PKCZ® 新曲は88risingより世界同時リリース 「CUT IT UP feat. CL & AFROJACK」 6/4発売

PKCZ®の新曲はアジアを代表するレーベル、88risingよりリリースされることが発表された。MVでは映画『キル・ビル』の殺陣チームが制作。
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2019.05.31 06:30

EXILE MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMAからなるクリエイティブユニット・PKCZ®が、6月4日に新曲「CUT IT UP feat. CL & AFROJACK」を世界同時リリースすることが発表された。元2NE1のリーダー・CLと世界的DJのAFROJACKを客演に迎えた本作は、アジアンカルチャーの興隆を象徴するレーベル「88rising」からリリースされる。



同日公開されるMVでは、映画『キル・ビル』の殺陣チームが制作に参加し、PKCZ®とCLが華麗なアクションを披露しているほかAFROJACKが和装で登場している。



リリースに先駆けて、『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)などの著作で知られる音楽ジャーナリスト・柴 那典によるライナーノーツも公開された。





PKCZ®「CUT IT UP feat. CL & AFROJACK」ライナーノーツ


これはもはや「J-POPの世界進出」ではない。2010年代後半の世界の音楽シーンにおける「アジアの躍進」を象徴するような、ビッグサプライズだ。アーティストもリスナーも当たり前のように国境を超え、アメリカもヨーロッパもアジアも一つになったグローバルな潮流が日々生まれている時代を新たなクリエイティブの力で“一閃”するような、ワクワクする挑戦だ。


PKCZ®が6月4日に世界同時リリースする新曲「CUT IT UP feat. CL & AFROJACK」。そこには語るべき沢山のトピックがある。1曲の中に沢山の革新が重なっている。いくつかのキーワードからそれを解説していこう。


1つ目は、この曲がレーベル「88rising」からリリースされる、ということ。88risingは、今アメリカのヒップホップシーンで最も勢いのあるレーベルの一つだ。インドネシアのRich Brian、中国のHigher Brothers、また関西生まれのオーストラリア系日本人Jojiなど、アジアにルーツを持つアーティストたちが所属しているのがその特徴だ。


Jojiのデビューアルバムがアジア人として初めてビルボードの「ヒップホップ/R&B」チャートで1位を獲得するなど、本場アメリカのヒップホップシーンにてアジア圏のアーティストに前例のない成功をもたらしている同レーベルからPKCZ®がリリースされるということは、つまり彼らの存在がその文脈で世界中の音楽ファンに受け止められる、ということだ。

PKCZ®と88risingには以前から深い関係もある。2018年2月にリリースされたPKCZ® , SNOOP DOGG,YULTRON 名義の世界デビュー曲「BOW DOWN feat CRAZYBOY」のMV制作を手掛けたのも88 rising。そのエキゾチックな映像美はサムライと刀をフィーチャーした今回のミュージックビデオにも引き継がれている。



2つ目は、アジアを代表する女性ラッパーの1人であるCL がフィーチャリングに参加していること。ガールズグループ2NE1のリーダーとして活躍し、その後ソロとして本格的にアメリカへと活動の場を移したCLは、数々のK-POPグループがグローバルな成功をおさめる今、G-DRAGONなどと並びその先駆者的な存在としてリスペクトを集める1人と言っていい。ディプロ&スクリレックス、リル・ヨッティ、ブラック・アイド・ピーズらの楽曲にも参加してきた彼女の迫力あるラップが、この「CUT IT UP feat. CL & AFROJACK」の一つの聴き所になっている。


3つ目は、オランダが生んだ世界的アーティスト、AFROJACKもコラボに参加していること。LDH EUROPEのCEOでもある彼は、この曲では共同プロデュースとEDITを担当している。グラミー賞も受賞し、世界のDJをランキングする「DJ MAG TOP 100 DJs」ではトップ10の常連と、まさにグローバルな音楽シーンををリードする彼にとっても、この曲への参加は一つのチャレンジと言っていいだろう。


そして最後は、EXILE MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMAからなるPKCZ®の「クリエイティブユニット」としての未来の大きな広がりだ。90年代のヒップホップ・カルチャーをベースに、ジャンルレスな音楽性を展開してきた彼ら。これまでもMETHOD MANやSNOOP DOGGといったヒップホップのレジェンドをフィーチャリングに迎え話題を呼んできたが、この曲をきっかけに、いよいよ彼らは今のアジアンカルチャーの盛り上がりとヒップホップシーンの世界的な多様化と同時代性を持ったユニットとしての存在感を持つことになるだろう。そこから広がる可能性はとても大きい。


日本人グラフィックデザイナーの GUCCIMAZEによる「斬」と記されたジャケットが象徴するように、新たな歴史を“斬り”ひらく、さまざまな点でエポックメイキングな1曲。




それが「CUT IT UP feat. CL & AFROJACK」なのである。


■柴 那典

1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。ロッキング・オン社を経て独立。雑誌、ウェブ、モバイルなど各方面にて編集とライティングを担当し、音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー、記事執筆を手がける。主な執筆媒体は「AERA」「ナタリー」「CINRA.NET」「MUSICA」「リアルサウンド」「ミュージック・マガジン」「婦人公論」など。「cakes」と「フジテレビオンデマンド」にてダイノジ・大谷ノブ彦との対談「心のベストテン」連載中。新刊『ヒットの崩壊』(講談社現代新書)。


■ 88 rising 

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■  PKCZ®

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written by 編集部



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