未来の製品とコミュニケーションを生み出し続けるteenage engineeringが新たなプロジェクトを開発

teenage engineeringが新素材ホロセルロースを使って製作された初のスピーカーを発表。
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2018.12.12 04:00

teenage engineeringが新たなプロジェクトを開発


2005年に設立されたスェーデンの音楽ガジェット開発会社「teenage engineering(ティーンエイジ・エンジニアリング)」が、同社の人気スピーカーシリーズ「OD-11」の新プロジェクトを開発した。OD-11は2014年に世界初のクラウド対応スピーカーとして再設計されて以来進化を遂げてきた。そして2018年、スウェーデンのRISE研究所協⼒のもと、そのデザインを再定義。サステナビリティの可能性を押し拡げる、新開発された素材「ホロセルロース」を使用したスピーカーとして生まれ変わった。


ホロセルロースとはRISEの研究者達によって開発された塗装や染⾊といった不要な添加と無縁でありながら、完全な⽩⾊を持つ⽊材のこと。年⽉を経てもオフィス⽤紙のように⻩ばむことがなく、また屋外においても⽊製デッキのように灰⾊にくすむこともないとしている。また添加物を加えていないため、再利用にも最適な環境への配慮もされた素材だ。


そんな新しく再開発されたOD-11に今注目が集まっている。




2018年にはポケットサイズのシンセサイザーも発表


teenage engineeringはスウェーデンの人気ファッション・ブランド「Cheap Monday」とコラボし、ポケットサイズのシンセサイザー「Pocket Operator」シリーズを3機種発表した。ポケット・オペレーターはたった1枚のボードの上に部品を配置することで、コンパクトでも多彩な機能を楽しむことができる超小型のシンセサイザー。重要かつセンシティブな部品はLCDディスプレイの下に配置することで、ケースなしでも使うことができる。ケースにかかるコストを節約することで、高品質な部品を使い、高音質と低消費電力を実現。ディスプレイの裏の空間は、スピーカーの箱の役割も兼ねている。


今回発表されたのはPO-12(ドラム)、PO-14(ベース)、PO-16(メロディー)の3機種。それぞれシーケンサーやエフェクターを内蔵しており、単独でも楽しむことができるが、3台を同期させて演奏することもできる。




teenage engineeringを立ち上げたメンバーの1人、イエスパー・コーフー(Jesper Kouthoofd)はもともとディーゼルなどのファッション系広告を手がけてきたデザイナー。そんな彼だからこそなし得るteenage engineeringの革新的なデザインはどれも目を引くものばかり。今回発表された新たなOD-11は、RISE および teenageengineeringのリサーチ・プロジェクトとして開発されたもので、このスピーカーは現時点で製造向けではなく、販売の予定もないとしている。


しかし環境問題にまで配慮した今回のプロジェクトが世界的に注目される日も遠くはないだろう。



written by 編集部


photo: presskit, facebook


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