Native Instrumentsが今年要注目の音楽ソフト「Massive X」詳細を発表

かねてから発売が発表されていたNative Instrumentsの注目ソフトシンセに関する最新情報が公開された。
SHARE
2019.03.21 12:00

あらゆるジャンルのダンスミュージックの制作に欠かせないソフトシンセ「Massive」は、機材メーカーNative Instrumentsきっての人気商品だ。


特に2000年代後半から現在にかけて、ダブステップの特徴的な”Wobble Bass”制作をはじめ、トラップに使われるTR-808風の低音の効いたベースラインなど様々な特徴的な音色を生み出しており、ネット上にはMassiveを使用して作る様々な音色のチュートリアル動画が存在。クラブミュージックジャンルの発展において重要な役割を果たしてきた。そんな現代の名機といえるMassiveが今年、「Massive X」として新たに生まれ変わることが昨年9月に報じられていたが、ついにその詳細の一部が発表された。





2019年トラックメイカー最注目「Massive X」の注目すべき点は? 


従来のMassiveとは違う”徹底的に見直しが行われた新しいインターフェイス”を採用したMassive X。Native Instrumentsの公式サイトによると2基のウェーブテーブル・オシレーターをメイン音源として使用でき、同期可能な3基のオシレーターを追加することもできるという。


またルーティングセクションにも変更が見られ、自由にパッチングできるオーディオルーティング・マトリクスを採用しているほか、新型のフォードバック・バス、オーディオレートフィルターモジュレーション・バス、オーディオソースとして使用可能なモジュレーターなどを装備。さらに機能としてひとつのアンプリチュード・エンベロープと8つの設定可能なモジュレーターを使い、複雑でダイナミックなモジュレーションを容易に作成できるほか、高機能なグリッドと描画ツールを備えたオートメーション・スタイルのモジュレーション・シーケンサーPerformersを導入。加えて自由に割り当て可能な16のマクロ、ピッチベンド、モジュレーションホイール、アフタータッチに合計19種類のコントローラーをカスタマイズできるという。 





オリジナル版Massiveの設計者による125個のウェーブテーブルを搭載  


加えて最近公開されたNative Instrumentsのブログ投稿によると、先述のウェーブテーブル・オシレーターにはオリジナル版Massiveの設計者によってデザインされた125個のウェーブテーブルやフェーズ・モジュレーターを搭載。そのほかにコムフィルター、3つのインサートFXスロットなども用意されるとのこと。  



発売は2019年6月に延期


しかし、Massive Xは、当初2019年2月にリリースが予定されていたものの、開発に今しばらく時間がかかることが予想され、やむなく発売時期が2019年6月に延期されることも発表されている。なお、今後の開発状況については、先述のブログにて随時発表していくとのこと。Massive Xの開発状況や最新情報を知りたい人は、そちらを定期的にチェックしてみてはいかがだろうか?

written by Jun Fukunaga


source:

https://djmag.com/news/native-instruments-details-long-awaited-synth-massive-x

https://www.native-instruments.com/en/products/komplete/synths/massive-x/

https://blog.native-instruments.com/massive-x-lab-welcome-to-massive-x/


photo: Native Instruments




SHARE