高校生たちだけの問題ではない。真っ向から社会問題に向き合うNetflixオリジナルドラマ「13の理由」

シーズン配信開始から話題が止まらないNetflixオリジナルドラマの「13の理由」を紹介
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2018.08.01 21:00

ティーン向けのドラマや映画はありふれて、様々な青春劇を描いているが、中でもNetflixオリジナルとして全米にショッキングな内容と、物議を醸しだしたドラマシリーズ「13の理由」。ミステリーだけではない、ティーンたちの社会問題を、真っ向に描いている衝撃作となっている。


始まりは"カセット・テープ"に録音された告白だった




ソーシャルチェーン・ミステリー「13の理由」特別映像



リバティ高校のハンナ・ベイカーという少女が自殺をしたという訃報を受けた現状から始まるストーリー。主人公のクレイ・ジェンソンはハンナに心を寄せていた物静かな同級生。そんな彼に届いたのが7本のカセットテープ。聞いてみると、ハンナの「人生を終わらせた13の理由」が収録されていた。クレイは、テープに収められているハンナの気持ちとともに、高校で起こっている現実を紐解いていく。


原作はジェイ・アッシャー作の同名のジュブナイル小説。2007年に発売されてからティーンたちの根強い支持があり、ベストセラーとなった。満を持しして、Netflixオリジナルシリーズとして2017年にシーズン1が配信開始。配信開始いなや、いじめや性暴力、また自殺のシーンの表現が、ターゲット層の多感な10代たちにとってはショッキングであり、または助長してしまうのでは、という物議をかもし、2017年ではSNSで最も話題となった。2018年5月からはシーズン2が配信され、シーズン2もまた多くの論争があがった。シーズン3も2019年に配信が決定されている。




「13の理由」シーズン2 予告編 - Netflix [HD]




ドラマだけではない、社会的活動にも積極的に行っている。


Netflix オリジナルの中でも絶大な支持を得ている「13の理由」。その衝撃的な内容とぶつける問題は、世界中の人たち、そして世代を超えて、多くの人たちを巻き込むようになった。製作総指揮はアメリカのポップスターでアイコンでもあるSerena Gomez(セリーナ・ゴメス)が務めており、ゴメス自身もドラマ制作にかかわる事で、自殺問題やいじめ問題、精神病などの社会問題に向き合っている。青春を描くティーンドラマと言っても、内容や表現を端折ったりはせず、実際に起こっているかのような生々しい問題を目の当たりにさせてくれている。様々な青春ティーンドラマがあるが、ショッキングかつ現実的な内容として、10代に見せてはならない内容なのではないかと懸念する有識者たちがいる。中には「13の理由」は「自殺を復讐劇として美化している」という意見も多くあった。


だが、出演者たちや製作スタッフたちは、むしろ自殺防止のため、そしてうつや精神病を抱えて悩んでいる人たちに手助けをしたいという想いでドラマ制作にあたっている。そのため、シーズン1が配信開始された直後から、シーズン2が配信されてからも、いじめ・自殺抑止プログラムとして「13の理由」サイトを開設し、出演者たちも様々なメディア出て「13の理由」に出演する事で、このような社会活動に貢献したいと語っている。



13 Reasons Why | Beyond The Reasons [HD] | Netflix




果たして「13の理由」は高校生たちだけの問題なのか? 大人の私たちにも見覚えのある行動や言動があるかもしれない。そして私たち大人もこのような問題から目を背けてはいけないのだ。


「13の理由」は全話Netflixで配信中。


Photos:

https://www.facebook.com/13ReasonsWhy/


参考:

https://13reasonswhy.info/


Written by 編集部


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