CreativeDrugStoreのdooooが語る、フリーダウンロードで解禁した新曲『ben』とは?「怪物を作りたかった」

dooooの嫁が撮影した貴重なジャケ写のオフショットも公開!!
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2018.08.13 04:00

CreativeDrugStoreに所属し、昨年ソロアルバム「PANIC」をリリースした奇才ビートメイカー doooo(ドゥー)が、20分に及ぶ新曲「ben」を、突如SoundCloudでゲリラリリースした。



新曲『ben』はSoundCroudのURLからフリーダウンロードが可能



https://soundcloud.com/44doooo/ben



dooooは去年リリースした1stソロアルバム「PANIC」で、自身が愛用しているMPC2000XLにホラー要素を加えた人肉MPCが話題となった。また、「PANIC」の“Pain”、“Utage”、“Heiyuu”のMVでは、dooooがCreativeDrugStoreの映像ディレクター Heiyuu(ヘイユー)を人肉MPCにしてしまい、そのことで指名手配され、逮捕され、最終的には幽霊になったHeiyuuに呪われ、脱獄するまでを描いた映像でかなりの存在感を発揮した。




そんなdooooの新曲『ben』では静寂の中に荒々しさが混在する独特なサウンドが20分の長さに及ぶビート。ジャケットは生々しさがストレートに表現されている。




このビートを作るきっかけはなんだったのか。dooooに新曲やフリーダウンロードについて本人に質問してみたら、こう答えてくれた。



「ビートの肉塊というか怪物のようなものを作りたくて少し長めの曲にしました。怪物感が出るよう、いびつさを意識して作ってます。『ben』というタイトルは、僕がイメージした怪物の名前です。ゴツくていびつで、見た目ただの肉塊だけど、実は生きてるみたいなヤツを想像して作りました。あと『ben』という単語には“奥の部屋”という意味があるみたいで、今回の曲は僕の内面の奥にある作りたいモノを作ったつもりですので、そういう意味でも合ってるなと思います。制作期間は1週間くらい。使ってないけど何かに使いたいと思っていた音の素材が溜まってきてたので、みんな突っ込んでやろうと思って、一気に作りました」



フリーダウンロードにした経緯は、2016年にリリースした12inchレコード「STREET VIEW / PURPLE FLOWER」を2,000円という高値で売ったお詫びもあるのだろうか。



「これも怪物を作りたかったという話に繋がってくるのですが、身近にいる感を出したくてフリーダウンロードにしました。道端に得体の知れないモノがいたらビックリするじゃないですか。その感じです。けど、シングル曲を2,000円で売った件との関連性は言われて気づきました(笑)。お詫びということにさせて下さい」



20分間のサウンドにどんな意味が込められているのか聞いてみた。



「お話してきた怪物を作りたかったという意味はもちろんあるのですが、サウンドは全体を通して退廃的な世界観を出したいと思って作りました。去年出したアルバム『PANIC』はマッドさの中にも口ずさみやすいメロディを入れたり、割とキャッチーな要素を入れていたのですが、今回の『ben』はそのような要素はほぼ入れなかったつもりです。不安な気持ちになるかもしれませんが、もし宜しければお楽しみください」



去年リリースした「PANIC」に比べて、かなり自己中心的に作ったと思われる新曲『ben』。これを聴けば、dooooの脳内に侵入できるかもしれない。



photo:doooo嫁



dooooリンク:

SoundCroud:https://soundcloud.com/44doooo

bandcamp:https://doooobeats.bandcamp.com/

Twitter:https://twitter.com/44doooo

Instagram:https://www.instagram.com/doooo_cds/



written by Toru Miyamoto






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