エド・シーランに盗作の疑い、求められた賠償金の額は?

ティム・マグロウやフェイス・ヒルに提供した楽曲「The Rest Of Our Life」が盗作を主張される
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2018.01.17 03:00

人気シンガーソングライターのEd Sheeran(エド・シーラン)が新たに盗作疑惑をかけられ、著作権侵害訴訟を起こされていることが明らかになった。 


盗作訴訟再び  


この訴訟を起こしたのはSean CareyとBeau Goldenというオーストラリアのソングライターたちだ。2人の楽曲「When I Found You」を、エド・シーランが共同ソングライターとして参加したカントリー歌手のティム・マグロウ(Tim McGraw)とフェイス・ヒル(Faith Hill)夫妻の「Rest of Our Life」が露骨に盗作していると主張している。


 



盗作に関して訴えた2人の主張はこうだ。


「楽曲をコピーすることは、多くの場合、そのオリジナル要素をコピーすることであり、それは他人が見ても明らかにわかるものだ」


裁判では2人は凄腕の弁護士を雇い訴訟に勝利しようとしている。 


原告側の弁護を行うのは因縁の相手  


2人が雇ったのは、2015年にRobin Thicke(ロビン・シック)の「Blurred Lines」がマーヴィン・ゲイの「Got To Give It Up」の盗作だとしてマーヴィン・ゲイの遺族が起こした訴訟を勝訴に導き、当時750万ドル(約8億3000万円)もの賠償金を勝ち取ったRichard Buschという弁護士だ。


彼は、エド・シーランとは因縁がある人物でもある。  


エド・シーランは以前、自身の楽曲「Photograph」が、Thomas LeonardとMartin Harringtonという2人のソングライターたちから盗作を主張され、2000万ドルの賠償金を支払うように訴訟を起こされていた。訴訟は昨年、4月に和解という形で決着がついたが、その時の原告側の弁護人を務めたのが、Richard Buschだ。



賠償金は5億円以上 


今回の訴訟でエド・シーランは、「The Rest Of Our Life」のほかの共同ライターであるJohnny McDaidとAmy Wadge、そしてSony/ATV、Universal Polygram、WB Musicといった関係レーベルともに楽曲の差止請求と弁護費用、500万ドル(約5億5600万円)以上の賠償金を要求されているとのこと。


 1つの訴訟がようやく和解という形で片付いたと思ったら、新たな訴訟問題が発覚したエド・シーラン。そのため、今年も彼は盗作疑惑に関する問題に悩まされることになりそうだ。  


今年は新年早々、レディオヘッド(Radiohead)がラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)に対し、盗作を主張したという問題が発覚したばかり。1月の時点でこの様子だと、もしかしたら今年はもっと多くの大物アーティストに対する盗作疑惑が世間を騒がせるかもしれない…。  


◼︎関連記事: レディオヘッド、「Creep」盗作訴訟を起こしていないとラナ・デル・レイの主張に反論


参考: 

https://www.rollingstone.com/country/news/tim-mcgraw-faith-hill-named-in-rest-of-our-life-lawsuit-w515339 https://www.theguardian.com/music/2017/apr/11/ed-sheeran-20m-dollar-copyright-claim-matt-cardle-x-factor

https://www.rollingstone.com/music/news/blurred-lines-ruling-sliced-to-5-3-million-with-a-catch-20150715


Written by Jun Fukunaga 

Photo: Eva Rinaldi 

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