m-flo、撮影で訪れたハワイでの出来事を語る。スピルバーグばりに写真にこだわるメンバーって?

3人揃ってのラジオ出演となったm-floが、ハワイでのMV撮影や過去のカバー曲についてなどトーク。
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2019.04.28 08:00

1週間にわたり豪華ゲストを招いてのスペシャルプログラムを配信し続けた「block.fm MASSIVE WEEK」もクライマックスを迎えた。局長☆Taku Takahashiと盟友TJOがパーソナリティを務める『TCY RADIO』にm-floがゲストとして登場。スタジオでの生ライヴや、新譜の放送のほか、希少なエピソードの数々も飛び出した。


TCY Radio

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https://block.fm/radios/1





LISAがジェラったカバー曲って? NMD時代の希少なエピソードやハワイでの出来事を語る


TJOと☆Taku Takahashiが最新のクラブダンスミュージックをデリバリーする『TCY RADIO』では、ゲストにm-floを迎え、さまざまな楽曲をプレイ。


途中から、選曲の主旨が“LISAがお尻をフリフリしたくなる曲”という内容で盛り上がり、TJOが高得点を狙って、レゲトンの王様Dadee Yankee(ダディ・ヤンキー)とSNOW(スノー)がコラボレートした「Con Calma」をセレクト。見事“10 out of 10”(10点満点)を獲得した。(ちなみにこの後、Wiley, Sean Paul, Stefflon Donによる「Boasty ft. Idris Elba(Kingdom 93 Remix)」が驚愕の20点を叩き出す。さすがGRIMEオリジネーターWileyだ。)


そんな胸アツな新譜を聴いたメンバーが、m-floの過去のカバー作について語った。



VERBAL:これ、オイシイよね。ああ! そこ来たか! っていう感じの曲。


☆Taku:俺も同じこと考えてた。そういうこと考えちゃうのが、もうおっさんなのかなっていう。


VERBAL:ちょっと、ひとつ聞いてもらっていい? この曲の元ネタSNOWってアーティストの「Informer」なんだけど、昔カバーしてたよね? 



☆Taku:うん。カバーしてた。だからそういうこと考えちゃうんですよ。しかも、VERBAL歌ってたからね。


LISA:え!? そうなの!? すごーい!! え!? それはm-floで? 


VERBAL:高校生のときに、オリジナル曲も作ってたんだけど早口のラップが流行ってたのよ。どうだ! みたいな。早口できるぞみたいな。でカバーしてたんだよね。


☆Taku:僕らの数少ないカバー曲。


LISA:そうなんだ。いつか聴きたいんだけど。N.M.D.(エヌ・エム・ディー)※1の時ね。


☆Taku:そう。VERBAL歌ってたよこれ。


LISA:いつか聴かせてVERBAL〜。みんな喜ぶと思う。


VERBAL:わかった。早口もっと練習しておくよ。


TJO:(笑)


LISA:大丈夫(笑)。今すごくカッコよく出来てるから。「No Question」すげえカッコイイじゃん。


VERBAL:いや、この曲は結構トリッキーなんですよ。かっこいいよね。


LISA:ちょっと歌っぽいしね。


TJO:m-floの出演イベント情報としては4月28日の「TOKYO RAINBOW PRIDE」に出演されるということで、パレードのオフィシャルソングとしても「No Question(TOKYO RAINBOW PRIDE REMIX)」が使われているんだよね。



☆Taku:そうなんです。今日はそれを3人で、スタジオ生ライヴやりたいと思います。


LISA:イエーイ。


Kim Viera/Here For YA(Latinx)が流れる)


☆Taku:Ghost Town DJ's「My Boo」カバーね。しかもスペイン語で。



LISA:ズルいね。声もちょっと似てるしさあ、ちょっとどうにかしてよコレ! 


☆Taku:たしかに、系統LISAに近いよね。


LISA:アタシだってスペイン語で歌うしさ! コレ、アタシの歌よ! たぶん。アタシらの歌だよ! 


