日本でも話題のバンド、!!!(チック・チック・チック)について

!!!(チック・チック・チック)とは
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2020.02.17 01:35

!!!(チック・チック・チック)とは


!!!(以下: チック・チック・チック)は1995年に結成されたアメリカ合衆国の音楽バンドだ。その活動範囲は世界中に広がっており、日本でも多くのファンが存在する。この記事ではチック・チック・チックについて、様々な観点から紹介を行う。





バンドのメンバーについて


チック・チック・チックは、現在ボーカルのNic Offer(ニック・オファー)、ドラム・キーボードのAllan Wilson(アラン・ウィルソン)、ギターのMario Andreoni(マリオ・アンドレオーニ)、ギターのDan Gorman(ダン・ゴーマン)、ボーカルのShannon Funchess(シャノン・ファンチェス)、ドラムのPaul Quattrone(ポール・クアトローン)の6人で活動していたが、Allan WilsonとShannon Funchessはすでに脱退している。バンドのメンバーの入れ替わりが多いバンドであり、他の旧メンバーの人数は7人にのぼる。作曲は主にNic Offerが担当しており、彼の音楽性に惹かれてファンになる人も多いようだ。





ボーカルのNic Offerについて


彼が作る音楽は、ファンクやハウスミュージックといったコアな音楽の要素を持ちつつも、ポップミュージックの要素も持つため、様々な人に親しまれている。非常にキャッチーなメロディーを持つ反面、他のアーティストも称賛するような音の作り方をしている。ひとつひとつのサウンドをこだわりを持って選び抜いており、ライブでのコールを想定して音楽を作ることはしない。純粋に完成度の高い音楽を追求しているとても自由な音楽家といえるだろう。


このように、アーティストとしてのこだわりと実力を持っているNic Offerだが、私生活も興味深い。彼はいつも昼食にトーストの上に卵とチーズをかけたものを食べていると話している。毎日同じものを食べるので友達からバカにされるようだ。また、夜更かしも毎日のようにするようでいつも目覚ましを昼の12時にセットしているという。彼は自分のことを普通の人間と考えているが、周りからはよく、「奇妙な人間」と評価されるようだ。


チック・チック・チックはメンバーの入れ替わりが激しいバンドではあるが、ニックはメンバーをとても大切にしている。彼はギターのMario Andreoniを「しっかり者」と評価し、キーボードのDan Gormanを「だらしない」と評価しつつも、彼の名誉のために理由は明かさない。1995年から続くチック・チック・チックだが、彼はバンドを長く続ける方法について、「メンバーとずっと友達でいること」と答えている。このようなことから彼はメンバーをとても大切にしていることがうかがえる。




作品について


チック・チック・チックは1995年に活動を開始してから累計で7つのアルバムをリリースしている。その中でも特に人気の曲について紹介を行う。まず、2013年にリリースされた5つめのアルバム『THR!!!ER』についてだ。これのアルバムはメンバーの入れ替わりやハードスケジュールなツアーで疲れ切った彼らが、初心を取り戻そうとして作った作品である。そのような背景もあり、ファンの間では外せない1枚となっている。


また、アルバムの名前『THR!!!ER』は、ギターのMario AndreoniによるMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)のアルバム『Thriller』への言及であり、その中にバンドの名前、「!!!」を入れて作られた。また、ポップフィールドへの進出を狙ったのもこのアルバムのひとつの特徴であり、実際にこのアルバムを通して様々なジャンルのファンを獲得している。


次に、2015年にリリースされた『As If』。このアルバムも『THR!!!ER』同様、ポップフィールドへの進出を目指して作られている。アルバムのタイトルの『As If』は「もし」という意味であり、「気にしてられるか」という意味のスラングでもある。この2つの意味を掛け合わせて作られており、「もしこの曲がこの人の曲だったら」「もしもこの曲がこの時代の曲だったら」などと想像力を働かせながら作ったアルバムだ。このような背景もあり、彼らの従来の音楽性を残しつつも新しさのあるアルバムとなっている。


このように、チック・チック・チックのアルバムには、そのアルバムを作ることになった背景や、そのアルバムに込められたコンセプトやメンバーの思いがあり、それぞれこだわりぬいて作られているといえる。1曲1曲がこだわりを持って丁寧に作られており、完成度が高いのもこのバンドの魅力の一つだ。チック・チック・チックの曲を聴くときはそのような細部に注目してみると、新しい発見があるだろう。




日本での活動について


チック・チック・チックは様々な国で活動している。1日に2つの国でライブを行ったこともあるほど世界中にファンが存在するのだ。日本でも彼らのCDを入手することは比較的容易であるといえるだろう。日本で公演を行ったこともあり2004年、2007年、2009年、2010年に日本を訪れて、東京、大阪、名古屋と日本各地を回って演奏を行った。また2019年には東京、大阪、京都を回る来日ツアーと新アルバム『Wallop』も発表し、今後も日本を含めた世界の各地で活動を続ける姿勢を表明した。彼らの間口が広く、自由で完成度の高い音楽は、世界中の人を魅了しているのだ。



written by 編集部


photo: facebook

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