スチャダラANIとセク山、Netflix『アトランタ』『ヒップホップ・エボリューション』を語る

スチャダラパーANIとセク山が『アトランタ』シーズン2と『ヒップホップ・エボリューション』シーズン3を紹介!
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2019.10.01 06:00

スチャダラパーANIさんとセク山がblock.fm『京浜ネバーランド』の中でNetflixのおすすめ作品を紹介。『アトランタ』シーズン2と『ヒップホップ・エボリューション』シーズン3について話していました。


番組情報

▶「ANI & セク山の京浜ネバーランド」

放送日:毎月第3木曜日 21:00 - 22:00 O.A.

番組URL :https://block.fm/radios/707





セク山:Netflix、最近どうですか?


ANI:Netflixは、やっぱり『アトランタ』シーズン2じゃないですか?




セク山:シーズン2がね。僕も一気にシーズン1から見ました。2の終わりまで。


ANI:ねえ。2、やっぱりすごかったね。『アトランタ』、あんなおもろいのにそんなにみんな、なんか……なんでだろう?って思って。


セク山:そうっすね。なんかドーン!って感じでもないですからね。


ANI:『This Is America』ですら……。


セク山:そう。『This Is America』を先に見てたから、『This Is America』を作った理由というか。「ああ、なるほど」っていうのがわかったっすね。答え合わせができたというか。『This Is America』にすごい集約されてるなっていう感じはありましたね。


ANI:どの話もさ……SNSとかも入ってくるじゃん?


セク山:要はSNSに狂っちゃったやつがペーパーボーイとかその周りを撮ってあげて。そいつがどんだけ滑稽か、みたいな話とか。


ANI:最新の話とかも出てくるじゃん?


セク山:そうですよね。お話としては。


ANI:本当、なんだろう? サイプレス上野の生活がドラマになった感じもあるじゃん?


セク山:アハハハハハハッ! いや、本当にそうで。


ANI:でも、やっぱり上野の話じゃ地味すぎて企画書が通らないけど……っていう感じもあるじゃん? あと、そんなに知られてないみたいな感じだけど、あれでドラマになるのがすごいなって思って。ペーパーボーイのね。


セク山:そうですよね。やっぱりその、人種差別の話だったりとか。


ANI:アフリカン・アメリカンの……。あと、アトランタという南部の都市ならではの、みたいなのもあるじゃん?


セク山:そうですね。あと、宗教だったりとか、逆人種差別とかも入ってくるし。


ANI:ニュース番組に出る回とか、すごくなかった?


セク山:あれは最高でしたね! 初めから最後までニュース番組のテイでやったやつですよね。で、CMとかもね。


ANI:ゲストでペーパーボーイが出てて……っていう。あれがさ、「その見方は?」みたいな。もう1人、いるじゃん。あれの感じもすごいじゃん?


セク山:すごかったっすね。そんで、そこでピックアップされる男性が自分の中に……アフリカン・アメリカンの人なんですけども、その中に白人の自分が本当はいてっていうような内容だったりとかして。結構ね、見ていて笑っていいのかどうかも本当にわかんないぐらいのギリギリを攻めていて。だけど、すげえ笑っちゃうみたいな感じでしたね。


ANI:本当に、ぜひ。


セク山:やっぱりね、ドナルド・グローヴァーと……。


ANI:あと、ヒロ・ムライね。


セク山:ヒロ・ムライ。あ、そうか。『This Is America』もヒロ・ムライですもんね。


ANI:そう。だからあのコンビっていうことでしょう? だから『アトランタ』があって、『This Is America』だもんね。




セク山:そうですね。いやー、面白かったっすよね。


ANI:いや、すごいよく出来てるなと思ってね。


セク山:1回見ただけじゃわからないところもあって、もう1回見ないと……って。あれですね。『ドゥ・ザ・ライト・シング』を初めて見た時みたいな。もうちょっと過激ですけども。


ANI:もうちょい進化しているもんね。


セク山:そういう気がしました。あとは……あれがありますね。『ヒップホップ・エボリューション』のシーズン3。


ANI:シーズン3、面白かった。ジェイ・Zって金をバラまいていたっていう話がすごかった。


セク山:すごかったっすね。あのパフ・ダディとジェイ・Zのトップ争いのところですか?


