UKのレーベルがTR-909、TB-303、Juno60、ARP Odysseyなど有名ヴィンテージ機材のサンプルパックをリリース

Boiler Roomのホストが運営するレーベルが販売する71個のサンプルは全てMPC2000XLで録音されたものになっている。
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2019.01.11 09:00

昨年、機材メーカーのAbletonがクリスマスプレゼントとしてMinimoog、Juno 10などヴィンテージ機材のサウンドを収録したサンプルパック「Singularities」を無料で配布したが、最近、UKのレーベル「Rhythm Section」がリリースした『RS INTL Sample Pack I』もそれに勝るとも劣らない好内容のヴィンテージ機材のサンプルパックだ。


■関連記事:Abletonが無料でMinimoogなどヴィンテージシンセの音が使える「Singularities」配布開始!


レコードレーベルが販売する有名ヴィンテージ機材サンプルパック 


「Rhythm Section」は、人気音楽プラットフォームのBoiler Roomのホストやロンドンのネットラジオ局NTSでも番組を持つBradley Zeroが主宰するレーベル。またレーベルはサウスロンドンにある「Rhythm Section Studio」というレコーディングスタジオを運営している。 


 今回リリースされた『RS INTL Sample Pack I』は、そのスタジオにあるTR-909、TB-303、Juno60、ARP Odysseyなどの有名ヴィンテージ機材の音をMPC2000XLを使って録音した音素材で、全部で71サンプルが用意されている。収録されるのはドラム、ベースのワンショットサンプルやシンセのコードサンプル、ドラムのループなどで、DTMで音楽を制作する人にとっては即戦力な内容になっている。




所属アーティストの活動支援が目的  


またレーベルはこのサンプルパックをシリーズ化することも発表し、今回はbandcampにて5ポンド(約690円)で販売。サンプルパックを販売する目的は、レーベル所属のAl Dobson Jr、Chaos in the CBD、FYI Chrisといった新進気鋭のアーティストたちの活動を支援するためで、その収益はシリーズの次回作制作のためにも使用されるとのこと。 


サウスロンドン・ブレイクスシーン注目のAl Dobson Jr 


なお、先述のAl Dobson Jrは、日本ではほぼ無名の存在だが、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、アフロ、ハウスといった様々なジャンルの音楽を取り入れた音楽性でUKを中心に注目されるアーティストで今後のサウスロンドンのブレイクスシーンを担う1人として注目されている。  


メロウなブレイクビーツ曲の「Xingu」や先述の彼の音楽テイストを反映したDJセットも非常に心地よいものになっているので、サンプルパックが気に入った人は、そちらもあわせてチェックしてみてはいかがだろうか?



written by Jun Fukunaga

source:

https://wearerhythmsection.bandcamp.com/album/rs-intl-sample-pack-i


photo: j bizzie



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