テーマは“手洗い”から“あつ森”まで。今聴きたい、国内外リリースピックアップ シングル編

Lata Harbor・Shawn Wasabi&Sophia Black・The Avalanches・5lack・Skolor&Jinmenusagiの5作品をピックアップ。
SHARE
2020.04.15 10:00

Written by TOMYTOMIO


自分を律することができず快楽に身を委ねてしまいがちな堕落体質なため、長年ゲームを遠ざけてきたものの、『FF7 Remake』発売は揺れる。23年前、その物語の壮大さに圧倒され、僕はポケモンの入ったゲームボーイをブン投げ、PSをお年玉かなんかで買って『FF7』に没頭したものである。自粛で外に出る機会もないし、もし手に入るなら、と思ったが予約もなんもしてないのでPS4同梱パックは軒並み完売。これは啓示かもしれない。もしくはNintendo Switch+『聖剣伝説3』リメイクルートというわずかな希望も残されている。いや、音楽聴いてNetflix観て本読もう。リモートワーク・外出自粛中に聴いた3月リリースのシングル作品をピックアップした。一部4月アタマリリースのものも。





Lata Harbor・Shawn Wasabi&Sophia Black・The Avalanches・5lack・Skolor&Jinmenusagi、リモート&自粛中に聴いたシングル作品ピックアップ


家に帰ってきたらまず手を洗おう:Lata Harbor :Wash My Hands (feat.Marc E.Bassy&Collett&AUGUST08)



アメリカのラッパー/プロデューサー/ソングライターのBobby Brackinsの別名義、Lata Harborが88rising所属のAUGUST 08、サンフランシスコのシンガーソングライターMarc E. BassyとCollettを迎えた大人の手洗いソング。新型コロナウイルスにインスパイアされている作品で、手を洗うという行為にいろんなメタファーが込められていそうな哀愁漂うラブソングである。ミドルテンポでアコースティックなトラックに、キャッチーなフックがノリやすい。プロデュースには、Chris BrownやDJ Khaledの楽曲を手掛ける人気プロデューサーNic Nacがクレジットされている。やむを得ず外にでることがあるならば、帰ったらまずこの曲を聴きながら手を入念に洗おう。ちなみに、Chief Keefにも同名の曲があるが、意味合いが違うのは容易に想像がつく。


配信URL:https://foundation-media.ffm.to/washmyhands



あつまれ どうぶつの森:Shawn Wasabi・Sophia Black/ANIMAL CROSSING



ネット上を観れば「FF7 Remake」か「どうぶつの森」ばっかり。うらやましい。みんな充実のおうち時間過ごしてていいなー。と嘆いていたけどShawn WasabiとSophia Blackによる「あつ森」アンセムがイイ感じ。海外での「あつ森」のタイトルは「ANIMAL CROSSING」なのを初めて知った。タピオカやアイスキャンデーでもトラックメイキングしちゃうShawn Wasabiのチップチューンみ溢れる軽快サウンドと、日米ミックスのシンガーSophia Blackの歌声がとっても平和でほっこりする。Sophia BlackについてはこちらのTJOによる紹介記事が詳しい。


配信URL:https://shawnwasabi.lnk.to/ANIMALCROSSING


2月に続いて、夢見心地な気持ちのイイサウンドが到着:The Avalanches/Running Red Lights (feat. Rivers Cuomo&Pink Siifu)



2月リリースのBlood Orangeをフィーチャーした「We Will Always Love You」に続いてのシングル。これはいよいよアルバムが期待できる(はず)。Running Red Lightsはライヴでシンガロンしたら気持ちよさそうな曲。どこかで聴いたことがある声だなあと思っていたら、Weezerのボーカルの人だ。「Photograph」めっちゃ聴いたなあとか思い出しつつ、ささやくような声の主はアメリカ・ダラスのヒップホップユニットKRYPTONYTEのPink Siifuという。この意外な取り合わせもThe Avalanchesならでは。夢の中を歩いているような感覚が気持ち良く、世の中赤信号だらけの状況だけど、たくましく走り抜いて生きていきたいと思える楽曲だ。


配信URL:https://theavalanches.lnk.to/RunningRedLights





同胞に贈る未来のためのドネーションソング:5lack/きみのみらいのための




急遽リリースされた5lackから“同胞”たちへ贈られた楽曲。この楽曲で得られた収益は、子供たちや困難を強いられている人々への支援資金として募金されるドネーションソングだ。今の日本の状況だと、いろいろ仕組みを考えたり、制度を利用したりしないとお金がなくなってしまって大変だ。僕自身も、まあ言ってしまえば大変なんだけど、それでも、楽しいことをしていたいし、自分にできることってなんだろうって考えても大したことは思いつかない。結局、自分にやれることをやるしかないのだ。だからこうやって書いてアーティストやそれに携わる人たちの役に少しでも立てればと思う。突き詰めればやりたいことしかやりたくないので、やることやって笑っていたい。楽観しているわけではない。解釈として正解か不正解かは分からないけど、僕はこの曲でそんな風に勇気づけられたのだ。毎回行ってるけど、投票行っていない人はマジで次の選挙は行こうよ。


配信URL:https://linkco.re/4QNu3s0H


アジアを遊ぶスキルフルな共演:Skolor/CERO feat.Jinmenusagi



Skolorくんはゲームの話でDMしたりすることが多いけど、タイトルのCEROはまさにゲームにおける年齢別レーティングのこと。それを審査する団体、コンピュータエンターテインメントレーティング機構の略称がCEROなんだそうな。トラックは埼玉のトラックメーカー/プロデューサーK BoW。そしてフィーチャリングには日本屈指のラップエイリアンJinmenusagiと個人的に好きなメンバー。Skolorくんが韓国語と日本語、しかも関西弁、そしてJinmenusagiが英語・韓国語・日本語と、多言語が入り乱れるグローバルな構成。こういうのがアジアのラップのスタンダードになればいいな日本でも。MVで後ろに控える見た目は戸愚呂で実力は雷禅なACE COOL、そしてSkolor、Jinmenusagiのゲーム仲間、盟友であるRihitoが参加したRemixとかも聴いてみたい。


配信URL:https://musics.link/skolorcero



photo:

https://youtu.be/blZiYMgo_F0

https://youtu.be/AUE9s4XbT_k

https://www.facebook.com/theavalanches/photos/a.10153523187012273/10156621266032273/?type=3&theater

https://twitter.com/SKOLOR_ASIEN/status/1238038431361462272

https://5lack.com/news





SHARE