ANI:そう。で、「ラッパーとしてデビューしろ」「別に金稼いでるからいいわ」みたいなのから始まって……っていうやつじゃん。ロッカフェラ。最初、プロポーションで金をバラまいていたっていう。


セク山:あれもすごい話でしたよね。うん。


ANI:あれはでも、1ドル札をまいていたのかな? どうなのかな? 5ドルぐらい? 10ドルぐらいまいていたのかな?


セク山:まさか100ドルっていうことじゃないとは思うんですけどね。


ANI:そういえば、『アトランタ』で金を使えないっていう話、あったじゃん? 偽札だって言われて、結局ストリップでしか使えなくて。「くずしてくれ」って言って「200ドルからだ」っていうのでさ。それで手数料で20%取るっていうのもすごいよね。


セク山:すごいっすよね。ああいうことも知らなかったことっていうか。「ああ、そうなっているんだ!」っていうね。


ANI:「でも、ここはそんなセコいことを言う場所じゃないから」っていうので。とにかく金がかかるみたいなさ。ボトルも「前払いだ」みたいな。


セク山:ありましたよね。あと、『ヒップホップ・エボリューション』で言うと、アトランタのラフェイスが面白かったですね。ペブルスからのTLC。ジャーメイン・デュプリからのクリス・クロス。


ANI:MC Shy D?


セク山:そうっすね。そこからのアウトキャスト。


ANI:アウトキャストに行くまでね。


セク山:その間にダラス・オースティン。


ANI:ダラス・オースティンもいたね。何だっけ、ダラス・オースティンは?


セク山:ダラス・オースティンはAnother Bad Creation(A.B.C.)っていう子供6人組の……ベル・ビヴ・デヴォーのビヴがやっていたBiv 10 Recordsっていうのがあるんですけども。そこからはボーイズ・II・メンとAnother Bad CreationとMC Brainsっていうのが出すんですけども。その子供たち6人組の……要はベル・ビヴ・デヴォーのマイケル・ビヴンスはニュー・エディションですよね。だから子供の時からやってて。


結局ジャクソン5のフォロワーではあるんですけども。だから、そのビヴンスが6人組の男の子たちをやるっていう。で、そこで使ったのがダラス・オースティンなんですよね。だからニュー・ジャック・スウィングの影響を受けてたダラス・オースティンが、そこでちょっとポップな感じでやる。それがある程度成功して。僕とかはすげえハマったんですね。中学ぐらいの時に。



ANI:へー!


セク山:それで「じゃあ女の子を……」っていう話になってTLCが出てくる。で、TLCのファーストはほとんどダラス・オースティンがやっていたりするという流れなんですよね。で、大成功をするっていう。


ANI:そうだよね。ラフェイスは何なんだっけ? ラフェイスはベイビーフェイスと……?


セク山:ベイビーフェイスともう1人。LA・リードですね。で、彼はペブルスと夫婦なんですよね、たしか。


ANI:アウトキャストとかもラフェイスだもんね。


セク山:そうです。最初は。だからPVとかでラフェイスのTシャツを着ていたりしてますもんね。で、ジャーメイン・デュプリもTLCのPVで出てたりしているんで。


ANI:ジャーメイン・デュプリはクリス・クロス? ソー・ソー・デフ?


セク山:ソー・ソー・デフですね。なのでダ・ブラットとか。あとは『My Boo』とかを作ったのもジャーメイン・デュプリですね。



ANI:あのちっこいやつ……リル・バウワウも?


