うれしい見た目もそのままクローン！その名もTD-3 Analog Bass Line Synthesizer

<p>2019/11/04にBehringer公式Youtubeチャンネルで『3+3+2　3×3+2』というタイトルのAcidなイメージの映像にあわせ、いかにもというベースラインのフレーズが徐々にフィルターを解放しながらビオビオポノポノボニョボニョボヨボヨ♪と鳴り響くティーザー動画が公開された。</p>
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<p>さらに動画のタイトル『3+3+2　3×3+2』は、「この暗号は303を示唆しつつもローンチ日を告知している」ということで、海外のメディアやSNSで「ついに303が発表される」と大きな話題に。この記事も含め、世界中のメディアやユーザーはもう完全にBehringerのマーケティング踊らされている。たった1本の、しかも予算のかかってない動画だけでどれだけのメディアを動かしたことか・・。</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hEcIktso6GU" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div></p>
<p>さらにその翌日には海外の音響機器掲示板gearslutz.comに製品画像が投稿されると同時に型番も投稿され、その型番をもとにウェブ上を検索したユーザーから、価格は150ユーロであろうと言った情報までもが投稿された。価格に関しては噂の域を出ないが製品画像はおそらく完成品に近いものになっているだろう。</p>
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<h3>オリジナルに近いデザイン、いくつかの絶妙な追加機能</h3>
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<p>以前にRolandがドイツで808や303のデザインを商標登録していたことが報じられており、ここまでやって大丈夫かと思うほどのそっくり具合。Roland本家の復刻機TB-03を超えてしまう再現具合なのでオリジナルのファンにとっては嬉しい限りだろう。また盤面からはUSB/MIDI/CVのインターフェース、となんとディストーションが内蔵されているのがわかる。303そのままの見た目だけでも上がるのにディストーション何かかけたらブチ上がりでしょう。MIDIもオリジナル機を改造して無理繰り搭載する技は定番だったので、ようやく普通にMIDIが使えるように。</p>
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<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/10/bd220120-62ef-4e66-8578-f5fdab854057.jpg" alt=""></p>
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<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/10/3105f6dd-6593-4abb-92a3-7b577a59c7ac.jpg" alt=""></p>
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<h3>それ以外の部分で現状のリーク情報などを集めてみた感じでは</h3>
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<p>ーフィルター、オシレーターとも完全なアナログ回路</p>
<p>ー16ステップシーケンサー/7トラック/250ユーザーパターン</p>
<p><strike>ー16ボイスポリ（303がポリ！16ボイス！？！）</strike></p>
<p>2019年11月11日訂正：ー16ポリチェーンに対応し、複数台のシンセサイザーを使用して最大16ボイスポリフォニーが可能</p>
<p>ー設計・製造はイタリア</p>
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<p>Roland本家の復刻機TB-03はアナログモデリングだっただけに、Behringerの完全アナログサウンドへの期待は膨らむ。シーケンサーも使いやすいものになっているとのうわさもあったので、この辺りも楽しみだ。そして最大16ボイスで鳴る303・・・どんだけ凶悪なグルーヴになるのか楽しみでしかない。</p>
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<p>TB-303は1982年に発売された当時としてはチープなベースマシン。DJ Pierreが303のフィルター全開のビヨビヨとしたベースとはかけ離れた奇抜なサウンドで制作した『Acid Trax』がAcid Houseというジャンルを築きあげ、さらには今日のエレクトロニックミュージックを含む、様々な音楽ジャンルに影響を与えることになった。808, 909, 303など、Rolandが築き上げた名機たちは「ありえないサウンド」だからこそ、音楽の歴史に新たな1ページを刻み込むだけのパワーを持っている。現在の技術で無制限に機能を増やしたり使い勝手を上げることはできるだろうが、Behringerの控えめだけど絶妙な機能追加はオリジナル機や303カルチャーへの粋な配慮もあるだろう。</p>
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<h4>2019年11月9日追記</h4>
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<p>予告通りBehringer公式で303の情報が公開された。基本機能はリーク情報通りだったが、色はリークされてない赤と青があり303を3色展開といううれしい追加ニュースが！そして価格の方もgearslutz.comに書き込まれていた通り150ユーロということで、おそらくは日本でも2万円くらいで入手できるのではないかと！303をアナログで再現し、かつ<strike>16ポリ</strike>にしてしまったモンスター機がこの値段とはすごい事になってきた・・。</p>
<p>2019年11月11日訂正：最大16ポリチェーン可能</p>
<p><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/6HdRtDESrMU" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen=""></iframe></div></p>
<p>written by Yui Tamura</p>
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<p>source:</p>
<p>https://www.gearslutz.com/board/electronic-music-instruments-and-electronic-music-production/1286361-td-3-sr-berhinger-303-a.html</p>
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="8T4tvl8sI3"><p><a href="https://www.synthanatomy.com/2019/11/namm-2019-news-behringer-tb-303-analog-clone.html">Behringer TD-3 Analog Bass Line Synthesizer Leaked,  Roland TB-303 Clone</a></p></blockquote>
<p><iframe class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted" style="position: absolute; clip: rect(1px, 1px, 1px, 1px);" title="&#8220;Behringer TD-3 Analog Bass Line Synthesizer Leaked,  Roland TB-303 Clone&#8221; &#8212; SYNTH ANATOMY" src="https://www.synthanatomy.com/2019/11/namm-2019-news-behringer-tb-303-analog-clone.html/embed#?secret=8T4tvl8sI3" data-secret="8T4tvl8sI3" width="500" height="282" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe></p>
<p>photo:</p>
<p>https://www.gearslutz.com/board/electronic-music-instruments-and-electronic-music-production/1286361-td-3-sr-berhinger-303-a.html</p>
<p><module-adv></module-adv></p>


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BehringerよりついにTB-303クローン登場！なんとお値段は150ユーロ！！

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