ストリーミング世代の寵児 Lil Pump(リル・パンプ)のお騒がせエピソード

Lil Pump(リル・パンプ)、「Gucci Gang」で時の人に
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2018.05.14 03:06


Lil Pump(リル・パンプ)、「Gucci Gang」で時の人に


 Lil Pump(リル・パンプ)は2017年、ヒップホップシーンに彗星の如く現れた。17歳でリリースした「Gucci Gang」が全米シングルチャートで3位を獲得し、話題をさらったのだ。YouTubeでのMV再生回数は現時点で6憶回を超え、世界が注目するお騒がせエピソード満載のラッパーなのである。




Lil Pump、世間をざわつかせたエピソードの数々


「Gucci Gang」は、”グチギャングチギャン”とひたすら繰り返すフレーズが耳に残る楽曲だ。リリックの内容を一言でまとめると、ズバリ「セックス・ドラッグ・ヒップホップ」である。ネットに溢れる画像よりも、「Gucci Gang」のMVを見た方が、彼のビジュアル的な魅力がよくわかる。カラフルなドレッドヘアの下の顔立ちは、イメージよりもクールで端正だ。虎と一緒にハイスクールの廊下を歩くシーンは、スタイリッシュでもある。


Lil Pumpは2000年8月、フロリダ州マイアミでキューバ系の父親とメキシコ系の母親の間に生まれた。フロリダの人気ラッパーSmokepurpp(スモークパープ)は従兄弟である。そのSmokepurppの影響でLil Pumpもラップを始め、SoundCloudなどでの公開を始めたわけだが、この2人、2017年11月に仲良くLAで逮捕されていたようだ。その瞬間を捉えた動画が、何者かによりネットにアップされたのだ。もう一人の男と共に警官に取り囲まれて壁際に立たされている場面だ。罪状は不明だが、Lil Pump本人はこの件について「”俺はLil Pumpだ”って言ったら、行かせてくれたぜ」とツイートしている。




Lil Pumpの危ないエピソードは、これだけではない。ハイスクール時代、学校でXANAXを使い、ぶっ飛んでしまったのだ。XANAXは抗不安薬の一種で、ドラッグとしての乱用が問題となっている。勿論、Lil Pumpは退学になった。その後、2018年1月に、「2018年はXANAXをやらない」と宣言。新年の抱負である。同じ若手ラッパーとして人気を博していたLil Peep(リル・ピープ)がXANAXのオーバー・ドーズで亡くなった事がその理由のひとつではないかといわれているが、Smokepurppも同様の宣言をツイートした。従兄弟同士、仲が良い。だが、後にLil Pumpに「XANAXはやめてもLeanはやってるんじゃないか」という疑惑が生じた事もあり、「そうそう簡単にやめられるわけないよね」というのが一般の見方となっている。ちなみにLeanは、モルヒネに似た成分が含まれた咳止めシロップとジュースを混ぜた、危険な飲み物である。




2018年2月14日、今度はシャレにならないエピソードが起こった。バレンタインデーに Lil Pumpがとうとう逮捕されたのだ。自宅から銃を撃ったのである。警察の事情聴取に、Lil Pumpのマネージャーは「自宅の前をうろついていた3人の男が、玄関のドアに向けて発砲した」と答えたが、事件発生の現場にマネージャーはいなかった。そしてドアにはマネージャーの証言とは逆に、内側から発砲された痕跡があった事が確認されたのだ。Lil Pumpは逮捕され、翌15日に少年裁判所から出所。彼にの足首には、GPSで対象者を監視するアンクルモニターが装着されている。




Lil Pumpのほっこりするエピソード


2018年1月、「i Shyne」をリリースしたLil Pump。ヤバ目のエピソードばかりではあんまりなので、最後にほっこりエピソードも添えておく。ほっこりエピソードと言っても比較的、要するに”当社比”みたいなものではあるが。2017年12月、アメリカの高校生がスピーチで、Lil Pumpの素晴らしさを熱弁した。Lil Pumpが収益面で苦戦していたSoundcloudをいかに救ったか、そして結果的にそれがヒップホップへの貢献に繋がったという内容だ。それを知ったLil Pumpは、「今年1番のスピーチだ」とツイートしている。




Photo:https://www.facebook.com/pg/lilpumpofficial/photos


Written by 編集部



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