唯一無二の楽曲とアーティスト性・倖田來未

華麗なる全米デビュー曲
SHARE
2018.06.14 09:11

華麗なる全米デビュー曲


2000年10月、倖田來未は全米デビュー曲「TAKE BACK」にて全米ビルボードダンスチャートで最高位18位を獲得。続くセカンドシングル「Trust Your Love」のリミックス盤は、全米ビルボードの総合チャートでも最高位19位に輝き、史上稀に見る華々しいデビューを飾った。


止まらない快進撃


2005年9月、社会現象を巻き起こした16thシングル曲「Butterfly」など、それまでの倖田來未のキャリアが詰まった自身初のベストアルバム『BEST〜first things〜』は、200万枚のセールスを叩き出した。一躍時代の寵児となった倖田來未の快進撃は、それだけには止まらなかった。翌2006年に発売された、2ndベストアルバム『BEST〜second session〜』でも、2年連続で200万枚を売り上げたのである。


また、この2ndベストアルバムには、12週連続リリースされたシングル曲が収められるなど、これまでに例を見ない試みがされており、彼女のアーティスト活動の独自性、またその地位が不動となったことを示した。




海外アーティストとの共演


2008年6月の40枚目のシングルCD「MOON」には、The Black Eyed Peas(ザ・ブラック・アイド・ピーズ)のFergie(ファーギー)とコラボレーションを果たした楽曲「That Ain't Cool」が収録されている。元より親交のあったという二人だが、倖田からのラブコールに応えたかたちでファーギーサイドが提供、作詞曲にも倖田が関わる思い入れの強い一曲となった。


2009年5月に開催された全国ツアー「Koda Kumi Live Tour 2009-TRICK-」の東京・国立代々木競技場第一体育館での公演では、ブラック・アイド・ピーズがサプライズゲストとして参加し、ファーギーと上記のコラボレーション楽曲「That Ain’t Cool」を生で初披露した。思いもかけない嬉しい演出に、満員の聴衆のボルテージは大きく高まった。


同年7月には、ファッション誌「ViVi」の誌面において、Lady Gaga(レディー・ガガ)と2年連続のコラボレーション対談を実現させている。それら海外ビッグスターとの共演が相次いだということは、倖田が第一級のアーティストとして時代を駆け抜けていることの一つの証明であったのではないだろうか。




ライブアーティスト倖田來未


これほど聴衆を惹きつけて止まない倖田の魅力を、一言で説明することは不可能だろう。まず魅力の一つ目として挙げられるのは、彼女の圧倒的な「歌声」である。倖田と言えば、数ある代表曲の中でも「愛のうた」や「you」など、切ないバラードソングを歌えば天下一品の出来栄えであることには定評があるだろう。ときに繊細で、ときに込み上げる感情を豊かにのせて綴られる彼女の歌世界は、何度でも聴きたくなる独自の魅力を備えており、男女を問わず支持されている。また、近年の楽曲では、12枚目のオリジナルアルバムにも収録されている「WALK OF MY LIFE」など、デビュー以降の様々な経験を積んで来た彼女にしか表現し得ない歌世界を切々と歌い上げている。


2つ目の魅力は、デビュー以来、一貫した姿勢で取り組んできたダンス表現だろう。ジャズやガールズヒップホップ(女性らしさを活かしたダンスジャンル)などをベースにした、倖田來未のセクシーさや格好良さなどの持ち味を最大限引き出すことのできるダンスは、「エロかっこいい」という言葉が一世を風靡するなど、社会現象にもなった。


この、倖田が磨き上げてきた歌とダンスを生で体感できるのがライブパフォーマンスだ。倖田來未は、2007年、2010年と2度の東京ドーム公演を成功させており、この記録は邦楽ソロ女性アーティスト7人目である。また、2010年の7月には、日本人女性アーティスト史上では初となる、横浜スタジアム2DAYSの公演も行っている。これらドーム、スタジアム規模の単独ライブを成立させることができたのは、彼女がライブパフォーマーとしてプロフェッショナルであり、そこで披露されるパフォーマンスは他で味わうことのできない興奮と感動をもたらすからだろう。


2015年12月6日には、そんなライブアーティスト倖田來未の魅力を存分に活かしたライブが開催された。デビュー15周年を記念したスペシャルアニバーサリーライブ「The Artist」では、「エンターテイメント」、「ヴォーカル」、「ダンス」をコンセプトとした3幕構成でのステージングを行い、まさに彼女のアーティストとしての実力を最大限に発揮したライブとなった。




更なる高みへ


2016年、翌2017年と倖田來未は全国47都道府県を回るツアーを2年連続、それぞれ別のツアー名義で敢行し、成功させている。この怒涛とも言えるライブスケジュールにも関わらず、チケットは完売し、各地のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。


そして、今年は2月28日発売の最新アルバム「AND」に収録された楽曲を引っ提げたツアー「Koda Kumi Fanclub Tour〜AND〜」が、4月29日の福岡公演を皮切りにスタートし、6月17日静岡公演までの全22公演を駆け抜ける。しかし、ファンにとって嬉しいニュースはそれだけではない。このアルバム「AND」は、2018年に発売予定のアルバム2枚のうちの第1弾であり、この後には第2弾の発売が控えているという。


2020年には、デビュー20周年を迎える倖田だが、これだけのキャリアがありながら、常に攻めの姿勢を貫き、尚且つアーティストとして全ての表現をアップデートさせている。まさに唯一無二のアーティストである倖田來未の、止まることを知らない進化を、これからも見逃すことはできない。


photo: 

https://www.facebook.com/pg/KodaKumiOfficial/photos/?ref=page_internal

http://rhythmzone.net/koda/discography/


written by 編集部

SHARE