セク山:リル・バウワウはどうでしたっけね? たぶんそうだと思います(笑)。


ANI:「リル」が取れてね。


セク山:バウワウになるっていう。ありましたね。


ANI:このシリーズ、まだ続くのかな? 『ヒップホップ・エボリューション』。あ、ジェイ・Zの時にさ、ジェイ・Zの昔の映像とか出てきてよかったね。でも、本人はやっぱり出てこないんだ、みたいなのもあるじゃない? ギャラ高すぎるんだろうね。


セク山:出なかったっすね。たしかに。


ANI:あと、だからアンドレ3000も出てこないじゃん?


セク山:アンドレは出てこなかったっすね。ビッグボーイだけでしたもんね。


ANI:ギャラ、高いのかな?


セク山:TLCは両方出てきました?


ANI:パフ・ダディは出てきたか。


セク山:TLCはT・ボズだけ? チリはいたかな? どうでしたっけ? でも、すごいよかったっす。あと、東のリリシスト・ラウンジ、西のグッドライフ・カフェっていうのもありましたね。要はブラックスター、モス・デフとタリブ・クウェリ。そして西だとフリースタイル・フェローシップ。


ANI:これを見た後、フリースタイル・フェローシップのアルバム、聞いた(笑)。


セク山:本当っすか? ねえ。トリッキージャズみたいな感じの。


ANI:昔、デビューする前にライブを見たことがあって。ニューヨークで。ニューミュージックセミナーかなんかで出ていた時があって。面白いなって思って。でも、そういう流れからエミネムが出てきたっていう話なんでしょう? フリースタイルの。


セク山:そうなんですよ。だからそれもモーリス・マローンでしたっけ? 洋服の。それのヒップホップショップっていうのがデトロイトにあったのかな? で、そこでとんでもない白人ラッパーがいるっていうことで……っていうね。エミネム。


ANI:エミネムまで行くっていう感じだもんね。


セク山:自分の先輩でグッドライフ・カフェがやってる時に行ったことがあるっていう人がいて。その時はファーサイドとかソウル・オブ・ミスチーフとかチャリ・ツナはずっといたみたいな。そういうのを聞いたことがありますね。


ANI:そうか。そのへんですよね。


セク山:だから、あれですよね。LAのギャングじゃない方って言いますか。そこのカウンターというか。だけど、スヌープも最初に行っていたっていうね。


ANI:Gファンクじゃない方の、もうちょっと東の感じに影響を受けてるみたいなね。トライブとかにね。


セク山:そうっすね。やっぱりネイティブ・タンってデカかったんだなって気はしますよね。うん。


(中略)


セク山:はい。JUBEEくんで『NOISE SURFER MIND』でした。ありがとうございました。昨日、EPが出たらしくて。



ANI:へー。そういうのってもういま、物体が出るわけじゃないんすか?


セク山:物体は出てないんですね。これはサブスク、iTunesなどで出ている感じなんで。


ANI:『アトランタ』でもあったよね。「CDをかけたい」って言ったら「CDをかける機械がないよ。データで送ってくれ」みたいな。


セク山:ありましたね。あれもね、すごいいまを反映してますよね。


ANI:あれとあと、若いラッパーと遊びに行ってさ。酒を持っていくと「ありがとう。俺は酒を飲まないんだ」っていうね。


セク山:そうっすね(笑)。


ANI:それでコンピューターがクラッシュしてイライラするっていう(笑)。


セク山:ありましたね。なんかちゃんといまを切り取ってますよね。


ANI:ちゃんといまっぽい感じがあるのがすごいと思いましたね。


セク山:アンガールズ的なワチャワチャというか。そういうのもありましたよね。


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スチャダラパーからANIと、普段から交流の深いセク山がお送りする、題して「ANI & セク山の京浜ネバーランド」がレギュラー番組として放送決定!おやすみ前の素敵な音楽とおしゃべりでネバーランドにお連れします。


written by みやーんZZ



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