デビュー20周年に待望の再始動!! NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのアルバム収録曲の魅力

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDが再始動
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2020.03.03 07:00

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDが再始動


NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDは、人気絶頂だった2012年に突如活動休止を発表したのである。しかし、長い沈黙を破りデビュー20周年となる2019年に再始動を宣言する。ここでは、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの輝かしい歴史やアルバムに収録されている名曲の魅力を紹介する。



NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの歴史


1998年にNITRO MICROPHONE UNDERGROUND名義で初めての楽曲「REQUIEM」を発表、翌年の1999年にミニアルバム『NITRO WORKS』を発売する。楽曲のクオリティーの高さとメンバーのレベルの高さからヒップホップファンの注目を集める。2000年10月に発売された2万枚限定のデビュー・アルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』は、即完売し同年12月にメジャーレーベルから再販され15万枚以上の売上を記録している。さらに、ヒップホップ専門誌でベストグループとベストアルバムの2冠を達成、アメリカのヒップホップマガジンで特集を組まれた経歴もある。


衝撃的なデビューを飾った後も、国内の大規模フェスへの数多く参加や世界的に有名なスポーツメーカーが販売しているシューズのアイコンに抜擢され、後にグループをイメージしたシューズが発売される等、音楽以外でも様々な活動を行った事でヒップホップファン以外からの知名度・人気を獲得。さらに2008年にはアジアツアーとしてバンコク・台北・高雄でライブを行い、海外のヒップホップファンからも高い評価を得ている。ヒップホップアーティストとして第一線で活躍していた2012年にDVD『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND LIVE DVD 10-11』の発売をもって活動を休止する事を発表しファンを驚かせた。


突然の活動休止から7年が経った2019年、デビュー20周年の節目にNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの再始動が宣言された。同年5月には新曲「LIVE 19」のMVが動画配信サイトに公開、さらに6月にワンマンライブを行う事を発表し新旧どちらのファンも沸かせている。



NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバー


NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDは、GORE-TEX・DELI・BIGZAM・XBS・SUIKEN・DABO・MACKA-CHIN・S-WORD(2020年1月31日に脱退を発表)の8人組のグループである。各メンバーはヒップホップMCとして必須となるフロウ・ライム・リリック等の高い技術を持っている事に加えて、数多くのライブ経験やアーティストとのコラボ実績を持っている事から、ソロや他グループでも第一線で活躍している。機会的な声質のGORE-TEXや音階を重視しながら歌うS-WORD等、異なる魅力・特色を持つメンバーが集まっている。



NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのアルバム収録曲と新曲「LIVE19」の魅力


NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのデビュー・アルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』は、全ての楽曲のクオリティーが高く本当にデビュー・アルバムなのかと疑ってしまう仕上がりで当時のヒップホップファンから注目を集めた。自己紹介的な楽曲「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」は、楽曲としては少し大人しめな雰囲気となっているが、各メンバーの特色を感じる事が出来る。グループ初のシングル「REQUIEM」は、キャッチャーなリズム・メロディーに合わせて次々と交代していくマイクリレーのテンポの良さが魅力。また、「S.K.I.T.」や「ピコピコポン」といったMCのないインスト楽曲も収録されていて、楽曲自体が持つ格好良さや心地良いスクラッチ音が楽しめる。


デビュー・アルバムから3年後に発売されたセカンドアルバム『STRAIGHT FROM THE UNDERGROUND』は、各メンバーがソロ活動で得た経験が活かされたアルバムとなっている。前作のアルバムとは異なり、TOKONA-XやMURO等のMCをフューチャリングしている事が特徴として挙げられる。「毒々 featuring TOKONA-X」は、ノリの良い冒頭の軽快なイントロとTOKONA-Xの攻撃的なMCや歌詞にも注目だ。


メンバーそれぞれの魅力だけではなく、8MCという他のヒップホップグループにはないNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの魅力が詰まっていると評判なのがサードアルバム『SPECIAL FORCE』である。アルバムとしての評価が高いのはもちろんだが、アルバムタイトルにもなっている1曲目の「SPECIAL FORCE」が圧巻だ。イントロではテンションが抑えめな楽曲なのか?と思わせているのが、すぐに勘違いだという事に気付かされる。アップテンポなトラックに飲まれなハイクオリティーなラップは必見である。


今までのアルバムとは一線を画する試みが垣間見える『THE LABORATORY』は、活動休止前に発表された最後のアルバムである。ヒップホップ以外のジャンルで活躍するプロデューサーを数多く起用している。「The Anthem」や「イッカイコッキリ~一生のお願い~」は、今までのNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDらしさを保ちながらも、少し違ったテイストが楽しめる楽曲となっている。


再始動の宣言と共に動画配信サイトで公開されたのが「LIVE19」である。デビュー当時の原点を意識しているかのような言葉遊び的なラップが特徴的な楽曲に仕上がっている。8MC全員が参加していて、活動休止前よりもレベルの高いフロウやライムを披露している。再始動を機体して待っていた従来のファンからの評判が良いだけではなく、再始動する前のNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDを知らなかったヒップホップファンに衝撃を与えた再始動に相応しい楽曲である。




written by 編集部


photo: https://www.youtube.com/watch?v=20sfkIzQ0TA


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