グラミーを「受賞できなかった」アーティスト。激戦化するラップとR&B

アーティストにとって憧れの舞台であるグラミー賞。受賞楽曲にスポットが当たることが多いが、ここではあえて「受賞を逃した」ヒット曲をご紹介。
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2019.02.13 10:30

惜しくもグラミー賞を逃した人気アーティストたち


未だ熱が冷めやらぬ第61回グラミー賞。チャイルディッシュ・ガンビーノ(Childish Gambino)による「This is America」がヒップホップでは初の最優秀レコード賞を獲得し、最優秀楽曲賞とのダブル受賞を果たすなど、これまでのグラミー賞に比べ、ヒップホップ、女性アーティストの躍進が目立つ結果となった。


しかし、受賞者がいれば惜しくも逃したアーティストもいるのがアワードの常。主要部門である最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀アルバム賞ではノミネートが有力視されていたテイラー・スウィフト(Taylor Swift)やアリアナ・グランデ(Ariana Grande)が揃って落選するといった波乱が、ノミネート発表の時点で起こっていた。







ノミネートされながらも受賞を逃したアーティストたち


フジロックフェスティバルで初来日し、日本でも人気の高いポスト・マローン(Post Malone)。全米1位に輝いたアルバム『Beerbongs & Bentleys』を引っさげてのグラミー賞は、最優秀アルバム賞そしてシングル「Better Now」で最優秀ポップ・パフォーマンス賞にノミネートされていたが、いずれも受賞を逃している。しかしステージではレッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)とのコラボ・パフォーマンスで会場を沸かせ、その存在感を見せつけた。




過去にグラミー賞の受賞歴もあり、昨年の「DJ Mag TOP 100」では44位につけている世界的DJ/プロデューサーのゼッド(Zedd)もゼッド & マレン・モリス(Maren Morris)& グレイ(Grey)による「The Middle」で主要部門を含む3部門ノミネートされていたが受賞はならず。




2005年から活動し、独特の音楽性が魅力で今では女優としても活躍するジャネール・モネイ(Janelle Monáe)もまた、アルバム『Dirty Computer』が最優秀アルバム賞に、同アルバム収録の「PYNK」が最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートしていたが受賞することはできなかった。




人気映画からは受賞ならず


映画に主軸を置いたアカデミー賞とは違い、音楽に特化したアワードである理由からか、世界的人気映画のサントラといえども主要部門では受賞を逃している。


今回のグラミー賞でノミネートされた映画のサントラでは、日本でも人気の映画『アリー / スター誕生』からレディー・ガガ(Lady Gaga)とブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)の歌う「Shallow」が最優秀ポップ・パフォーマンス賞(グループ/デュオ)で受賞したものの、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞はノミネート止まり。『Black Panther』からはサントラが最優秀アルバム賞に、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)、シザ(SZA)による「All The Stars」が最優秀楽曲賞にノミネートしたが、受賞とはならなかった。







グラミー賞がアーティストの明暗を分けるとまではならないが、栄えある賞を受賞できなかった、またはノミネートを逃したアーティストは数知れず。受賞作品にスポットライトが当たることは多いが、こうした惜しくも選ばれなかった作品を聴くことで、来年以降の活躍も楽しみになるはずだ!



written by BsideNews


source:

http://xn--qck0e3a7e272rw29a14yc.com/prediction/2019.php


photo: Facebook/Taylor Swift,Zedd,Post Malone,Janelle Monáe,YouTube/KendrickLamarVEVO

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