奇跡の共演が実現! Jay-ZとCam'ronが長年のビーフを解消した経緯とは

ニョーヨークの老舗クラブのオープニングイベントで起きた奇跡。実現させたのはJim Jonesによる一本の電話だった。
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2019.06.13 07:00

4月末、ニューヨークの老舗クラブ/コンサート会場であるWebster Hallが約2年ぶりに再オープンとなった。初日のイベントではJay-Z(ジェイ・Z)による人気コンサートシリーズ「B-Sides 2」が行われ、このコンサートでは普段のツアーと違い懐かしの曲もパフォーマンスするとあって長年のファンにとっては注目の的となっていた。


さらにサプライズゲストとして登場したのは、2000年前半よりJay-Zと長年のビーフを繰り広げていたハーレム出身のラッパー、Cam'ron(キャムロン)。これには集まった会場のファンは大盛り上がりとなりすぐさまSNSを通して世界中のファンの知るところとなった! 2人はCam'ronのサードアルバム『Come Home with Me』収録の「Welcome To New York」をパフォーム。生バンドで届けられた奇跡の共演は鳥肌ものだ。






ビーフ解消に一役買った人物とは?


元々はJay-Zのレーベル「Roc-A-Fella Records」に所属していたCam'ronだが、Jay-Zが大手レコード会社「Def Jam」の社長に就任した2004年を機に関係は悪化。Cam'ronがディス曲を出せば、Jay-Zはラジオで応戦するなどビーフを展開してきていた2人。2010年を過ぎると冷戦状態となっていたが、正式に解消されたわけではなかった。


今回の共演で間に挟まれ、辛い状況であったにも関わらずビーフ解消を実現させたのはCam'ronと同じクルー、The Diplomats(ディプロマッツ)に所属するJim Jones(ジム・ジョーンズ)であった。Jim Jones本人も過去にJay-Zとビーフ関係にあっただけに、今回の役割は心苦しかったはずで、その心内をインタビューで語っている。


Jay-Zからの一本の電話


「B-Sides 2」が開催されるにあたってJay-Z(本人ではなく、マネジメントの人間)から電話を受けたと話を始めたJim Jones。その電話では自分が会場に誘われているのだと思ったそうなのだが、電話の途中からその真意に気づいたという。


「Jay-Zが「Welcome to New York City」をパフォームするからCam'ronに聞いてみてくれって話だったんだ」


電話を終えたJim JonesはすぐにCam'ronに電話をし、事情を伝えたという。するとCam'ronは即答で「OKだ」と返事をしたそうで、それにはさすがのJim Jonesも驚きの表情をインタビューで見せている。ビーフを解消するには何かひとつのきっかけ次第だったということだろうか。こうして無事に長年のビーフを解消するにいたったJay-ZとCam'ron。ステージを共にしたJim Jonesはコンサートについて「素晴らしい瞬間だった」と話しており、当事者にとってもメモリアルなイベントとなったようだ!






Cam'ronはコンサートでパフォーマンスする際にJim Jonesも参加することとだけ条件を付けたそうで、それもクルー愛を感じるいい話だ! Cam'ronとJim Jonesはそのまま代表曲のひとつ「I Really Mean It」もパフォームするなど、ファンにとって貴重過ぎる一夜だったことは間違いない。


また2人でニョーヨーク・アンセムを作ってくれないかな、と気長に待ってみたいと思う。




written by BsideNews


source:

https://www.hotnewhiphop.com/jim-jones-was-crucial-in-solidifying-camron-and-jay-zs-reunion-news.82719.html


photo:

rocnation.com




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