JUSTICEインタビュー! 「歌詞が分からない人の気持ちは理解できるよ」

新しいアルバム、言語のバリアそして日本のオーディエンスとコネクトすることについてシェアして頂きました。
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2017.09.08 10:00

English version here, version française ici.


ギャスパール オジェ(Gaspard Augé) ザビエル・ドゥ・ロスネ(Xavier de Rosnay)のデュオJUSTICEは、間違いなくダンスミュージック・シーンの中で、大きな影響力を獲得したミュージシャンです。彼らのインディー・エレクトロサウンドは誰をも踊らせる中毒性があり、切実で無防備なパフォーマンスは常に私たちを興奮させ続けて来ました。約5年ぶりのニューアルバム『Woman』で劇的なカムバックを遂げ、『サマーソニック2017』で来日したJUSTICEに貴重なインタビューの時間をもらい、アルバムとアート写真の関係、言語のバリア、そして日本のオーディエンスとコネクトすることについて語ってもらいました。


AMY 全アルバムで一致するところはカバーアートの十字架です。それは、どのようにお二人のサウンドに影響していますか?


XAVIER アルバムのカバーはいつもアルバムの中身、箱に入っているものを代表している。3つのアルバムを作って、全部一緒にかっこよくできていてすごく嬉しい!最初のアルバムは、黒とゴールド、『Audio, Visual, Disco』はコンリートの十字架でイギリスのカントリーサイドのようなデイタイムのランドスケープにあって、『Woman』はカラフルな液体にかかれている十字架で、どれもアルバムのサウンドを表している。それをわかってくれると願う。

 

AMY 『Woman』のカバーアートは、インスタグラムで見た注入油の写真からインスパイアされたそうですね。一方で、アルバムのサウンドをインスパイアしたものは何ですか?


 

XAVIER 本当になんでも可能性はある。例えば、この写真はとても有名なデンマークのシェフが撮ったもので。私たちは特にこの世界とはコネクションはないけど、この写真を見た瞬間、私たちの中で何かを起こして、アルバムのカバーで使えると思った。だから、本当に何でも可能はある。映画でも、画像でも、誰かが言っていることでも。音でも感情でも。私たちはいろんなものからインスパイアされている。


GASPARD ザビエルが言った通り、音楽だけではない。いつも一緒にいることもあるけど、いつもアイディアを交換していて、それを全部合わせたものが私たちの音楽を説明する。


AMY 『Woman』のために新しいプロダクションのスタイルを使いましたか?どのようなアイディア、サウンドや経験がアルバムをインスパイア制作しました?


XAVIER いつも伝統的な楽器とモダンなツールを使ってきている。『Woman』のためには新しいテクノロジーを理解しつつ、これまでと同じことをやってきた。私たちのスタジオはローエンドな機材、ハイエンドなアナログ機材とパソコンのようなデジタルなもののブレンドだ。メインのツールはパソコンだけど、このアルバムのインスピレーションは音楽というより、私たちのジェネラルな心の状態だった。


GASPARD あとは世界情勢もだね。


XAVIER 現在の(世界の)状況も。『Woman』は私たちのサウンドを持っているけど、特に特別なステートメントはない。ただ自分たちが感じてるものによって音楽を作りたくて、これが結果となった。



 


音楽と言語の壁


AMY 日本では何回もパフォーマンスをしたことがあり、間違いなくたくさんの忠実なファンがたくさんいます。音楽が言語のバリアを乗り越えるのは何だと思いますか?日本のオーディエンスのために特別なことをしていますか? 


XAVIER いや。世界のどこでもオーディエンスはみんな違う。特定の国のための特定のテクニックを使ったりはしない。日本のオーディエンスで気づいたことは、これは私たちがこっちに来て感じたことだから間違いかも知らないけど、いつも真剣に聴いてくれて、ステージでやってることを真剣に見ていることだ。だから、私たちはコミュニケーションを取れるためにもっとボディーランゲージを使う必要があるかも。でも、毎回違うんだよね。昨日の夜はすごく楽しかった。今夜も同じだと願う。

 
AMY みんな踊っていました?日本のオーディエンスはあまり踊らないことが多いと思いますが..。


XAVIER でも、昨日の夜はすごく踊ってた! 


GASPARD すごく反応してくれた。

 
XAVIER そんなに反応するとは思ってなかったけど、すごくよかった。

 
AMY ボーカルもたくさん使っている作品を作っていますが、そのライティングプロセスについて何が大切かを教えて頂けますか? 


XAVIER 私たちフランス人は、何も理解せずにアメリカの音楽に没頭してきた。だから、私たちも音楽を聴いていて歌詞が理解できないことにも共感できる。私たちは、歌詞も大切だと思うけど、それよりは全体的のエモーションを大切だ。多くの音楽は歌詞が理解できても、メインの感情がわかってないことが多い。だから、歌詞が理解できなくても私たちの音楽はエンジョイできると思う。私たちが書く曲はもともと理解しづらいものだけど、そこが最高。

 
AMY どのような音楽を聴いて育ったんですか?もしくは、どんなアメリカの曲が好きですか? 


XAVIER メインストリームなアメリカンミュージックを聴いてた。90年代はウェストコーストラップを聴いてた。 


GASPARD グランジも。 


XAVIER グランジもだね。多くのフランス人の子供と同じように、ニルヴァーナ(Nirvana)、ドクタードレー(Dr. Dre)、スヌープドッグ(Snoop Dogg)、メタリカ(Metallica)も..。

 
AMY 最後に、JUSTICEの音楽はファンだけをインスパイアさせてなく、フィルムやファッションにも影響があります。映画業界やファッションショーのために音楽を作っている時は、プロダクションスタイルを変えていますか?



XAVIER いや! 私たちは今まですごくラッキーだった。サイドプロジェクトに参加してるとき、私たちがやりたいことしか頼まれない。例えば、ファッションショーのために音楽を作った時、18分の曲と合わせて歩けるテンポが要件だった。1トラックを送ったら、何も変える必要がなかったんだ。だからラッキーと言えるね。そして、あまり妥協したくないから、要求が厳しすぎると、私たちはやらない。 




Written by Amy

English version here, version française ici


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