「Pretty Girl」で注目を集めたシンガーソングライター・Clairoの魅力とは?

世界が注目するシンガーソングライター・Clairo
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2020.03.04 13:49

世界が注目するシンガーソングライター・Clairo


Clairo(クレイロ)は、2017年に動画サイトにアップロードした「Pretty Girl」で数多くのメジャーレーベルから注目されたシンガーソングライターである。メジャーデビュー後には、アメリカだけではなく、世界中から注目される人気シンガーとなった。今回は、シンガーソングライター・Clairoの魅力を分かりやすく解説する。



シンガーソングライターとしてデビューするまでのClairoは音楽好きな普通の女の子


Clairoはアメリカ・ジョージア州アトランタ生まれ、マサチューセッツ州カーライルで育った音楽好きの普通の女の子だった。13歳頃から様々なアーティストの楽曲をカバーしながら、ギターをインターネットで学んでいる。数多くカバーした楽曲の1つがアメリカの若者向けミュージック・チャンネル「MTV」に目に留まり、番組内で使用するバックグラウンド・ミュージックの製作を依頼されている。実際に、スタジオで楽曲製作を行ったClairoだが、楽曲が使用される事はなかった。


2017年にシラキュース大学に入学したClairoは、「Pretty Girl」を動画配信サイトにアップロードする。自宅にあったキーボード等を使用して製作された「Pretty Girl」のどこか懐かしさを感じさせるメロディーや自室で行われた簡素な映像が音楽ファンや音楽関係者から高い評価を得る。「Pretty Girl」の再生数が伸び、多くの人から注目を集めだすと複数のメジャーレーベルからデビューの打診を受け、その中のレーベルから12曲のみのレコード契約を結び、シンガーソングライターとしてデビューする事となる。


2019年10月現在「Pretty Girl」は再生数が約4000万回、以前に動画サイトにアップロードしていた「Flamin Hot Cheetos」も約700万回を超える再生数を記録している。



Clairoのシンガーソングライターとしての評価


メジャーレーベルと契約してデビューが決まったClairoだったが、一番影響を受けたアーティストや尊敬しているスタイルでの受け答えが原因で、一部の音楽ファンから批判を受ける事になる。しかし、2018年5月にデビューEP『Diary 001』が発売されると楽曲の持つクオリティーの高さやClairoの歌唱力の高さから、批判していた声は消滅したのだった。それ以降は、様々な地域でのワンマンライブや歴史のあるフェスティバル等、シンガーソングライターとして精力的にライブ活動を行っている。



「Pretty Girl」をはじめとしたClairoの楽曲が持つ魅力とは?


シンガーソングライター・Clairoは、母親の影響から80年代ポップスを好んでいて、「Pretty Girl」や「4EVER」といった数多くの楽曲からその影響を感じる事が出来る。得意不得意なジャンルはなく、ポップスやヒップホップ、R&B等、ジャンルレスな楽曲を製作しているといった点もClairoの魅力の1つである。


Clairoが注目されるきっかけとなった代表曲の「Pretty Girl」は、ふんわりとした雰囲気とキャッチャーなメロディーが印象的な楽曲だ。シンガーソングライターとしてClairoの存在を世界中に知らしめただけではなく、ベッドルームポップというジャンルの素晴らしさも同時に世界中に広げている。ベッドルームポップというジャンルに相応しいスローなテンポと耳触りの良いシンセサイザーの音が特徴である。「Pretty Girl」より前に動画サイトにアップロードされた「Flamin Hot Cheetos」もベッドルームポップの良さを全面に押し出した楽曲となっている。「Pretty Girl」よりもミステリアスな雰囲気が漂うテイストで、等身大の彼女の感情が込められた歌詞にも注目してほしい。


ベッドルームポップのシンガーソングライターとして注目を集めているClairoだが、それ以外のジャンルにチャレンジしている楽曲も多く存在する。「Pretty Girl」と同じEP『Diary 001』に収録されている「B.O.M.D」と「4EVER」がその1つである。「B.O.M.D.」も他の楽曲と同様にキャッチャーなメロディーが使用されているが、しっとりと聴かせるリラックスしたい時に聞きたくなる楽曲に仕上がっている。一方「4EVER」は1分弱の懐かしさのあるイントロが特徴的な楽曲である。透明感のあるClairoの歌声と自然と踊り出しそうになるノリやすいテンポとなっている。また「4EVER」の動画では、Clairoの普段の生活や友人とワイワイ過ごしている様子が映像に収められている。


2018年にファンが待ち望んでいたフルアルバム『Immunity』にも彼女の魅力が散りばめられている。後にシングルカットされClairoのファーストシングルになる「Bags」は、軽快なイントロから楽曲がスタートする。キーボード等の機材を使用する事が多かった今までの楽曲とは異なり、様々な楽器・機材が使用されたバンドテイストで新しいClairoの魅力を感じる事が出来る。「Bags」が世界中で大ヒットした事で次世代のポップアイコンとしても期待を集めているのだ。また、「Closer To You」や「Sofia」も注目の楽曲だ。「Closer To You」は、多くの機材・楽器を使用する事なく、必要な最低限の楽器でClairoの歌唱力や声質の良さを再確認出来る。一方「Sofia」は、軽やかなギター音と心地良いドラム音が印象的で爽やかさが魅力の楽曲である。曲中にノイズを使用したり、エフェクトを効かせたコーラスを挿入したりと、ちょっとした遊び心もあるような聞いていて楽しくなれる1曲となっている。




written by 編集部


photo: https://www.facebook.com/pg/clairecottrill2/photos/?ref=page_internal


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