「Web3.0時代」の音楽アーティストのクリエイターエコノミー実現目指すミューゾミアがDev ProtocolのDappパートナーに参画

今回のパートナーシップでは、SoundCloudから対応を始め、その他の音楽プラットフォームへと対応が拡大される予定だ。
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2021.08.03 10:00

日本発のDeFiプロトコル「Dev Protocol」を開発するフレームダブルオーとミューゾミアが、”すべてのクリエイターの創造力を最大化する”というビジョンのもと、パートナーシップ契約を締結。本パートナーシップを通じて、ミューゾミアが新たに開発するプラットフォーム「μ-zomia」のDapp開発をサポートする。



「音楽に携わるすべての人」とファンコミュニティが共生できる世界の実現を目指す


ミューゾミアが提供する「μ-zomia」は、作曲家、作詞家、ミュージシャン、パフォーマー、シンガー、トラックメーカー、サウンドエンジニア、パフォーマーなど、ミュージシャンや彼らと仕事をするすべての人が”持続的に資金を得られるプラットフォーム”。「音楽に携わるすべての人」とファンコミュニティが共生できる世界の実現をブロックチェーンを通じて目指してしている。


フレームダブルオーが開発するDev Protocolは、クリエイターの活動を証明(Proof of Creations)し、DeFiのインセンティブスキームを通じて、クリエイターに持続可能な収益化手段を提供する。さらに独自のオラクル「Khaos」を通じて、様々なWebプラットフォームと接続すると、すべてのクリエイターが自身の分散型クリエイターエコノミーを構築できるという。本パートナーシップでは、SoundCloudから対応を始め、その他の音楽プラットフォームへと対応を拡大する予定だ。



音楽×ブロックチェーンによる新たなクリエイターエコノミー


ブロックチェーンは、その分散性および中間管理者が不要という特徴により、web2で始まった音楽プラットフォームの革命を新たなレベルに引き上げることができる。また、ブロックチェーンを活用することで、アーティストは自分自身の音楽の所有者となり、適切に収益をコントロールすることが可能だ。さらにソーシャルトークンを使用すれば、誰でも自分の音楽とファンを中心とした独自の経済を構築することができる。


プレスリリースによれば、Dev Protocolで作られるソーシャルトークンは、さまざまなユーティリティを提供して、コミュニティに力を与えることができるという。例えば、アーティストのプレミアムなコンテンツへのアクセスや、次のアルバムのデザインを決める投票に参加してもらうことなどが挙げられるが、これは"ファンがアーティストの成長を助け、アーティストはそのコミュニティに報いることができる素晴らしい方法"になるという。



ステーキングという新たな支援方法


μ-zomiaは、Dev Protocolの特徴である「ステーキング」を活用して、アルバムのリリースやイベント、寄付といった一時的なアクションに依存せずに、「長期的」にファンコミュニティがアーティストを支えていく方法を提供する。Dev Protocol の「ステーキング」機能は、暗号資産「DEVトークン」を「ファン(支援者)が、クリエイター(支援される人)に預けること」で、双方にリワード(利益)がもたらされる仕組みになっている。


 この仕組みは、Stakes.socialですでに運用されており、無料でオープンソースソフトウェアを公開している世界中のOSS開発者に収益化の手段を提供している。DeFiを活用した新しい支援方法により、ファンはクリエイターへの支援(ステーキング)額に対して、現時点で年間約30%※の報酬を得ることができるとのことだ。

※年間報酬率はプロトコルの利用状況に応じて常に変動されます。最新の数値はStakes.socialでご確認ください。



ファンとクリエイターがWinWinの関係となる持続可能なインセンティブスキームにより、最大8000万円弱のステーキングを集めているOSS開発者も現れているそう。このことについて、プレスリリースには"音楽業界にも新たな可能性をもたらし、アーティストは持続的に収益化する力を、コミュニティには好きなアーティストの成長に積極的に参加して利益を得る方法になる"とある。



コロナ禍におけるアーティストの状況


これまでも「音楽アーティスト」をファンが支援する方法は沢山存在した。しかし、コロナ禍の影響で、人々が集まる音楽会、コンサート、ライブ、フェスは壊滅的な状態に陥り、そこに収入源の重きを置いていたアーティストやアーティストの活動に関わる音楽従事者は苦慮している状況だ。昨年12月に文化庁が公開した調査(「文化芸術活動に携わる方々へのアンケート」の調査結果 ​​(文化庁、2020年)」)によると、コロナ禍の影響により、アーティストの2人に1人が「将来の仕事の見通しが立たなくなった」、また40%が「活動からの収入がほぼ0%になった」とされている。


今回のフレームダブルオーとミューゾミアのパートナーシップ提携について、ミューゾミアCEOの木村薫氏とフレームダブルオーCEOの原麻由美氏はそれぞれ以下のようにコメントしている。


ミューゾミアCEO 木村薫
「Web3.0の時代はクリエイターにとって、ダイレクトに世界のネットワークと繋がる機会に溢れています。私たちの親友、友人、知人には沢山の音楽クリエイターがいて、それぞれ生活しています。しかし、コロナ禍の影響を受け、生活に困窮し音楽を諦める人も沢山でてきました。それでも彼らは誰かを支えようと動画配信をしたり、不安に寄り添おうと自分にできることで誰かを励まそうとしています。なぜなら僕らは皆、音楽に支えられてきたからです。

しかし、そうした音楽を創る人、それに携わる人達が、心を痛めながらもやむを得ず音楽をやめざるを得ない状況は、望まれた結果ではありません。その課題を μ-zomia が解決するために、Dev Protocol は理想的な存在でした。既にクリエイターが活動を継続できる仕組みを実現していること、彼らのチームもWeb3.0として理想の形であること、Dev Protocolの「技術」「チーム」「ビジョン」の全てに賛同し、共にチャレンジを始められることを嬉しく思います」

フレームダブルオーCEO 原麻由美

「Dev Protocolはすべてのクリエイターの挑戦を支援するという思いのもと、2018年より開発を続けています。最初のステップとして、OSSにおける持続可能性の課題に取り組んできましたが、これまでお金を生み出さなかったOSSがライセンス変更なく、収益化できる仕組みは世界中のクリエイターから高い共感の声が届いています。

Dev Protocol がより、世界中のユーザーにとって役立つテクノロジーインフラになるためには、ユーザーが触れることができるDappが増えていくこと、また、何より日々創作の努力をされているクリエイターの方々の参加が増えていくことが不可欠です。ミューゾミアとのパートナーシップにより、私たちチームが未だ想像もできなかった音楽アーティストのための素晴らしいプラットフォームが生まれることにとても期待しています」


なお、μ-zomiaプロジェクトの支援はこちらのリンク先で行える。 


written by Jun Fukunaga


source: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000018679.html


photo: フレームダブルオー



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