BADBADNOTGOODが新アルバム『IV』を発売!! バンドの歴史と楽曲が持つ魅力

BADBADNOTGOODとは
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2020.03.11 01:10

BADBADNOTGOODとは


BADBADNOTGOOD(バッドバッドノットグッド)は、カナダ・トロントで結成された男性4人組のヒップホップバンドである。カバー楽曲を動画配信サイトにアップロードした事がきっかけで、世界中から注目される事となる。ここでは、BADBADNOTGOODの歴史や新アルバム『IV』、これまで発表してきた楽曲の魅力を紹介する。



BADBADNOTGOODの歴史


インパクト抜群のバンド名BADBADNOTGOODは、2011年にカナダ・トロントにある学校で知り合ったMatt Tavares(マット・タヴァレス)、Alexander Sowinski(アレックス・ソウィンスキー)、Chester Hansen(チェスター・ハンセン)の3人によって結成されたバンドである。様々な有名アーティストの楽曲カバー等を行う事で音楽に必要となる知識や技術を習得していき、2013年にヒップホップ・クルーOdd Future(オッド・フューチャー)の楽曲をカバーしたミックス楽曲を動画配信サイトにアップロードしたのだ。この楽曲は徐々に音楽ファンの中で話題になり、Odd FutureのメンバーであるTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)本人の目に留まる。ミックスした楽曲のクオリティーの高さからTyler, The Creatorとセッションする事となる。実際にセッションしている姿は動画として配信され200万回を超える再生数を記録している。


それ以降もDanny Brown(ダニー・ブラウン)が楽曲のプロデュースを担当したり、有名アーティストが参加する作品への参加等、音楽活動を精力的に行う。コアな音楽ファンだけではなく、一般層からの知名度も得たBADBADNOTGOODは『I』『II』の2枚のアルバムを発表している。収録されている全ての楽曲のクオリティーの高さから話題を集めた『I』『II』を無料で公開した事で、さらに注目を集める事となったのだ。この時点でまだデビューアルバムのリリースされていなかった事から、BADBADNOTGOODがどのレーベルに所属するのかという話題もあったのだが、BADBADNOTGOODは、デビューアルバムとなる『III』を新興レーベルInnovative Leisureからリリースする事を発表しファンを驚かせている。


ファンに新たな刺激や驚きを与えたアルバム『III』から3年後の2014年、ファン待望の新アルバム『IV』のリリースとLeland Whitty(リーランド・ホウィッティ)のバンドへの正式加入を発表し、3ピースバンドから4ピースバンドとなる。



バンドとしての評価


BADBADNOTGOODは、ヒップホップを主体とするインストゥルメンタルバンドである。しかしオーソドックスなヒップホップとは異なる”ジャズ要素”を多く含んだ今までにはないテイストのオリジナル楽曲がバンドの特徴だ。ヒップホップバンドではなく、ジャズバンドと呼ぶファンも少なからず存在する。ヒップホップとジャズの相性の良さを示した事からバンドの評価は高く、BADBADNOTGOODが世界的な人気を得てからはヒップホップ・アーティストとジャズ・アーティストのコラボが増えている。


またサックス演者としてバンドに加入したLeland Whittyは、サックス以外にもフルートやクラリネットといった管楽器、さらにヴァイオリン・ギター等の弦楽器が演奏出来るマルチプレーヤーなのだ。Leland Whittyが加入してから発表されたアルバム『IV』は、楽曲全体のクオリティーが向上しただけではなく、バンドとしての音の厚みや表現力の豊かさといったBADBADNOTGOODの新しい魅力を引き出した事で新たなファンを獲得する等、さらに高い評価を得ている。



新アルバム『IV』に収録している注目するべき楽曲


新アルバム『IV』はバンドメンバーが増えた事で収録している楽曲の全てが、今までのBADBADNOTGOODとはひと味違う仕上がりとなっている。その中でも特に注目して欲しい楽曲が「And That, Too.」「IV」「In Your Eyes」「Cashmere」の4曲である。


「And That, Too.」はアルバムの1曲目に収録されている。キーボードのミステリアスな音色がメインとなる。楽曲中盤からは、軽やかなドラムと伸びのあるサックスが加わっていく。この後の楽曲への期待感を煽る一曲目に相応しい楽曲となっている。アルバム・タイトルと同じ「IV」は、BADBADNOTGOODの代名詞であるジャズ要素が溢れる1曲だ。テンポの良いサックスとキーボードをリズム隊のドラムとベースがしっかりと支えている。中盤で意表を突いてテンポを落とす等、ちょっとした遊び心も伺える。前作とは違う音の厚みがあるジャズが楽しめる楽曲である。


アルバム終盤に収録されている「In Your Eyes」は、カナダで注目のシンガーソングライター、Charlotte Day Wilson(シャーロット・デイ・ウィルソン)をボーカルにフューチャリングしている。キーボードの綺麗な旋律に合わせてしっとり歌うボーカルが特徴として挙げられる。バンドとしての実力を全面に出すのではなく、Charlotte Day Wilsonの魅力を引き出す事に集中している事が伺える。アルバム『IV』を締めくくる最後の曲が「Cashmere」だ。静かに始まり、徐々にテンションを上げていく楽曲。アルバムの終わりを感じさせられるが、聞き終わった後には心地良い余韻に浸る事が出来る。




written by 編集部


photo: https://www.facebook.com/pg/BADBADNOTGOOD-215708555125814/photos/?ref=page_internal


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