韓国のラッパー・DPR LIVEのリリックに世界が注目!!

韓国のラッパー・DPR LIVEとは?
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2020.03.13 07:30

韓国のラッパー・DPR LIVEとは?


韓国のラッパー・DPR LIVEは、韓国だけではなく日本でも人気が急上昇している。韓国出身だが5歳から中学生まではグアムに移住していたことから英語が堪能で、韓国語と英語のハイブリッドなリリックが彼の持ち味だ。クリエイティブ集団である「DPR」の一員でもあるためMVの完成度も高い。DPR LIVEのプロフィールや楽曲の魅力に迫る。



DPR LIVEのプロフィールや経歴について


DPR LIVEは1993年1月1日生まれの韓国国籍を持つラッパーだ。本名はホン・ダビン。DPR LIVEは5歳の時にグアムへ移住、その後16歳頃韓国へ帰国した。幼少期をグアムで過ごしたため韓国語よりも英語の方が得意である。韓国に帰国したばかりの頃は、韓国語での日常会話に苦労したというエピソードがある。韓国では高等学校卒業程度認定試験を受験し、その後に入隊している。入隊中には韓国語のカンを取り戻しながら、将来どのように進むかということに心を悩ませた。


除隊を迎え、DPR LIVEは幼い頃から好きだった音楽の道を選んだ。まず感性の波長が自分と合うアーティストと知り合い、彼らとともにアーティスト集団として「DPR」を設立した。DPRはDream Perfect Regimeの略で複数のクリエーターで構成されているが、その中でラッパーとして音楽を受け持っているのがDPR LIVEである。DPR LIVEの所属事務所もDPRとなっている。DPRは精鋭のクリエーターが参加しているため、コンテンツを作り上げる力がすごいのが特徴だ。どのようなコンテンツであってもハイクオリティーに仕上げてくる。中でも映像制作には定評があり、DPR LIVEのMVを手がけているのもDPRだ。DPRについてDPR LIVEは、自分が世にでることでDPRのメンバー全員もいずれ認知されるようになりたいと語っていることから、DPRの結束は固いようだ。


DPR LIVEの大きな特徴として、楽曲の制作もDPRのメンバーと行うという点がある。通常のラッパーであれば自身で楽曲を手がけるケースが多いが、DPR LIVEはあくまでもチームメンバーとの楽曲制作にこだわっている。DPRのメンバーの言葉からインスパイアを得ることも多く、楽曲制作の中心はラッパーであるDPR LIVEだが、そのサポートをDPRのメンバーが担っている。例えば「Laputa」という曲は、ジブリアニメの「天空の城ラピュタ」にイマジネーションを得ている。そのきっかけになったのがDPRのメンバーでプロデューサーのDPR Creamのラピュタという言葉だった。この言葉をきっかけにDPR LIVEは恋人に対するもどかしいような恋心を感じさせる曲を作り上げた。


DPR LIVEは日本の人気ヒップホップクルーであるBADHOPからも高い評価を得ている。彼らがラジオで韓国のラッパーの中で1番なのがDPR LIVEと語った。そのため日本でも注目が集まり、日本でも多くのファンを獲得することとなった。DPR LIVEはファンへの対応も優しいと評判で、育ちの良さやインテリジェンスを感じさせるラッパーだ。



DPR LIVEのおすすめ曲


DPR LIVEのファーストシングルは2017年の「Know Me」であり、デビュー曲から韓国のシンガーソングライターのDEAN(ディーン)が参加したことで大きな話題を呼んだ。最初から大物アーティストにフューチャリングをさせるという大胆かつ効果的な戦略だ。このシングルにより正式なデビューとなったDPR LIVEだが、2015年にはYouTubeに「TILL I DIE」という楽曲を発表していた。そのためデビューの前から話題となり、下準備は万全だったと言える。この「Know Me」では「ラッパーである前にアーティストだ」というDPR LIVE自身を感じさせる言葉が織り込まれている。


歌詞も韓国語と英語が入り混じるDPR LIVEにしか生み出せない楽曲となっている。韓国で生まれグアムで育ったというDPR LIVEだからこそ、違和感なく韓国語と英語をミックスさせることが可能となっている。2つの言語の発音の差や聞こえる音の印象などが一体となって、DPR LIVEの音楽を構築している。「Jasmine」ではDPR LIVE流のラブソングを聞かせてくれる。韓国語の歌詞の中で、ふと混じる英語の歌詞が耳に残る印象的な楽曲だ。「GOD BLESS」では若きラッパーPUNCHNELLO(パンチネロ)を迎え、DPR LIVEの新しい一面を打ち出している。「GOD BLESS」はMVの仕上がりも高評価で、全編にわたり作り込まれたギミックのような映像が楽しめる。楽曲のミュージックと歌詞と連動するようなカメラワークも見ていて心地が良く、加工の精度の高さが感じられるMVだ。


ファーストアルバムの『Coming To You Live』では、数多くのアーティストが参加し話題を呼んだ。知名度は上がってきたとはいえ、まだまだデビューから間もない新人だったDPR LIVEは、このアルバムで韓国の人気ラッパーの1人となった。ラッパーのLoco(ロコ)、ヒップホッパー兼ダンサーでもあるJAY PARK(ジェイ・パーク)、シンガーソングライターのDEAN、R&BシンガーであるCrush(クラッシュ)、ロスアンゼルスで活躍する韓国系アメリカ人のラッパーDumbfoundead(ダムファウンデッド)などが参加し、これらのアーティストはDPR LIVEがリスペクトする人物ばかりで、彼らの音楽に対する姿勢などもDPR LIVEに大きな影響を与えている。


特にJAY PARKについては、言葉だけではなく行動で示していくところをDPR LIVEは尊敬しているという。大口を叩くだけで行動が伴わないラッパーは嫌いだと語っていることから、DPR LIVE自身も口先だけではなく実行していくという誠実さを大切にしている。




written by 編集部


photo: https://www.youtube.com/watch?v=xfJPCenjZzY&list=FLmFE9sBp2JjZs5jJ6wZC6Og&index=1593


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