音楽ソフト、モジュラーシンセに対応! 着せ替えMIDIコントローラー「Buchla Thunder Overlay」はここがすごい

薄くて軽いしかも着せ替えられる新MIDIコントローラーのモチーフは89年に生まれた伝説のMIDIコン「Buchla Thunder」だ。
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2019.01.30 10:00

様々な新製品が出展され、今年も音楽クリエーターの間で話題になったNAMM。その中でも注目したい最新のMIDIコントローラーが、Senselが発表したモーフィングコントローラーサーフェス「Morph」用の「Buchla Thunder Overlay」だ。 


着せ替えMIDIコントローラーのモチーフは伝説の「Buchla Thunder」


「Buchla Thunder Overlay」は、音楽だけでなくゲーム、グラフィック、文章作成まで様々な用途に使用できるコントローラーの「Morph」向けの着せ替えタイプのMIDIコントローラーといった内容の新製品で、1989年に発表された伝説的MIDIコントローラーの「Buchla Thunder」がモチーフになっている。




Abelton Liveなど有名DAWからモジュラーシンセまで対応 


Buchla Thunder Overlayでは、Abelton LiveやLogic、GarageBand、FL Studio、Reasonといった有名DAW(音楽制作ソフト)を従来のMIDIコントローラーと同じくUSBやBluetoothで接続してパラメーターをコントロール可能。しかも2018年2月に MIDI アソシエーションにより正式採用された新たなMIDIの仕様であるMPE(MIDI Polyphonic Expression)にも対応。鍵盤を弾きながら押し込む、鍵盤を揺らすなどの複数のMIDI情報を持つような演奏にもポリフォニックで対応する仕組みになっている。



またDAWだけでなく、 MIDIツール、MIDIデバイスと接続するためのインターフェースモジュールを組み込んだモジュラーシンセのシステムなら、そちらともMIDI接続することが可能。例えば、MPE互換がある「Poly」というモジュラーシンセ用のインターフェースモジュールを組み込んでいる場合なら、先述のような複数のMIDI情報が発生する類の演奏もBuchla Thunder Overlayを使ってコントロールすることができる。




本体のSenselにはほかにも音楽制作向けMIDIコントローラーが充実  


Senselには、ほかにもMorphユーザー向けの音楽用着せ替えコントローラーとして、キーボードやドラムパッドのほか、鍵盤、スライダー、ノブ、パッド付きのAKAI のコントローラーAPCのような音楽制作用オールインワンタイプもラインナップされている。またMorphの本体の重さはわずか0.4g、厚さは6.75mmだ。このサイズ感は市販されているタブレットとほぼ同じなので、従来のハードウエアMIDIコントローラーに比べ、ライヴ会場やレコーディングスタジオなどへの運搬時の手間がかからない点にも注目したい。




着せ替えMIDIコントローラーは価格面も魅力的 


Morph本体は現在、お好みの着せ替えコントローラーがひとつ付いて249ドル(約2万7000円)で発売中。ちなみにオーバーレイの価格は先ほどご紹介したキーボード、ドラムパッド、音楽制作用コントローラーがそれぞれ35ドル(約3800円)とお求めやすい価格になっているのもポイント高し。 


なお、新製品のBuchla Thunder Overlayはほかのものより少し高い59ドル(約6400円)で今年4月に発売予定。現在はプレオーダー受付中だ。新しいMIDIコントローラーをお探しの方は、購入を検討してみてはいかがだろうか?  

written by Jun Fukunaga

source: 

https://sonicstate.com/news/2019/01/24/namm-2019-sensel-morph-buchla-thunder-overlay/

https://sensel.com/collections/all/products/buchla-thunder-overlay

http://www.fukusan.com/products/polyend/poly.html


photo: Sensel




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