VERBAL:たしかに、LISA歌ってそうだね。刷り込むワケじゃないけど(笑)。


LISA:アタシ、今日ちょっともう悔しくて気持ち良く寝れない。この曲思い出したら「こんにゃろー」と思ってね。やろうよコレ(笑)。やんなきゃ! 


☆Taku:そうだね。カバーいいですね。


VERBAL:カバーいいね! 


TJO:m-floのカバーって、いちばん最初にやって以来やってない? 


☆Taku:「The Way We Were」? あと、「静かなまぼろし」?※2


VERBAL:あれ? カバーやってない? 


LISA:いや、ないかもしれない。あなたたちが2人でやってたときはあるかもしれないけど、アタシのときはないのよ。


VERBAL:んー。ないかあ。


☆Taku:そういう企画とかもなかったっけ。


LISA:『PRINCE OF LEGEND』※3で、80’っていうテーマではやったけどね。ウチらの楽曲としてこれをカバーしましょうっていうのはないよね。


☆Taku:あれはドラマがあってのカバーだったからね。


LISA:いつかやんない? グッとくるぜ! ってやつをさあ。やりたいよね。


VERBAL:自分たちがこの曲歌いたいとか、青春だったっていうのをカバーしちゃうのいいよね。





最新MVを撮りに行ったハワイでのエピソード


TJO:Twitterからメッセージが来ていて、ハワイの話が聞きたいと。


☆Taku:ハワイはMVの撮影で行ったんだけど、いいMVが撮れたと思うよー。


VERBAL:ハワイ島で撮ったじゃないですか。僕、以前、ハワイ島は旅行で行ったことがあって、ベタベタな感想だけどめちゃくちゃ美しくて。ワイキキとかじゃない広大な自然。しかも世界でも珍しい、いろんな気象を体験できる島で。


☆Taku:雪も降るし、ビーチでも泳げるし、雨ばっか降ってるところもあるし。


VERBAL:火山があったり。でね、噴火して溶岩が固まったエリアがめちゃカッコよくて。火星にいるみたいなの。ほんと冗談抜きで、地質化学者になりたいなと思うくらい岩がカッコよくて。ハマったマジで。


☆Taku:実際に火星での生活を想定する研究所もあるっていう話を聞いたよ。あと面白いのが、去年の1月「No Question」のミックスダウンでVERBALと2人でスタジオ入ったんだけど、その時伝説のエンジニアがいて。


VERBAL:Dave Pensado(デイヴ・ペンサド)?※ 4


☆Taku:そうそう。Dave Pensado。記念写真撮ろうぜって言った場所のアングルがあんまり良くなくて。「VERBALこっちで撮ったらどう? 」ってやりとりをVERBALとしてたら、その時Pensadoに「Alright,Spielberg.」って言われたのね。皮肉っぽく(笑)。


VERBAL:こだわりが強いなってことでね。スティーブン・スピルバーグ監督みたいに。


☆Taku:それ以来、VERBALが写真撮るときにこだわってると、「Alright,Spielberg.」って言うようにしてる。


TJO:(笑)


☆Taku:LISAがいないところでだったんだけれど、インスタの写真とか撮るときのVERBALのこだわりは本当にスピルバーグばり。


VERBAL:だってハワイでの写真は、インスタ映えってこの事だなって思ったよ。すごかったもん。インスタ見てもらったら分かる。あと、LISAが撮影中に海の方、眺めてる背中の写真とか。



 LISA:撮るのうまいんだよね。センスある。


☆Taku:ほんとにね。うまいなあって思わされたんですよ。スピルバーグとも実際会ってるしね。


LISA:じゃあ何かイイモノもらったんじゃないの? 


VERBAL:そうだね。スピルバーグヴァイブスをね。でもLISAはハワイ島に住んでたんだよね? 


