廃止される炭鉱電車の“音”を使って楽曲制作。Seihoが三井化学「ありがとう 炭鉱電車プロジェクト」に参加

廃止される炭鉱電車にまつわる音をASMR音源としてアーカイブ。ブランデッド・オーディオレーベル「SOUNDS GOOD®︎」とコラボし、音の資産を残していく企画。
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2020.03.04 08:30

三井化学株式会社が、大牟田工場(福岡県大牟田市)において三井化学専用線(旧三池炭鉱専用鉄道)を2020年5月末を目途に廃止するとともに、三池炭鉱の時代から現在に至るまで100年以上の長きにわたり活躍を続けてくれた炭鉱電車への感謝と、未来に向けたレガシーとしての活用を検討する「ありがとう 炭鉱電車プロジェクト」を開始することが発表された。


その一つである「音の資産」記録化プロジェクトにSeihoの参加が決定。炭鉱電車が発する「音」を記録として残すため、炭鉱電車にまつわる音をASMR音源としてアーカイブしブランデッド・オーディオレーベルのSOUNDS GOOD®︎とコラボレーションし、「音の資産」を多くの人に楽しんでもらえるコンテンツとして公開する予定だ。


さらにSeihoがその炭鉱電車の音源を活用した楽曲の制作を行う事となった。


「ありがとう 炭鉱電車プロジェクト」は「風景の資産」記録化プロジェクトやラストランイベント&試写会など盛り沢山な内容になっている。Seihoの制作した音源含め今後公開されていく情報を是非チェックして欲しい。





■Seihoコメント




風で葉がこすれる音、窓の向こうから誰かを呼ぶ声、実際には聴こえない太陽のじりじり。僕たちは常に百、千の音の重なりを二つの鼓膜と一つの心で感じています。

小さい頃に苦手だったフォークがお皿を伝う、きぃーとした音も、何故か音楽の中で聴けば意外と好きな音だったりする。たぶんパクチーみたいなもの?

初めて訪問する大牟田の町だけど自分の脚と耳で、「記録」ではなく「記憶」を音楽で次に残せればなと思ってます。


■旧三池炭鉱専用鉄道




1878(明治11)年、三池炭鉱の各坑から石炭を搬出するために敷設された馬車鉄道が歴史のはじまり。

1891(明治24)年には蒸気機関車の運転が開始され、1905(明治38)年に三池港が開港すると、石炭輸出の増大とともに、1909(明治42)年から電化を開始し、電車が走り始めた。

最盛期には最大延長150kmにまで及び、1964(昭和39)年から1972(昭和48)年までは地方鉄道として旅客の輸送も担った。

大牟田の風景として、町の人たちからは「炭鉱電車」の愛称で親しまれていた。

1997(平成9)年の三井三池炭鉱の閉山とともに、その多くの路線は廃止されたが、一部の区間(1.8km)は三井化学専用線として当時の車両とともに運行を継続してきた。

また、三池炭鉱専用鉄道敷跡は、「明治日本の産業革命遺産」として2015(平成27)年に世界文化遺産に登録されている。


■ブランデッド・オーディオレーベルのSOUNDS GOOD®️




SOUNDS GOOD®︎は、企業やブランドの中に埋もれている“音の資産“を多くの人が楽しめるコンテンツへと昇華し、聴覚でブランディングする「ブランデッドオーディオレーベル」。

工場の製造ラインで発生する特徴的な音や、製品使用時の音といった“ブランドを象徴する音“を企業やブランドの“音の資産“として捉え、音楽アーティストとのコラボレーションによる楽曲などコンテンツとしてリスナーに提供。企業とリスナー (生活者、消費者) の新たな接点を生み出してる。

2019年3月5日の設立以来、参画いただいた企業とともに、BtoBイベントやラジオCMなど様々な形で“音の資産“を活用、その可能性を広げている。


https://soundsgoodlabel.com/


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