Kid Milliは韓国を代表するラッパー

やっぱり気になる! 幼少期の環境
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2020.02.17 01:00

やっぱり気になる! 幼少期の環境


Kid Milli(キッド・ミリ)といえば、世界を代表するラッパーといっても過言ではない。卓越した音楽スキルとテクニックで、多くのファンやマニアを魅了し続けている。彼が生まれたのは韓国であり、幼少期からの家族の存在もあり常に音楽に包まれた環境で育ったことも多分に影響している。そんな彼の素顔に迫ってみよう。





ヒップホップ人気の火付け役! 韓国のラッパーの育成にも寄与するKid Milli


Kid Milliといえば、誰もが認めるラッパーの1人であることはいうまでもない。派手なパフォーマンスや空虚な謳い文句を高らかに掲げて視聴者の興味関心を惹こうとするようなことは一切することなく、自らの実力だけで世界のヒップホップ界を牽引しているといっても良いのではないだろうか。そんな彼の名前を一躍有名にしたのが、『Show Me The Money 777』だ。いきなり、ヒットチャートの3位にランクインして注目を集めることになった。『Show Me The Money 777』は韓国でラッパーを目指す若者にとっての登竜門的イベントであり、このイベントでの好成績がきっかけになり、スーパースターへの道を駆け上がるという例も少なくない。


『高等ラッパー』のプロデューサーを務めるKid Milliは、若者からの憧れの対象である。そもそも『高等ラッパー』とは、2017年からスタートした韓国の番組の一つであり、20歳以下の学生だけが出場できる。この番組の最大の特徴ともなっているのが、サバイバル形式となっている点といえるだろう。対戦相手に負けてしまえば、次回以降の出演機会はなくなってしまうのだ。空前のヒップホップブームが巻き起こっている韓国だが、この番組がヒップホップ人気に一役買っていることは間違いない。Kid Milliがここでもプロデューサーとして大きな役割を果たしている。




友人の勧めがきっかけ!?


Kid Milliが生まれたのは、1993年10月26日である。学歴については豊舞中学校卒業後に高校卒業認定試験を受けて合格を果たすほどの苦労人だ。何事にも決して手を抜くことなくチャレンジするが、彼の真骨頂と言っても良いかもしれない。韓国ナンバーワンのラッパーとして活躍する彼がラッパーの道を志すことになったのは10代の頃だ。元々、プロのゲーマーを将来の目標に掲げて必死に取り組んでいた彼は、ゲーマーになるために通っていた高校まで中退してしまうほどである。彼をラッパーへと導くことになったのは、友人からの勧めであった。当初は見よう見まねというレベル感であったことは否めないが、徐々にハマっていくことになる。


Kid Milliのラッパーとしての人生は決して順風満帆というわけでないといえるだろう。最初のうちは、アンダーグラウンドでの活動をメインにしており、日の目を浴びることはなかった。しかしながら、ミックステープの公開など地道な努力を積み重ねていくことで、着実にファンを増やすようになる。2017年には韓国のラッパーSwings(スウィングス)によって設立されたレーベルに入ることで、よりアクティブな活動ができるようになり、知名度を押し上げていく。




コラボレーションにも積極的に応じる


ラッパーとしての人気を確固たるものとしたKid Milliの原動力といえば、その独特なビートにあるといえるのではないだろうか。変幻自在の言い回しのテクニックは、唯一無二のレベルと世界からも称賛されるほどだ。「一度聞いたら癖になる」とたくさんの人に言わしめるのも、実力の高さを物語っている。彼のもとには、彼に興味関心を持ったアーティストやミュージシャン、ラッパーたちが共演を申し込んでくるが、彼は気さくに応じることにしている。そんな彼の懐の大きさも注目すべきところだろう。絶妙なコラボレーションから繰り出される不思議な世界観には多くのファンが魅了される。


既に数多くのヒット作を世に送り出したKid Milliだが、その代表作ともいえるのが「honmono(혼모노)」だ。この楽曲が話題を集めることになったのは、等身大の彼の姿がありのままに描かれているからである。誇張表現や大袈裟なパフォーマンスも一切なく、ストレートに伝わってくるヒップホップソングといえるだろう。同じく彼の作品「10:41」も、過去のヒップホップサウンドの常識を変えるほどの完成度の高さと高評価が多く集まっている。彼自身の人生の葛藤や問いかけが多分に含まれたことで、想像を超えた仕上がりになったのかもしれない。





日本でのツアーも成功! 日韓の架け橋として期待


ラッパーとして活躍を続けるKid Milliのチャレンジはまだまだ道半ばといっても良いだろう。自らがヒップホップ界をリードしていくと頑張る彼の求める理想像は果てしなく高いレベルにある。実は日本好きとしても知られる彼は、日本にも度々足を運んでおり、日本人ファンも増加の一途をたどっている。2019年2月にも、全国ツアーを行い多くの観客動員数をマーク。その存在感を一層大きくした。日本と韓国といえば、歴史認識や貿易上の取り決めなどをめぐって決して良好な関係性でないことも事実だ。しかしながら、彼のような存在が架け橋となり良好な日韓関係構築が実現されるといっても良いかもしれない。




written by 編集部


photo: facebook

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