テクニクスがターンテーブルSL-1200 MK7を発表、DJ向け新機能を搭載した新モデルはここがすごい!

ターンテーブルの名機がよりDJフレンドリーな仕様で復活。注目すべき点をピックアップ。
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2019.01.08 10:30


現地時間1月7日にアメリカ・ラスベガスにてクラブイベント「Technics7th」を行なったテクニクスが、以前から噂されていたDJ向けターンテーブルの名機「SL-1200」シリーズの最新モデルとなるSL-1200 MK7を同日発表した。


「SL-1200」シリーズ最新モデルSL-1200 MK7が登場


テクニクスの公式サイトやDJ機材専門店のPowerDJ’sによると、SL-1200 MK7は、従来のシリーズではシルバーだったボタンやアームが黒に変更されており、”マットな質感の黒いボディの「オールブラック」”のモデルになるとのこと。


テクニクスのDJ向けターンテーブルはこれまでにSL-1200 MK6まで発売されていたが、2010年の生産完了以降、DJ向けモデルは発売されてこなかった。しかし、2016年には従来のモデルと比較して販売価格が30万円を超える高級モデルのSL-1200Gを発売し、テクニクスのターンテーブル復活が話題になったことも記憶に新しい。


DJフレンドリーなSL-1200 MK7  


そんな中、先述の「Technics7th」にあわせて、新作ターンテーブルとしてSL-1200 MK7が発売されるという噂がにわかにファンの間で広がりを見せ、海外メディアがそれを報道し話題に。そして、今回、ついに待望のSL-1200 MK7発表となったわけだが、同機の注目すべき点はDJフレンドリーな仕様だ。


 Technicsによると、SL-1200MK7は、2016年に製品化したSL-1200Gをはじめ、新生テクニクスの開発で培った技術を用いて音質を高める一方で、ボタンレイアウトやプラッターの慣性質量などDJパフォーマンスに影響する仕様はSL-1200MK6を踏襲。過去のモデルを使い慣れた人でも従来と同様の操作感で使用できるとのこと。そのほかにトルク・ブレーキスピードの調整機能や新機能として逆回転再生などパフォーマンスの可能性を広げるための新たな機能も搭載。さらに電源とケーブルの取り外しが可能になるなどメンテナンス性の面でも進化しているとのこと。


アナログプレイの大敵”振動”に強い仕様


またDJ的にうれしいのは、アナログレコードの音質を引き出す高精度な回転と振動の抑制を徹底しているという部分。アナログレコードでのDJプレイは、デジタル機材に比べ、安定性の面では振動は大敵だ。しかし、SL-1200 MK7では、新開発のコアレス・ダイレクトドライブ・モーターの採用で回転中の微小振動を抑制するとともに、デジタル制御により高精度な回転を実現しており、ABS樹脂にガラス繊維を配した特殊素材とアルミダイカストの2層構造による高剛性筐体、およびスプリングとラバーを組み合わせたインシュレーターの採用で、大音量環境下における外部からの振動を効率的に遮断する仕組みになっているという。こういった改善点はアナログDJだけでなく、コントロールヴァイナルを使ってDJプレイするPC DJにも非常に魅力的な点ではないだろうか?


 生産完了から9年の月日を経てついに復活するテクニクスのDJ向けSL-1200。この記事を執筆の時点では2019年夏に製品化を予定しているとのことだが、ユーザーが気になる販売価格は未発表のまま。願わくば機能や性能と同じく、販売価格も”DJフレンドリー”なものになれば良いのだが…。


written by Jun Fukunaga 


source: 

https://www.technics.com/us/news/20190107-sl-1200mk7/

http://ikebe-gakki-pb.com/dj/?p=6133

photo: Technics Twitter 



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