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Abletonが「Max」の開発元Cycling‘74を買収

2017/06/11 11:00
admin
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親和性の高かった2社が買収により合併することに

Written by Jun Fukunaga Photo by Cycling’74DTMユーザーの間で人気のDAWの一つと言えば、「Ableton Live」。その開発・販売を行うAbletonが、これまで「Max」や「Max for Live」といった製品を開発してきたメーカーCycling’74を買収したことが明らかになった。海外メディアCDMによると、合併後は、Cycling’74の所有権がAbletonに移るというような合併となるものの、今のところ、特に組織体制の変更などは予定されておらず、引き続き別々の会社として業務に取り組むとのこと。これに対し、Cycling’74の創設者兼CEOであるDavid Zicarelliは、この提携により、両社が抱える課題と製品におけるさらなる連携の可能性が開かれると語っている。Maxをベースにし、Ableton Liveとのプラグイン機能が搭載された「Max for Live」は、現在、単体で購入するか、もしくは販売されている「Ableton Live」の3つの内、最上位のパッケージ「Suite」を購入することで使用可能。

そもそも「Ableton Live」自体が、Maxのパッチを元に設計されたものだけあって、相性もよく、同プログラムを使うことで、独自にパッチを作成し、ソフトシンセ、エフェクトとして使うことができるだけでなく、外部ハードウエア楽器などのコントローラーとして使用可能。さらに音楽とは直接関係のないビデオカメラ、照明などもコントロールすることが可能という非常に使える代物だ。また、初心者からすると独自にパッチを作成するのはややハードル高めな印象を持ってしまいがちだが、そんな人は世界中のクリエーター達によって作成された様々なパッチをAbletonのオンラインストアで購入、もしくは無料ダウンロードすることで、プラグインとしてすぐに利用することもできる。
その中でも、Monolakeとして知られ、「Ableton Live」の開発にも関わっている電子音楽家のRobert Henkeが開発したグラニュラー・シンセパッチ『Granulator』、日本のミュージシャンKatsuhiro Chibaによる80年代シンセパッチ『Classic Synth』や、Richie Hawtinによる、Live setの状態をプリセットとして保存し、それを簡単に呼び出すことができる『Kapture』、Akai APC40、20をステップシーケンサーとして使えるようにする『APC-Step-Sequencer』などが有名で、これらは全て無償で配布されている。また、その他にもインターネット上には、Maxの玄人達が制作したコードジェネレーターや一風変わった音作りに使える様々なパッチが存在するので、これから「Max for Live」を使ってみようと考えている初心者の人は1度チェックしてみてほしい。今回の買収による合併で、次回のアップデートがこれまで以上に楽しみになってきた「Ableton Live」ユーザーは決して少なくないはず。11月にベルリンで予定されているAbletonのカンファレンス「Loop 2017」にて、新たな情報が公開されることに期待したい。参考:http://cdm.link/2017/06/exclusive-ableton-acquires-max-maker-cycling-74-inside-the-deal/https://www.ableton.comhttps://www.ableton.com/ja/blog/come-to-loop-2017/

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