Ross From Friendsがアルバムリリース、「インスパイア源はレイヴ好きな親」

Flying Lotusに見初められた新鋭がソニマニでデビューアルバム『Family Portrait』をどう表現するかにも注目!
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2018.06.14 03:30

今月、8月に開催されるSONICMANIA 2018「Brainfeeder」ステージ出演が発表された新進気鋭のプロデュサーRoss From Friendsのデビューアルバム『Family Portrait』がリリースされることが明らかになった。 


Brainfeederの新鋭Ross From Friendsとは?  


イギリス出身で、これまでに人気アングラハウスレーベル「Lobster Thermin」や、ダンスミュージックの名門「R&S」傘下レーベル「Magic Wire」などから話題作をリリースしてきたRoss From Friends。


現在、海外で流行し、人気ジャンルになっているLo-Fiハウスに通じるそのレフトフィールド感のあるメロディックかつロウなダンストラックは耳の早いダンスミュージックファンの間で注目されていたが、業界においてもその注目度は高く、Flying Lotusからも高評価を得ており、今では彼が主宰する「Brainfeeder」の新鋭という肩書きも手に入れ、その人気は目下、急上昇中だ。  


すでに今年4月にはその「Brainfeeder」からレーベルデビュー作となる『Aphelion EP』をリリース。同作ではこれまでのLo-Fiハウス系サウンドのイメージとはまた違ったレーベルカラーに沿ったビートミュージックを表現。この路線でもそのセンスの良さを余すことなく発揮している印象を受ける。




レイヴ好きな両親からの影響を受けたアルバム『Family Portrait』 


 そんなRoss From Friendsの待望のデビューアルバム『Family Portrait』は、ソニマニ出演のための来日に先んじて、7月27日にリリースされる。先述の「Brainfeeder」からのリリースとなる同作は、レイヴ全盛期にはレイヴァーとしてヨーロッパの様々な街を巡っていたという父と母、家族の存在に大きく影響された内容になっているそうだ。 


また、これまでにヒップホップのサンプリングカルチャーから80年代ユーロビート、ハイエナジー、イタロディスコに至る様々な影響を受けたサウンドを世に送り出してきたRoss From Friendsだけにアルバムには大きな期待がかかるのだが、現在、そのアルバムからの先行曲となる新曲「Project Cybersyn」が公開中。


同曲では「Brainfeeder」からの既発タイトル『Aphelion EP』とは異なり、彼らしいレフトフィールド系Lo-Fiハウスを展開。どことなくGold Pandaを彷彿とさせる詰まった4つ打ちビートと加工された女性ヴォーカルサンプリングがクセになる1曲になっている。




SONICMANIA 2018ではどのようにライヴパフォーマンスされるのか?  


ライヴでは、ギタリストなど楽器プレイヤーをフィーチャーしてのパフォーマンスを行うこともあるRoss From Friendsが、ソニマニの舞台でこの「Project Cybersyn」や、今後発売を控えるアルバム収録曲をどのように再現するかも今から気になるところ。



筆者としては、彼の曲の中では以前、「Lobster Theremin」からリリースされたソウルフルな女性ヴォーカルサンプル使いのLo-Fiディープハウス「In An Emergency」がお気に入りなので、来日時には是非こちらもプレイしてくれたら願うばかり…。



なお、アルバムの国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、解説書が封入されるそうなので、Ross From Friendsに関するさらにコアな部分を知りたい人は是非そちらの購入を検討するべし!


▶︎リリース情報

label: BRAINFEEDER / BEAT RECORDS

artist: Ross From Friends

title: Family Portrait


release date: 2018.07.27 FRI ON SALE


国内盤CD:BRC-574

ボーナストラック追加収録 / 解説書封入

http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9714


written by Jun Fukunaga



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