次世代のヒップホップスターは誰だ? XXL誌による注目の新人ラッパー11人

ヒップホップ情報誌・XXLによる「2019 Freshman Class」が発表された。すでにヒット曲をリリースしているBlueface、Gunna、DaBabyから注目のフィメール・ラッパーMegan Thee Stallionもリスト入り!
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2019.06.26 10:00

アメリカのヒップホップ情報誌『XXL』による毎年恒例の新人ラッパー特集「Freshman Class」の2019年版が発表された! 今年は「Thotiana」が大ヒットしたBlueface(ブルーフェイス)、「Suge」がビルボードでトップ10入りを果たしているDaBaby(ダベイビー)といった11人のラッパーが選出され、この中から次世代のラップスターが生まれるのか注目が集まる。


「Freshman Class」は今年で12年目を迎え、年々注目度は増している。だが、SNSの発達によってリスナー自らがラッパーを発掘することも多く「新人ラッパー特集なのに、新人じゃない!」などと問題視する声も上がっているようだ。しかしながらヒップホップファンにとって1つの指標であることには変わりなく、すでに知っているラッパーはもちろん、そうでないラッパーを知るいい機会にもなるはずだ。今回は選ばれた11人をプロフィールと代表曲で紹介していこう!






西海岸の次世代を担う1人:Blueface


ロサンゼルス出身のラッパー、Bluefaceは独特のボーカルと、ビートから外れているんじゃないかとも言われるラップスタイルが話題となり、すでにスター街道まっしぐら! 代表曲の「Thotiana」はリミックスにCardi B(カーディ・B)が参加しており彼の注目度が伺える。




ノースカロライナ代表:DaBaby


2015年にラッパーとして活動を始めたDaBabyは精力的にミックステープをリリースすることで、その知名度を高めていった。2017年にはなんと6本ものミックステープをリリースし、今年3月に待望のメジャーデビューアルバム『Baby on Baby』をリリース。アルバムにも収録されている「Suge」が現在クラブでもヒット中の1曲!



強気なフィメール・ラッパー:Megan Thee Stallion


アメリカの情報誌『FADER』の表紙を飾り、すでにトップクラスの活躍を見せているヒューストン出身のMegan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)。同誌のインタビューでは現在のヒップホップシーンに対し「みんなもうラップしないの?」と発言したことでも話題となった。自身のルーツでもある90年代のサウスヒップホップを受け継ぐ、これからが楽しみなラッパーだ!




Travis Scottとも共演、ヨーロッパにも進出:Gunna


ジョージア出身のラッパー、Gunna(ガンナ)はYoung Thug(ヤング・サグ)のヒット曲「Floyd Mayweather」にGucci Mane(グッチ・メイン)とTravis Scott(トラヴィス・スコット)とともにフィーチャリングで参加することで注目を集めていった。6月末からはヨーロッパでのツアーも控えており、その人気はアメリカ国外にも広がりを見せている。




ローリング・ストーンズ誌に認められた才能:Rico Nasty


メリーランド出身のRico Nasty(リコ・ナスティ)は学生の頃からミックステープを作り続け、その甲斐あって2017年にリリースしたシングル「Poppin」がYouTube上で大ヒット。2018年に大手レコード会社とメジャー契約を結んだ。今年に入ってミックステープ『Anger Management』をリリースし、いよいよスタジオ・アルバムが待たれるラッパーの1人だ。




今勢いのあるYBNクルーから話題のラッパー:YBN Cordae


2018年の「Freshman Class」では同じくYBNクルーに所属するYBN Nahmir(YBN・ナーミヤー)が選ばれ、今年はYBN Cordae(YBN・コーディ)が選ばれるなど、クルーの勢いも増しておりここからが本当に楽しみなアーティスト。6月にリリースされたChance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)との「Bad Idea」では息のあったコラボを見せている。




デビューアルバムは全て1分間の曲で構成:Tierra Whack


今年の2月から連続でシングルを出しているTierra Whack(ティエラ・ワック)は、2018年に収録曲全てが1分間の曲で構成されているデビューアルバム『Whack World』をリリースしている。その理由についてインタビューでは「私の気持ちってローラーコースターみたいにすぐ変わっちゃうの。ひとつの事をずっと考えるなんて向いてないわ」と話す。MVを見てもその独特の完成が伝わる彼女。今後現行のヒップホップ・シーンをどのように崩していくのか注目だ!




17歳でラップをはじめ、3年でRollingLoudにも出演:Comethazine


代表曲「Walk」のリミックスではA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)が参加していることでも話題となった、Comethazine(カムサジーン)。すでにRollingLoudへの出演や、現在もライブで全米を周り8月にはイギリスでの公演も決まっているなどその活躍の幅を広げている。17歳でラップをはじめ、わずか3年で今の人気を獲得したComethazineはまだまだ成長過程だ。




Juice WRLDの前座もつとめる驚異の10代:Lil Mosey


Lil Mosey(リル・モジー)はその見た目からもわかる通り、若干17歳ながらJuice WRLD(ジュース・ワールド)、YBN Cordae、SmokePurpp(スモークパープ)といった新世代を代表するラッパーとツアーを周るほど、すでに注目を集めている。従来のマンブル・ラッパーとも一線を画すメロディアスなラップスタイルを武器に、これからさらに人気を高めていくだろう。




Marshmello初のヒップホップ作品に参加:Roddy Rich


コンプトン出身のRoddy Rich(ロディ・リッチ)は2018年7月にリリースした「Die Young」がストリーミングで合計1200万回を超え、昨年末にはEDMプロデューサー/DJのMarshmello(マシュメロ)初のヒップホップ作品「Project Dreams」に客演で参加。ハードなラップが特徴的な彼が世界的に認知されるきっかけとなった!




名門レーベル、Def Jamと契約:YK Osiris


SoulやクラシックR&Bを聴いて育ったというYK Osiris(YK・オリシス)はラップとR&Bシンガーの2つの顔を持つ才能溢れるアーティスト。代表曲「Worth It」はビルボードでも100位以内にランクインし、今年共に「Freshman Class」に選ばれたDaBabyとのコラボ曲「Freaky Dancer」もリリースされたばかりと波に乗るアーティストだ!




今年の「Freshman Class」に選ばれたラッパー同士でもすでにコラボしていたりと、これからが楽しみなアーティストが盛りだくさん! ただヒップホップ生誕の地であるニューヨーク出身が選ばれていないのは寂しいかぎりだ。来年以降に期待したい。まずは2019年の注目アーティストをもれなくチェックしておこう!



written by BsideNews


source:

https://www.xxlmag.com/news/2019/06/2019-xxl-freshman-cover/


photo: twitter.com/XXL


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