Tomorrowlandが、今夏行われた「Tomorrowland Around the World 2020」に続く、新たなバーチャルイベントを今年の大晦日に開催する予定していることが明らかになった。
Tomorrowlandにとって初となるバーチャルイベントとなった「Tomorrowland Around the World 2020」は、コロナ禍によって、リアルイベントが開催延期となったために企画されたもの。7月25日(土)、26日(日)の2日間に渡り、有料配信で開催されてたイベントでは、バーチャルステージが設けられ、 Martin Garrix、Armin van Buuren、Dimitri Vegas & Like Mikeなどリアルイベントでも常連の出演者やポップスターのKaty Perryが出演し、バーチャルの世界で行われるイベントを盛り上げた。
新たなバーチャルイベントについて、Tomorrowlandの共同創設者のMichiel Beersは、「我々はバーチャルライブはリアルライブの隣にあるものだと信じている。また、人々が特別な方法でライブ配信を見たいと思えるようなイベントとして本当に見たいと思うような瞬間を作らなければならないと思っている」は述べている。
また、「Tomorrowland Around the World 2020」は開催のためにバーチャル面での設備投資に多額のコストがかかったが、約14万枚のデジタルフェスティバルチケットの販売やメディア契約の獲得、パートナーシップとスポンサーシップの確保によって「ほぼ収支の均衡が保たれた」という。
現時点では大晦日のイベントに関する詳細はまだ発表されていないが、開催に関する情報は今後順次明らかになっていくはずだ。続報に期待してほしい。
written by Jun Fukunaga
source: https://djmag.com/node/99122
photo: Tomorrowland YouTube