そんなのあり!? インフルエンサーしか撮影できないグラフィティー

2万人以上のフォロワーを持つ人しかセキュリティーすら通れないグラフィティーアートに非難の嵐!
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2018.07.04 09:00


有名人むけグラフィティーアート!?


壁に描かれたグラフィティーアート。それらはすべてどんな人でも本来は見る事のできるある種の公共物のはずだったが、どうやら違うようだ。SNSが発達し、多数のフォロワーを持つ「インフルエンサー」と呼ばれるユーザーが影響力を持つ昨今では、そんなインフルエンサー限定の場所もできてしまうのか。


ロサンゼルスに先日作られた壁画は2万人以上、あるいは青の認証バッジのついたユーザーしか撮影はおろか、セキュリティーを通る事もできないようで話題となっている。一体どこの誰が何の目的で「限定グラフィティー」を作ったのだろうか?





プロモーション用グラフィティー


先日公開されたロサンゼルスの限定グラフィティーはアメリカのビデオストリーミング会社「Go90」による新しい番組「Like and Subscribe」というYouTuberを題材にした番組のプロモーション用だということがわかった。YouTuberといえばインフルエンサーの集団であり、このグラフィティーもインフルエンサー向けということだ。


壁画のあるテントの前にはセキュリティーも立ち、入場する際はその場で自身のアカウントにて入場資格を見せねばならない。しかしSNS上ではこのインフルエンサーを利用したプロモーションに対して、規定を満たしているSNS著名人からも否定的な意見が多く出ているようだ!





仕掛け人Jack Wagner


このグラフィティーをプロモーションに利用している「Like and Subscribe」にも登場するコメディアンJack Wagner(ジャック・ワグナー)が今回の仕掛け人。非難の的となっている彼だが意図する所は少し違うようだ。「Like and Subscribe」はインフルエンサー、インフルエンサーカルチャーに焦点をあてた番組だが、Wagnerはインタビューで「本当のインフルエンサーとはマネージャーもいるものだ」と話している。


番組自体もインフルエンサーカルチャーを風刺したもので、否定的な意見すらも興味があるという。インフルエンサーに向けた限定とはしているが、その実は誰もがインフルエンサーとなれてしまう今の世の中の不条理を訴えるもの。簡単に否定するのは気が早いようだ!



今のところ壁画を描いたペインターの名前は明かされていないが、番組にはクレジットされる予定とのこと。しかし、ペインターの面目を守るためか「彼が普段描いているものとは違う」とフォローしている。


今回の限定グラフィティーにて確実にその注目を集めることになった「Like and Subscribe」。本当に意図することは番組中でわかるのかもしれないが、プロモーションとしては大成功だろう!



written by #BsideNews


source:

https://www.vice.com/en_us/article/zm8dwx/only-influencers-can-take-photos-at-this-la-mural-and-people-are-pissed

https://nylon.com/articles/influencers-only-mural-jack-wagner


photo: TwitterTwitter2



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