有料配信ライブチケットの販売で知られる電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」が、今、音楽業界でも大きな話題になっているNFTを活用してクライアントに新たな直接収益をもたらす新サービス「Digitama™」のローンチを発表した。
すでに海外ではAphex TwinやGrimesのような有名アーティストがデジタルアート作品のチャリティオークションで導入しているほか、3LAUは、デジタルアルバムをNFTオークションで販売し、高額な利益を得るなど、アーティストの間でも注目が高まっている。
💥 History has been made! The auction for the world's first tokenized album has finished.
— Origin Protocol (@OriginProtocol) February 28, 2021
Built by @OriginProtocol & powered by #Dshop, @3LAU sold 33 unique NFTs for a total of $11,684,101.
This is a new record in a single #NFT auction. 🎉
https://t.co/4XmVj7VdAz pic.twitter.com/KZzlbBRj1Q
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今回ZAIKOが発表した「Digitama™」は、DigitalTamashii(デジタル魂)の略語で、MultiBaasブロックチェーンミドルウェアを提供するCurvegrid社との提携により開発されたZAIKO独自のNFTサービス。このサービスによって、ファンはファンはブロックチェーン台帳を通じてアーティスやイベントのデジタルコンテンツを自分だけの物である証明をすることが可能になり、デジタルコンテンツをコレクションしたり、その権利を転売し利益を上げるなど、これまで例がなかった全く新しい価値観で自らのデジタル資産の所有権を持つことができる。また、アーティストや主催者はNFTがより高額で新たな所有者に転売された際に一部の収益を受け取ることができる。
現在、ZAIKOでは、この取り組みに対して関心のあるアーティストやイベント主催者と限定的に開発を行なっている。今後も限定的ではあるが、アーティストとの開発を継続していく予定とのことで関心のあるアーティストからの先行申込を限定数で受け付けている。NFTプロダクトに興味がある人は、こちらのリンク先で「Digitama™」の詳細をチェックしてエントリーしてみてはいかがだろうか?
written by Jun Fukunaga