ラッパーの50 Centがエミー賞の受賞結果に対し「非常に差別的だ」とコメント

白人以外が約半数もノミネートされていたが結果は...。SNSでは白すぎるエミー賞を意味する #EmmysSoWhite のハッシュタグも。
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2021.09.23 08:00

ラッパーであり、近年では「Power」をはじめとする人気ドラマの制作総指揮を務めるなどテレビ業界でも成功を収めている50 Cent(50・セント)が今年のエミー賞について「人種差別的だ」とSNSでコメントしている。


今年のエミー賞では『RuPaul's Drag Race』がコンペティション番組部門で作品賞を受賞し、RuPaul(ル・ポール)が11個目のエミー賞のトロフィーを獲得、最多受賞記録を更新したが、主要部門はほぼ白人が独占する結果となっていた。






「まだトイレを人種で分けているようだ」


コメディやドラマ部門における主演、助演・女優/男優賞など12の賞で受賞したのはすべて白人の俳優だった今年のエミー賞。ノミネートの発表時点では有色人種が約半分を占めたことがエミー賞史上初となり、業界における多様性の広がりを印象付けていただけに、残念な結果となってしまった。


この結果を受けて50 Centはかつて黒人用と白人用のトイレが分けられていた差別を例に出し「エミー賞はまだ人種によってトイレを分けているようだ」とSNSでコメント。50 Centがエミー賞に対して批判するコメントを残したのは今年が初めてではないが、これまで以上に激しい口ぶりだ。




「#EmmysSoWhite」のハッシュタグも


今年の”白すぎるエミー賞”に対してSNSでは「#EmmysSoWhite」のハッシュタグが再登場している。このハッシュタグは2015年にアカデミー賞が白人色の強すぎるアワードになっている事を受けてSNSで広がったものだが、2021年にまたもトレンド入りするとは悲しい現実である。


司会にはCedric the Entertainer(セドリック・ジ・エンターテイナー)を起用するなど、ダイバーシティ化している事をアピールして見せていたが、この事すらも“パフォーマンスだ”と指摘されている。もちろん正当な理由があって受賞者が白人のみになっているのならば問題はないはずだろう。どちらにせよ今後エミー賞からのコメントに注目が集まる。



ラッパーとして成功を収めた後に俳優としても活躍し、ドラマの制作、本の執筆など多方面で活躍している50 Centの影響力は小さくないだろう。元々過激な発言をするラッパーではあるが、やはりエミー賞の受賞基準には疑問が残る。プレゼンターなどでは意識的にマイノリティを前面に押し出していただけに、受賞結果とのギャップも大きく感じてしまう。どのアワードでも言える事だが、反省を踏まえて毎年アップグレードされて欲しい。



written by BsideNews


source

https://www.complex.com/pop-culture/50-cent-blasts-emmys-no-people-of-color-win-acting-awards/emmy-award-winners


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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=403990957958652&set=pb.100050432532195.-2207520000..&type=3




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