リビングレジェンド・坂本龍一のすごさとは?

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<h3>リビングレジェンド・坂本龍一のすごさとは?&nbsp;</h3>
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<p>1990年代以降に生まれた世代の日本の若者たちには、日本を代表する音楽家・坂本龍一のすごさがあまり伝わってないようなところがある。しかし、彼は実は日本だけでなく海外からも称賛されてきた世界的な音楽家であり、音楽界のリビングレジェンドと言える存在だ。</p>
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<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/11/f5e16811-9360-4eb1-8866-ce0ac5a54d6e.jpg" alt=""></p>
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<h3><span class="s1">音楽家・坂本龍一のYMO時代までの活動</span></h3>
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<p class="p1"><span class="s1">坂本龍一は、大手文芸出版社の編集者であった父と服飾系デザイナーの母の元で1952年に東京で生まれる。幼い頃からピアノを習い始め、10代になると様々なクラシック音楽を好んで聴くようになり、音楽の世界にのめり込んでいく。その後、高校を卒業して芸術系の大学に進学して様々な音楽理論・技術を学び、大学院にも進学する。一方、大学在学中に自らが傾倒してきたクラシック音楽とは対極にあるコンピューターミュージックに出会い、大学院在学中には幅広い音楽活動をするようになっていく。大学院を出てからは本格的な音楽活動をスタートし、1978年に音楽プロデューサー兼歌手の細野晴臣に誘われて、サディスティックミカバンドのメンバーとして活躍してきた高橋幸宏も含めた3人でYMOを結成。1978年にアルバムデビューしたのち1979年にシングルデビューしてデビュー曲の「テクノポリス」にて脚光を集めたのち、1980年発売のボーカルなしのインストゥルメンタル曲「ライディーン」で大ブレイク。当時のテクノポップブームの中心的な存在となった。</span></p>
<p><span class="s1"><br /><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="600" height="350" src="https://www.youtube.com/embed/r23gU7JzGNc" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen=""></iframe></div></span><span class="s1"><br /></span><span class="s1"><br /></span></p>
<p class="p1"><span class="s1">また、この頃の坂本龍一の「テクノカット」と呼ばれる奇抜なヘアスタイルは、当時の若者たちの間で大流行した。その後も、ボーカルありの「君に胸キュン」など多数の名曲を発表し続けるが、メンバー3人の方向性の違いなどにより、惜しくもYMOは1983年に解散した。<br /></span></p>
<p><span class="s1"><br /></span><span class="s1"><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/10/38f81ccf-2d30-4f9a-9575-97c29087b2cd.jpg" alt=""><br /></span><span class="s1"><br /></span></p>
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<h3><span class="s1">YMO解散後の坂本龍一の世界での活躍</span></h3>
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<p class="p1"><span class="s1">1980年代に入ってからYMOの活動の他、忌野清志郎とのコラボ曲「い・け・な・いルージュマジック」をヒットさせるなど活動の幅を広げる坂本龍一は、ある映画監督からのオファーで俳優業にも挑戦することになった。</span></p>
<p><span style="font-size: 13.2px; -webkit-text-stroke-width: initial;"><span style="font-size: 13.2px; -webkit-text-stroke-width: initial;"><br /><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="600" height="350" src="https://www.youtube.com/embed/6RpZtNEVex4" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen=""></iframe></div></span><span style="font-size: 13.2px; -webkit-text-stroke-width: initial;"><br /></span><br /></span></p>
<p class="p1"><span style="font-size: 13.2px; -webkit-text-stroke-width: initial;">それが大島渚監督による日本・英国などの合作映画「戦場のメリークリスマス」で、彼は俳優として出演するだけでなく、この国際的な映画の音楽プロデュースも手掛けることに。そして、この映画音楽は英国のある映画賞で作曲賞を受賞するなど海外にて高い評価を受け、これがきっかけで1987年制作の中国舞台の歴史超大作「ラストエンペラー」の映画音楽も手掛けることになる。すると、1988年春開催の世界最大の映画賞「米国・アカデミー賞」では見事に作曲賞を受賞し、世界のトップ音楽家の仲間入りを果たす。その後も1990年代前半まで映画音楽分野で世界的に活躍し、世界の映画関係者・音楽関係者の間で「坂本龍一(Ryuichi Sakamoto)」の名を知らない者はいないほどの偉大な存在となった。</span></p>
<p><span class="s1"><br /><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="600" height="350" src="https://www.youtube.com/embed/A7zxb5wRMoM" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen=""></iframe></div></span><span class="s1"><br /></span></p>
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<h3><span class="s1">1993年からは再び国内で精力的に活動</span></h3>
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<p class="p1"><span class="s1">海外での映画音楽の仕事で成功を収めたのち、1993年にはYMOを再結成し、以降は日本でも再び精力的な活動を再開した。なお、活動の幅はとても幅広く、某国民的なバラエティー番組ではコミカルなコントにも挑戦した。一方、YMO以外での音楽業では自身のインスト曲で大ヒット曲が生まれたり、他の歌手のプロデュースで様々なヒット曲を生み出し、1990年代後半は再び、日本にて圧倒的レベルの作曲能力の高さを見せつけた。<br /></span></p>
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<h3><span class="s1">2000年代以降はさらに幅広い活動をする</span></h3>
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<p class="p1"><span class="s1">2000年代以降の坂本龍一は、音楽・芸能分野だけでなく、さらに活動の幅を広げる。具体的には2001年に親交のあるアーティストを集めて地雷除去運動に関するチャリティー曲をリリースしたり、環境保全に関するNPO法人を知人の音楽家と共に立ち上げるなど社会活動家として側面も目立つようになっている。2014年には癌のため一時治療に専念するも翌年に仕事を再開して60代に入っても素晴らしい音楽を発表し続けており、まさに「リビング・レジェンド」と言える存在である。<br /></span></p>
<p><span class="s1"><br /></span><span class="s1"><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/10/0bd08c97-9b62-4f20-b6c2-f9f8f631f2ee.jpg" alt=""><br /></span><span class="s1"><br /></span></p>
<p class="p1"><span class="s1">Photo:<a href="https://www.facebook.com/ryuichi.sakamoto.528/photos">https://www.facebook.com/ryuichi.sakamoto.528/photos</a></span></p>
<p><span class="s1"><br /></span></p>
<p class="p1"><span class="s1">Written by 編集部<br /><module-adv></module-adv></p>


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坂本龍一（Ryuichi Sakamoto）の音楽の世界的評価

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