☆Taku TakahashiとJAXX DA FISHWORKS、ディグの重要性を語る

【ラジオ書き起こし】JAXX DA FISHWORKSが語る「ディグ」の重要性。
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2019.02.04 08:00

毎週金曜日夜9時、block.fmで配信中されるTCY Radio。今回は飛び入りゲストJAXX DA FISHWORKSと☆Taku Takahashiが音楽や映画、ファッションなどを「掘る」ことの重要性について話していました。


毎週☆Taku TakahashiとTJOの音楽トークが聴ける番組は、こちらをチェック。


▶︎TCY Radio

https://block.fm/radios/1

配信中:毎週金曜日  21:00 - 22:30




☆Taku:いろいろとちょっとここから(block.fmで)新しいコンテンツで曲の作り方とかそういうのをお話したりとか、どういう心境で曲を作っているとか、あとは正しいマネージャーの探し方とか、そういうのをいろいろとやりたいと思っています。そういう正しいマネージャーを探す天才……いま、後ろでしゃべっていますけども。JAXX DA FISHWORKSさん。あれですよね。正しいレーベルの見つけ方とか……(笑)。フフフ、喜んだからこっち来てくださいよ。もう10分後に自分の番組(『SUSHI RADIO』)があるのに来てもらっていますけども。


JAXX:ああ、そうっすね。もう10分後だ。「正しいレーベルの探し方」……それはあの、見つけ方みたいなことですか?


☆Taku:見つけ方。


JAXX:これはそれこそ、今日ちょうどモーリーさんのマネージャーさんと会っていて、そこの話にも出てきたんですけども。これは音楽にかかわらず、たとえば映画だったら映画を見に行って「この映画、すげえ!」ってなったとしたら、日本ではそれで止まっちゃうことが多いんですよ。


☆Taku:ああ、「すげえ!」で止まっちゃう。


JAXX:そうじゃなくて、「この俳優さんの演技がすごい!」っていうことでその俳優さんが出た過去の作品をさかのぼって見ていくような活動があまりにもないっていう。


☆Taku:ふんふん。


JAXX:まあ、それは音楽でもたぶん一緒だと思うんですよ。たとえばいま流行っているConfessionだったら「Tchami、すげえ!」とか。で、なんか誰かが出しました。そのアーティストがすげえ!ってなって、その過去の曲を掘っていく人間がどれだけいるのか?っていう。チャートには入っていないけども……って。もちろんレーベルとかもそうなんですけど。


☆Taku:その彼ら、アーティストのいわばマイルストーンっていうか、彼らがたどってきた軌跡を見ていくこと。


JAXX:アーティストにしてもそうだし、レーベルにしても、たとえば1年前は売れていなかった。でもいまは売れているから、いまの楽曲トップ10だけを買うみたいな上っ面のところじゃなくて、掘り下げていく。それが映画にしても、たとえばファッションにしても……「このデザインをしたやつ、すげえ!」とか。


☆Taku:それ、すごいいいのは音楽的な芸術的な部分もわかるし、あとはそのアーティストがどうやってビッグになっていったかとか、いろんなヒントが出てきますね。


JAXX:そうですね。本当に音の使い方も全然急に変わっていたりとか。「ああ、このへんからこんなことをし始めているんだ」とかっていうのも勉強になるし。そういう意味で、育ちも違うんですよ。UKとかのハウスの成り立ち方とアメリカのとは全然違くて。


☆Taku:なるほどね。そういった話をもっといろいろと記事にしていきたいなと思ったり。


JAXX:ああ、記事ですか? くだらないことを話しているんじゃなくて、そういう建設的な話とかね、将来につながる話をこういうラジオ番組ではしなくちゃいけないっていうね。


☆Taku:あの、それこそいいレーベルの探し方もそうだし。それこそ、他にはええと、「自分でレーベルを始めるための気をつけるべき3つのポイント」とか。そういうの、いっぱいあるでしょう?


JAXX:ありますね、ありますね。だから日本でやることと他でやることとの違い……たぶん☆Takuさんなんかもアメリカをバンバン経験しているのでわかると思うんですけど。そういうのも違ったりするじゃないですか。だから、日本にいることが悪いとかではなくて、その日本にして、日本でできることを探してやっていったら、ちょっとマーケットがデカいアメリカなんかに行ったら逆に日本と比べて簡単だったりとか。そういうのもあるかもしれないですね。


☆Taku:まあね。いろいろと……日本にいる利点もあるし。


JAXX:そうですね。もう「利点」としか考えないっていう。


☆Taku:ああ、もうマイナスの部分は考えない。


JAXX:そうなんですよ。「マーケットがどうこうとかじゃなくて、売れてねえお前が悪いんだ!っていう(笑)。「売れろ!」ていう話ですよね。確実に。


☆Taku:はー!


JAXX:マーケットがどうこうっていうのは自分の中で思っていればいいかもしれないですけども。まあ、それは最近、この2019年に取り組み始めたことですね。まだ20何日しか経っていないですけども。できるだけそういう、マーケットのせいにしないというか、そういう風に考えたりしていますけども。


☆Taku:そこの地域のせいにしない?


