炎上を助長する”言論ストーム”とは?モーリー・ロバートソン、匿名が蔓延る2018年日本のSNS論を語る

放送中「気持ちの良い正義に簡単に飛びつかない」と語ったモーリー。それが意味することとは?
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2018.01.15 08:00

1月11日(木)に放送されたblock.fmの人気番組「Morley Robertson Show」でパーソナリティを務めるジャーナリストのモーリー・ロバートソンが、日本と海外でのソーシャルメディアについて自身の考えを語った。


気持ちの良い正義に簡単に飛びつかない


冒頭では年末にテレビ番組に多数出演していたが、その裏では実は体調を崩していたというモーリー。新年第1回目となる放送では、かつてのソ連を反映した『スタートレック』の悪役帝国、クリンゴンを引き合いに出して、現代のエンタメ業界における多様性の表現について語っている。


現代のソーシャルメディアについて、誰もが評論家になれるSNS時代では、右翼的な考えと左翼的な考えに分かれた言論闘争の裏では何が実際に行われているのか、など自分の見解を示した。(19:00頃〜)


SNSでの炎上について、SNSでモーリーが絡まれた炎上体験について語り、日本のSNS上で行われている言論と、現代社会やメディアとの関係にも触れている。


特に、誰もがソーシャルメディアで自由に評論家口調で他人を叩くことを正義の行いだと考える自分に酔いたかったり、承認欲求を得たいとする「麻薬的な快感」があると指摘し、SNSは「匿名」同士での喧嘩の場として定着したと感じた自身のエピソードを語る。


そのほか、ゴールデングローブ賞でのオプラ・ウィンフリーのスピーチを例に出しつつ、アメリカの政治や社会の病んだ部分が何なのかについて大いに語っている。


そして、2018年の自分のテーマは、誰かに意見を求められたとしても安易に回答しない「気持ちの良い正義に簡単に飛びつかないこと」と語った。


放送された新年1回目の「Morley Robertson Show」。気になった人は是非アーカイヴでフル視聴して、モーリー・ロバートソンの考えに触れてみよう。


アーカイヴの再生はこちらのリンクから。


なお、Morley Robertson Showは毎週木曜日21:00~22:30までレギュラー放送中。次の放送もお楽しみに!!



Written by Jun Fukunaga

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