本格的な活動が始まったといえる。学生の頃は、音楽について大いに興味を持つようになっていたが、その興味は音楽というもの自体に対する興味であり、クラブなどへ通うことへの興味は少なかった。


どのようにして楽曲を作るのかということ自体に興味を持っていた。それが高じて17歳の頃になると、FLスタディオを用いた楽曲作成をするようになるが、Pharienの楽曲作成はすべて手探り状態で始まっている。トラックメイカーという存在を知らなかった当時は、DJの使用する機材をそろえ出して、音楽制作用ソフトを使用することすら知らなかった。手探り状態で作り方を覚えていき、高校2年の頃にイントロからアウトロまでのフルの楽曲を作るようになる。サウンドクラウドにアップして再生回数を稼ぐようになっていた。その後、「再生回数を伸ばしたい」という気持ちから海外レーベルに売り込むことを考えだすようになり、ロシアのレーベルから出している友人を参考にして、楽曲をレーベルに送るという活動を繰り返すようになる。


半年ほどかけて、毎日海外レーベルへと自分の楽曲を送る活動をしていった結果、作曲を開始した2年後にはオランダのHardwell(ハードウェル)が主宰している「Revealed Recordings」から「Nightfade」をリリースするに至った。翌年には、フリーランスのスカウトを通じて「Armada Music」と契約を果たして「Tell Me The Truth」をリリースすることとなった。海外レーベルからリリースしたことが話題となったこともあり、世界的に活躍しているトップレベルのDJのサポートも受けて活動の幅を広げ、実力を認められるようになっている。2019年にはオランダのレーベルであるSpinnin’ Recordsと日本人としては初めて契約することとなり、「Tell Me The Truth」をリリースした。日本国内外でも話題となり、21歳の若者であったことからも、これからの活躍が大いに期待されている。




Spinnin’ Recordsとの契約


Pharienは、音楽業界でその楽曲の優れていることから話題を集めていましたが、Spinnin’ Recordsと契約したことによって、業界の外の人々にも大いに知られるようになった。それまでPharienは事務所に所属することはなかった。大手の海外レーベルであるRevealed RecordingsやNeon FruitsやLowly PalaceをはじめとしてMelodic TunesにEnsis Records、Overture Recordings、Pink Shrimp Recordsといったレコードからリリースしてきているが、それらはすべて自身の実力による売込みによってなされてきていた。Spinnin’ Recordsとは、オランダのインディーレコードレーベルであり、ダンスミュージックシーンの中でも最大手といわれる存在である。


もともとオランダではダンスミュージックが盛んであり、そのオランダで生まれたSpinnin’ Recordsは、世界でダンスミュージックを流行らせた存在といっても過言でない。世界中でヒットを飛ばしているEDMソングのおおよそがSpinnin’ Recordsから展開されている状態だ。PharienがSpinnin’ Recordsと契約するきっかけとなったのは、友人のスカウトの存在である。友人が紹介したことによってとんとん拍子で話が進み、専属契約へと至った。




Pharienの魅力


Pharienの楽曲には、様々な魅力が詰まっている。ほぼ自宅で作成されている楽曲の多くは、少し聞くだけでもPharienであるとわかるものになるように工夫がこなされている。リリースされた「Nightfade」はビッグルームであり、EDMの王道といえる楽曲である。王道において大いに人気を集めることとなったが、今後の方針としてより新しいものを生み出そうという意識が強くなったようだ。同じベースラインや楽曲を超えて、基本を踏襲しつつも目新しさを忘れない楽曲作りを意識してSpinnin’ Recordsとの契約もすすめた。そのため、リリースされた楽曲「Tell Me The Truth」は、パンチの効いたベースラインと圧倒的なサウンドで、世界中のクラブを賑わすことが確信されている楽曲だ。


メロディは歌いやすく、ずっと記憶に残っていく。




written by 編集部


photo: facebook

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