JAXX:そうですね。それを言っていたらもう日本人はどうしようもないのでね。僕は日本で生まれちゃっているので。だからそこはいま、自分が与えられた状況の中で何ができるのか? みたいなことを考えたりするようにしていますけども。だいたい酔っ払うと日本のせいにしますけどね(笑)。


☆Taku:フフフ(笑)。


JAXX:「わかっているやつがいない!」っていう話になっちゃいますね。でも、どこに行ってもたぶんそうだと思うんですよ。街のせいにしているやつはずっと街のせいにしているしね。だからそこはちょっと気をつけながら。もうすぐ僕も40になるんですよ。まだなんですけども。


☆Taku:まだですね。僕は44ですよ。


JAXX:だから☆Takuさんなんかは酸いも甘いも経験しているじゃないですか。酸いも甘いも経験した、その「酸い」の時に乗り越えてくるからまた「甘い」が来るわけじゃないですか。


☆Taku:ああ、いいこと言いますね。


JAXX:もう確実にそうですね。本当に。で、最新楽曲が『Up & Down』っていうんですけども(笑)。



☆Taku:はいはい。リリースするんですね。新曲を。


JAXX:もう出たんですよ。Dr. Freschのレーベルから。で、まあそのレーベルにしてもそうだし。同じリリースになっているとはいえ、好きな楽曲もあったり、好きじゃない楽曲もあったりするんですけども。そこから、好きなアーティストを1人見つけて。この間、ジョンが知っている……僕は知らなくて。自分が入っているコンピにも入っているんですけども。


☆Taku:はい。


JAXX:で、「このアーティスト、すげえ!」ってなって、最近ちょっとそいつに連絡をとって、みたいな。いまはSNSがあれなんで、連絡とりやすいっていうのはあるじゃないですか。だからどんどんどんどん、若い子もそういう風に積極的にやったら……まあ、やっていますけどね。


☆Taku:あと、どこで音楽をいつも探しているの?


JAXX:音楽はもう、プロモ。ここ数年は買ってないですね。


☆Taku:もうみんなが送ってくるから?


JAXX:そうですね。共有するいつものメンバーみたいなのがあって。そこで共有しているのがありますね。WhatsAppでもう、50人ぐらい。とりあえずデモの段階でそこにあれしてフィードバックをもらったりとか。1人に送ったらみんないいことしか言わないんですけど、50人に送るといいことを言うやつもいれば……まあだいたいロシア人は悪いことしか言わないですけども(笑)。


☆Taku:アハハハハハハッ! もう直球で言うっていう。なんかさ、なんかロシアの人たちってそういうの、すごい直球で言うよね。


JAXX:そうですね。なんかやっぱり国民性なんですかね?


☆Taku:寒いからかな?


JAXX:性格が悪いやつが多いっすね。あそこ、マジで。あの国、性格が悪いやつが多いですね。


☆Taku:フフフ、まあ「性格が悪い」っていうか、正直にグサッと言うよね。


JAXX:そうですね。あんまりいいやつ、見たことないですね。


☆Taku:「俺、こういうの興味ないから」とか普通に言うもんね。


JAXX:そうですね。だからもしかしたらそれが当然なのかもしれないですね。向こうでも。自己主張をして、相手がどう思うとかそこに配慮する時間があったら自分のことを主張している方が大切だっていう国民性かもしれないし。


☆Taku:うん。空気読まないよね。あの人たち。


JAXX:完全に読まないですね。


☆Taku:まあ、読む人もいるんだろうけどさ。


JAXX:うーん。結構読まない人、多いですね。全然読まないですね。あいつら。


☆Taku:でも、才能のある人たちもいるよね。


JAXX:多いです、多いです。今度、それこそ来るんですよ。まだどこにも出してない情報なんですけども。3月にVolacっていうのがNight Bassで……それこそ、この間LAに行った時に一緒になって。「ちょっと来いよ!」って。それこそ「寿司さえ食わせてくれたら行く!」みたいな話になって。


☆Taku:フフフ(笑)。


JAXX:で、そいつらも日本に来れるみたいな時はめっちゃいいやつらなんですけど、だいたい曲を送ったりすると「このベースラインがこうで、ああで……俺はかけない」みたいな。最後の一言が多いんですよね。「ここはこうした方がいい」だったらいいんですけど、だいたいはそんな感じなんですけども。


☆Taku:「ここ、もうちょっとこうしたらいいじゃん。がんばってね」で終わるのが……。


JAXX:そうそう。ポジティブなヴァイブスで終わるんですけど。でも、「ここはこうやってこうやるから、俺は絶対にかけないな」みたいな(笑)。まあ、そういうVolacっていう2人組なんですけども。


☆Taku:まあ、貴重ですよね。


JAXX:そうですね。キチッと言ってくれる。なんか嘘がないのはね、逆にありがたいですし。「ああ、かけてくれないレベルなんだ」っていうのも。まあ、ロシア人ぐらいにしかそんなこと言われないので(笑)。


☆Taku:まあでも、正直に言ってもらった方がもうちょっと、やりようがあるよね。


JAXX:あります、あります。本当に。


☆Taku:なんかいいことばっかり言われてそのままかけない人よりはいいですよね。


JAXX:いや、絶対にその方がいいですね。



番組情報



TCY Radio

EVERY FRIDAY 21:00 - 22:30



☆Taku Takahashi&TJOが世界中から集めたまだ発売されていないエクスクルーシヴチューンや、これからのクラブフロアを賑わすであろう最新キラーチューン等を紹介、また注目のDJ/アーティスト達によるここでしか聴けないインタビュー等も数多くフィーチャーしているプログラム。


https://block.fm/radios/1


written by みやーんZZ



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