Native Instruments社製のソフトウェアでDJや音楽制作を楽しむ

DJ御用達・Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)社製ソフトウェア
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2018.08.06 04:30


DJ御用達・Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)社製ソフトウェア


ダンスミュージック系の音楽と言えば、クラブなどでプレイするDJをイメージするであろう。一昔前そこで使われていた機材はレコード用ターンテーブルであった。しかしテクノロジーの進化と共に変化を遂げている。Native Instrumentsはそういった場でも使われるソフトウェアを提供している会社だ。


DJとは


DJとはディスクジョッキーのことで、古くはラジオ放送局などの司会を意味していたが、クラブやディスコだけでなく野外コンサートなどで選曲した音楽をかける人も意味する。今では後者を意味するDJの歴史も長くなり、音楽をレコードで聴く時代には単にDJと呼ばれていたが、今ではCDやパソコンなども使うようになり、それらとの違いを表すためレコードDJと呼ぶこともある。一方でCDやパソコンを使うDJの場合は、それぞれCDJ、PCDJと呼ぶ。それらは再生機材の違いはあるものの基本的にはノンストップで曲を次々と流し続け、瞬間的に反復再生するスクラッチや徐々に音質を変えるなどのアクセントを所々に入れたりする。レコードDJの場合は2台のレコード用ターンテーブルとミキサーを使うが、CDJの場合はターンテーブルがCD再生用になる。さらにPCDJではパソコンの中にある音楽を外部接続したコントローラーで再生する。コントローラーにはターンテーブルと同じような働きをするものもある。ところでPCDJの場合、コントローラーに対応したソフトウェアが必要になる。そのソフトウェアにはNative Instruments社の製品が選ばれることが多い。




PCDJでは出来ることが格段に増加


PCDJは音源をノンストップ再生するだけに留まらない。レコードDJやCDJでは曲をかけたり、スクラッチなどでアクセントを付けたりしていたが、PCDJではパソコンを使うため出来ることが格段に増えた。例えば、耳を頼りにやっていたテンポ合わせや手で行っていた再生を繰り返す操作などが自動で出来たり、多くのエフェクターが搭載され音に多彩な変化が付けられるようになったことなどがある。それらはパソコン画面で波形を見ながら行うことが出来るので視覚的にも使いやすくなった。Native Instruments社では、PCDJに特化したTRAKTORという商品名のソフトウェアやいくつかのコントローラーも開発し販売している。一般的に趣味でDJを行う場合はTRAKTORだけでも完結するが、実際にクラブでプレイしているDJはレコードのターンテーブルなども併用している場合がある。






PCDJでこれまでになかったサウンドを創る


Native Instruments社のTRAKTORだけがDJに使われているわけではなく、MASCHINEといったステージでのパフォーマンスにも使える楽器もある。そのパネル上にいくつかのパッドや操作ボタン、ツマミなどがあり、パッドを叩けば内臓している音の素材を鳴らすことが出来る。音をループさせながらツマミを回せば音を徐々に変えられるなど多彩な音創りがリアルタイムで可能なため、DJプレイにうってつけの楽器とも言えるだろう。音楽の勉強をした人でなくても直感的にサウンドを創り出すことが出来るようにもなっている。ソフトウェアのTRAKTORとの同期も可能なため、これまでになかったオリジナルのサウンドを創り出すことも出来る。




Native Instruments社の製品はDJ以外も使っている


Native Instruments社の製品はTRAKTORやMASCHINE以外にもある。例えば、ソフトウェア・シンセサイザーやソフトウェア・サンプラーといったものも存在する。これらはDAWといったパソコンなどで音楽制作が行えるソフトウェア上の音源として使用される。アナログやデジタルといった方式のシンセサイザーや自在に様々なシンセサイザーを組めるモジュラー式のもの、それに生楽器の音を高音質にサンプリングしたものなどがある。ダンスミュージック系やポピュラー音楽などを制作するプロでこれらを使用する人は多くいる。なおNative Instruments社製のDAWはないので、これらを使うには他社製のDAWが要る。こういったソフトウェアが無い時代、音楽を創ろうとすると楽器や機材を揃えたり、録音時にはスタジオを借りるなど金銭面でかなり高いハードルがあったが、今では初期費用は要るものの作曲からアレンジ、録音まで過程の殆どがパソコン上で出来、気軽に音楽制作を楽しめるようになった。


Photo:https://www.facebook.com/pg/NativeInstrumentsJapan/photos


Written by 編集部



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