LISA:まあ住んでたというか。ちょっと学校に行ってたのね。小さいときもいたんだけど、ちょっと学校行って、ちょっと追い出された(笑)。で、東京戻ってきたみたいな感じ。深いことあんま聞かない方がいいかもよ? 


☆Taku:じゃあ今回の旅のときの方が良かったね。


LISA:そうだね! 今回、リベンジで行けたっていうか、また違う視点でハワイを見られたし。アタシが学校行ってたところはスゲエ寒かったんだよ。山の上でさ。ハワイって意外と寒いんだぜ。って言ったじゃん? 


VERBAL:そう。言ってたよね。俺それ信じられなくて。ガチで寒くてびっくりした。


☆Taku:寒い山を登って降りてきたら暑いし。1日でこんな寒暖差体験できない。30分とか40分くらいで全然違う。


LISA:空気薄くなるし、☆Takuちゃんちょっと苦しんでたもんね。


☆Taku:結構高い山だったから、馴れるまで大変だったね。


LISA:標高高いのに、結構マイルドに登ってるから、高い感じがしないんだよね。不思議よね。


☆Taku:だけどいいMV撮れたよー。


VERBAL:超カッコイイよね。


TJO:楽しみ。いつぐらいに観れるのそれは? 


☆Taku:たぶん、6月とかかなあ。ネタバレしすぎちゃうとアレなんで言えないけどね。楽しみにしていてください。




何万年ぶりと形容するほど、久しぶりの3人揃ってのラジオ出演となったm-flo。楽しそうに話す3人の声からは、長年活動してきたm-floの信頼関係がうかがえた。


☆TakuのTwitterに寄せられた質問にもいくつか回答していたが、仕事が辛いという質問に、3人は声を揃えて“Make Space”が大切であると返答している。


ひとつのことだけに執着するのではなく、自分が自分らしくいられる場所をたくさん作っていくことが大切で、色々な選択肢と色々な世界を見て楽しいと思うことに向かっていったらいいのだと、リスナーの背中を押した。


各々でも活動するm-floの3人もまた、そうしてきたからこそ今がある。それぞれのピースを持ち寄ってm-floはファンとオーディエンスに、クリエイティヴなエンターテイメントを見せてくれるはずだ。


ハワイでのMV撮影の他、☆Takuが楽曲をたくさん作っていることも番組の中では語られていたので、おそらくそう遠くない未来に、m-floは3人のクリエイティビティをパッケージして届けてくれることだろう。




【番組情報】




TCY Radio

アーカイブは5月6日まで視聴可能。

https://block.fm/radios/1



※1 N.M.D.

m-floの前身となる。☆Taku TakahashiとVERBALが高校時代に組んでいたバンドグループ。

m-floの歴史と20年の歩みについては、☆Taku Takahashiによる20周年記念のメモリアルなインタビューを参照。

J-POPの代名詞、m-floがデビュー20周年。「Rhyme Brokers」から20年走り続けた理由をLISA、VERBAL、☆Takuが語る


※2静かなまぼろし

松任谷由実が沢田研二のために書いたという1978年の楽曲。2002年にm-floがカバー。


※3 PRINCE OF LEGEND

“王子が大渋滞! ”のキャッチフレーズで話題の「HiGH&LOW」をプロデュースしたHI-AXがおくるプリンスバトルプロジェクト。イケメンたちが王子の中の王子を目指して奮闘する。ドラマとして放映され映画化やゲームなどメディアミックスされている。m-floは劇中に登場する各チームのテーマソングを作成し、提供。主題歌も担当した。


※4 Dave Pensado

デイブ・ペンサド。Beyonce(ビヨンセ)、Elton John(エルトン・ジョン)、Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)といったワールド・クラスの大物アーティストを手がけた、伝説のエンジニア。☆Takuのエピソードを聴くかぎり、皮肉屋だがそれが職人気質でまたいい。


written by Tomohisa“Tomy”Mochizuki



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